2022. 09. 17  
 
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 現在の御朱印獲得状況:①②③④⑥⑧⑱+⑨⑬⑩ 前回+3カ所 

 計10カ所 残り 23カ所

 
 え~と・・・

 ⑨番慈光寺に向かう途中、悪寒がしてきて発熱4日ほど寝込みました。

 慈光寺はあまりに体調が悪く、写真撮る余裕もなかった。
 ただ、何度か生き物が足元に寄って来たりしたのが印象的でした。

 その後、先週は⑬番、浅草寺。
 今週は⑩番正法寺にお参りしました。

 だいぶ近場は埋まってきており、もう少しすると日帰りは厳しくなり 一泊~二泊の旅を何回かする必要が出てきそうです。

 13番の浅草寺は、今まで何回か行ってて、超超有名な観光地だし、人多いだろうな~~とちょっと覚悟して出かけました。

 案の定、ぽつぽつ雨も降ってる天気なのに 修学旅行生や外国人観光客でいっぱい・・・にぎわってる。

 本堂もお参りの行列が長く出来ている。
 前に修学旅行生の集団がいて、男子が「お参りどうやるんだっけ・・・」
 女子が「二礼、二拍手、一礼だよ!」と教えてあげていた。
 で、「あ~そうか」 パンパンっ!(^∇^)

 観音様はにこやかにみつめてるんだろうなあ とか想う。

 順番まわってきましたが観音経唱えるのに3分はかかるので 短く 手を合わせた後、ちょっとよこにズレて読経しました。

 今回僕がこの巡礼で各お寺に入って必ずすることは主に、、


 ◆輪袈裟を首からかける
 ◆観音堂前で観音経を読経
 ◆お札を納める
 ◆御朱印を御朱印帖と笈摺(おいずる)にいただく


 くらいになります。
 もっと細かい作法も坂東のガイドブックに載ってましたが(鐘を突くなど)、場所によって出来ないことも多く、自分的には最低限の作法として上の4つだけを行うことにしています。

 さて、読経も終わったし、御朱印ももらい、人も多いから早く帰ろうかと思ってると





 ハッ(。Д゚; 三 ;゚Д゚)





 お札納めるの忘れてた! 
 
 あっぶね~~ これ家帰ってから気づいたりしたら後味悪いよ~~

 よかった、思い出せて。

 しかし、納経所はどこだっけ・・・と中国語が飛び交ったりしてる人混みの中うろうろしてると、本堂右横手にお札をあずかります的な表示が見えたので、入っていきました。
 お札をもって 顔をのぞかせると、「あ、こちらでいただきますよ」とお寺の方。
 そして、「どうぞ、中にお上がりになって見ていかれてください」と言っていただきました。

 どうもそこから、本堂の畳の上に上がれるようで、お焼香をしたあと、立派なご本尊の前でしばし、黙とう。

 なんか気持ちが落ちつき、気分よくなってきた。
 背後には、たくさんの人が並ぶ列が見えるんだけど、ここは別空間。

 本堂に入れるってことを知らない人が多いのか、それとも興味がないのか、、、広い座敷には数人の人が座ってるだけ。
 境内の人の多さに対して、ここに座ってる人があまりに少ないのでちょっと不思議な感じを受けました。
 
 主に納経所に立ち寄った人だけが入ってるからかもしれません。
 
 誰でも入れるのかな~?
 みんな、入れるってことを知らないから、入らないだけなのか。

 ちょっとその辺わかりませんけど、せっかく来たのなら 少し座ってご本尊の前でこころを鎮めるのがおススメです。 



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 本堂前はこんな感じ(Google 画像検索より)堂内は写真撮影禁止です。

 なんか 浅草寺って超メジャーな観光地でもあるし、仲見世のイメージもありどっちかというと俗的なイメージが自分の中にはありましたけど、、イメージが少し覆りました。

 というか、そもそも浅草寺の事あんまり知らなかったんだなーと。

 辺鄙な場所にある山寺の神秘感もいいけど、浅草寺周辺の賑わいも、お参りが終わったあとで見るとなんだか元気がもらえるものの様に見えてきました。

 坂東33はそれほど都市部のお寺は多くないと思いますけど、今のところ回った中での、賑わい度のTOP2は ④番 鎌倉の長谷寺と、⑬番の浅草寺ですね。

 帰宅してから、浅草寺が思いのほか良かったので縁起について詳しく知りたくなった。



 浅草寺は、1400年近い歴史をもつ観音霊場である。寺伝によると、ご本尊がお姿を現されたのは、飛鳥時代、推古天皇36年(628)3月18日の早朝であった。

 宮戸川(今の隅田川)のほとりに住む檜前浜成・竹成兄弟が漁をしている最中、投網の中に一躰の像を発見した。仏像のことをよく知らなかった浜成・竹成兄弟は、像を水中に投じ、場所を変えて何度か網を打った。

しかしそのたびに尊像が網にかかるばかりで、魚は捕れなかったので兄弟はこの尊像を持ち帰った。

土師中知(名前には諸説あり)という土地の長に見てもらうと、聖観世音菩薩の尊像であるとわかった。そして翌19日の朝、里の童子たちが草でつくったお堂に、この観音さまをお祀りした。

「御名を称えて一心に願い事をすれば、必ず功徳をお授けくださる仏さまである」と、浜成・竹成兄弟や近隣の人びとに語り聞かせた中知は、やがて私宅を寺に改め、観音さまの礼拝供養に生涯を捧げた。

 浅草寺に伝わる縁起には、観音さま示現の日、一夜にして辺りに千株ほどの松が生じ、3日を過ぎると天から金の鱗をもつ龍が松林の中にくだったと記されている。

 この瑞祥が、後につけられた山号「金龍山」の由来となった。また現在、浅草寺寺舞として奉演されている「金龍の舞」も、これに因む。
        
 浅草寺のサイトより



 つまり、1400年前に、漁師の兄弟の網にかかった観音像が浅草寺の起源になったということのようですね。

 で、ここからがちょっと面白いんですが、このご本尊は『秘仏』となっていてほとんど見た人がいないらしく、そもそもどんな形のものであるかもいろいろな伝承があるようです。

 20センチ大の青銅製の仏像であるという話し、5センチの黄金の像であるという話し、いや金ではなくプラチナであるという話し。

 でも思うんですけど、金の仏像が網にかかったらさすがに 何度も川に捨てたりはしないんじゃないかなーという気もするんですが・・・。

 浅草寺のサイトには以下の様に書かれています。


 ご本尊は、推古天皇36年(628)にご示現されたと伝わる。その後、大化元年(645)に勝海上人が定めた秘仏の制が掟として守られてきた。数重に及ぶ厨子に固く錠をかけ、絶対秘仏として寺の住職でさえも尊容拝見を慎んでいる。
 なお、ご本尊の大きさを「一寸八分」(約5センチ)と伝える書もあるが、これは江戸時代以来の俗説の一つである。




 やはりお寺の関係の方はおおよその形状や材質はご存知なのかもしれません。
 
 明治時代の廃仏毀釈では、政府の役人が秘仏を見ようとして強引に厨子の扉を開けようとしたところ、須弥壇に上がった一人が転落して死亡、残りのものも逃げ帰ったというエピソードがあるようです。

 ただ、この話しもネットに散見されるんですが出典がいまいちわからないので、どの程度信憑性のある話なのかはわかりません。

 でも、浅草寺の本尊が御開帳なども決してされず、かなり厳格に見ることを制限されている秘仏であるということはわかりました。


 本堂の中に入った時そのことは知らなかったんですけど、、、

 あの時目の前の扉の向こうに その1400年間 ほとんど人目に触れなかったご本尊があったのか~~

 と思い返して 少し胸が高鳴りました。


 浅草寺とその周辺の賑わいは1400年も前に漁師の兄弟の網にかかった仏像から始まった・・・

 ってことは、ある意味浅草の時空の中心はその暗がりの中にある 誰の目にも触れない仏像ってことですよね~~

 なんだかとても不思議な話しです。


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2022. 07. 02  

  坂東33カ所巡礼シリーズ。

  今回は栃木県奥日光の中禅寺です。

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  札所番号⑱番。坂東最北のお寺のひとつですね。

  現在、この熱波でほとんどのエリアが35℃前後の耐えがたい高温に・・・。

  さすがにこのコンディション下で歩き回るのは修験者ではない自分にはキツい。

  どこかに避暑もかねて行ける涼しい場所はないのか。

  と、最初に思いついたのは、銚子にある㉗番とかいすみ市の㉜番。

  このあたり気象庁の気温で見ても、いつも涼しげで前から気になっていた。

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  ↑これは本日(7月1日)の千葉県最高気温↑

  ㉜番近くの勝浦、㉗番の銚子の気温の低さは際立っている。
  特に勝浦、27℃って今日の東京都心より10度くらい低い。
 
  ふぁ~行きて~~.゚+.(・∀・)゚+.

  と思いましたが、問題は距離。

  銚子も勝浦も片道3時間、交通費は5000円くらいする。  

  一方奥日光は、同じく3時間弱だけど、交通費はちょこっとだけ安い。
  そして気温は、栃木の中では一番涼しい。

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 う~ん

 日光行くか(`・ω・´)

 悩みましたが、今回は奥日光中禅寺に決めました。  

 というわけで、翌朝の七時ごろ家を出て、武蔵野線→東武スカイツリーライン→特急けごん と順調に乗り継ぎ。

 午前11時前に東武日光駅に到着・・・そっから バスで45分 

 奥日光着!!

 おお・・・そんなに涼しくはないけど、暑くない(* ´ ▽ ` *) 多分30℃はないな

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 バス停前 男体山の存在感がすごい。



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 橋の向こうが中禅寺湖。水の色が美しい(((o(*゚▽゚*)o)))
 絵のような光景に見とれました。



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 平日(水曜日)の為か、暑さのためか、人はまばら。

 目的地の中禅寺立木観音まで歩いて、20分くらいです。


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  山門からの風景がまたいいんだな~~ 
  しかし、ホント静か。 さすがに土日はもっとにぎやかになるとは思うけど、何と言っても中禅寺だし。

  でも、鎌倉の長谷寺は平日でもごった返してたな・・・アクセスがまあまあ大変だからっていうのもあるのかな。

  空いてるって言うのもあるのかもしれないけど、輪袈裟を首からかけて入ってくと受け付けの方から声をかけてくれて、御朱印帖
 「御朱印押しておきますので、参拝してきてください ( ^ω^ ) 」とのこと。

  本堂でもお寺の方がいて、仏像の由来などについて説明してくださいました。


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 千手観音。
 1000年以上前に、中禅寺の開祖勝道上人が、中禅寺湖上に出現した観音菩薩の姿を一本の木から根を残した状態で彫り上げたそうです。
 
 スゴイ(゚△゚;ノ)ノ

 この勝道上人という方は 男体山を初めて極めた方でもあるようで、ものすごい人物だったのではないかとなんとなく感じました。
 1000年以上前の方ですが、時代を越えて伝わってくるすごさがあるような気がしました。

 今でこそ、日光は関東の代表的な観光地ですけど、かつてはとんでもない秘境だったんだと思うんですね。

 奥日光に入るにはいろは坂という峠を越えなければならないのですが
 今はバスに乗ってうとうとしてるだけで着きます。

 しかし
 明治期以前とか、車も電車もないころ、ここにアクセスするのは 多分めっちゃ大変だった。

 坂東33カ所が成立した鎌倉期ならもちろん 言うに及ばずです。
 相当な覚悟がないと来れない場所でもあったんじゃないかなあと思いました。

 半世紀ほど前までは路面電車が走っていて 日光と中禅寺や二荒山神社を結んでいたようです。日光軌道線という名称で、1910年からスタート、1958年に廃止されたとのこと(昭和43年)。


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 本堂の二階からの眺望。



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 山門の背後にそびえる 男体山の迫力。

 ここのエネルギーの中心は 中禅寺湖と男体山か。

 静かだし、ずっといたくなるような雰囲気。
 オフシーズンの平日に来るのがおススメです。

 さて、参拝も無事終わったので、中禅寺湖畔を歩いて見ることにしました。



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 中禅寺湖は一周26キロもあります。。。

 北側のハイキングコースになってるとこを歩きました。

 気持ちいい(ノ´▽`*)b☆

 しかし・・・ホントに誰もいないなあ~~と思ってると、、、

 前方を過ぎる人影がっっ

 いや、あれは人ではない・・・・

 あれはもしや もしや・・・・



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 お猿さんだ ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



 あなたは もしや 日光なんとか軍団の一員の方ですか??

 そうですよね、そうですとも!

 うわー 久しぶりにサル見た、うれしい~~ 自然がいっぱいだ~~

 とテンションがあがり、写真を撮りまくっていると



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 はい、襲いかかってきました(´・_・`)




 何かってにパンピーがカメラ向けとんじゃわれー!みたいな感じ?

 噛まれたりはしてないけど、結構ヤバそうな 雰囲気だった。

 多分、何食わぬ顔で素通りしたら大丈夫だったんだろうと思うけど、立ち止まってスマホ向けたりしたのがマズかったのだろう。
 街中の猫とか撮る感覚でやっちゃったのがダメだったんだな・・・

 あーびっくりした~~

 しかし、

 日光に参拝に来て 猿に威嚇されてる 僕って・・・(-∀-)と第三者的に俯瞰すると 爽やかな湖畔を歩きながら 顔がにやけてしまいます。

 危ないんだけど野生動物と絡めてちょっとうれしい・・・みたいな。
 鹿もたくさんみたし、奥日光の自然の深さを少しだけ体験できました。


 
 現在の御朱印獲得状況 ①②③④⑥⑧+⑱

 あと 26カ所 (一個しか増えとらん・・ いや、あの宇都宮のお寺とかも考えたんだけど 暑くて無理っす





2022. 06. 19  



  ちょっと故あって、現在関東の観音霊場を回っています。

  今回のは坂東33カ所を巡ることにしました。

  鎌倉時代頃に設立されたものみたいです。
  僕、四国88カ所はもちろん知ってましたが、東京をぐるっと取り囲む形でこういうのがあるとは知りませんでした。


  ↓心の師匠I先生に教えてもらいました。↓ I先生のサイトはこちら 師匠は森に生息されています。(半分ホント)
 

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 ↓コースは、こういう感じです。↓


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 おお~結構大変じゃね?(`・ω・´)

 この札所番号順に歩いて回ると、1000キロ以上の行程!

 まあ、でも、電車とバス使いますよ、もちろん。20世紀生まれなんで(´∀`*;)ゞ
 あと一回で回るわけではなく、時間のある時に分散して出かけるというもっとも楽なやり方。

 しかし、とんでもない辺鄙な場所にあるお寺もあって、特に21番とか 茨城の北端にある日輪寺あたりはちょっと大変みたいです。
 なんか、JRの駅から30キロバスに乗ったあと山道を7㎞歩く必要があるとかで・・・
 一日でこのお寺一つ回るのが多分、精一杯。

 今の日本でも、ある種、秘境みたいなところってあるんですね・・・

 とは言っても、市街地にあるお寺なら、一日に3つ4つは回れます。

 現在御朱印ゲットしたのは、①②③④⑥⑧ です。
 2日日間で6カ所巡り、 神奈川はあと二つでコンプリート。
 というのも、最初のお寺が鎌倉周辺に固まってるからできたんですね。

 あと、27カ所!((((;゚Д゚))))))) ぐは

 スタートの鎌倉、5,6年ぶりに行きましたが、 いや~~人すんごいんですよね・・・平日だったけど。
 大河ドラマの影響とかあるん??

 特に4番札所の長谷寺 というところは、鶴岡八幡宮と並ぶ観光スポットってことで、混み方が尋常ではない。
 タッチパネルで拝観チケットを購入したりとか、ID払いもできたり 観光地感がスゴい。
 
 僕ね~~こういう巡礼のお寺って全部ひなびた山寺みたいな場所かと勝手に思い込んでたんですよね。
 そこを、菅笠かぶって、白衣姿で、金剛丈をついて回るのが巡礼ってもんだろうと・・・
 バックにはヒグラシがかなかなかなーと鳴く 石段を登ってくみたいなさ(イメージ先行型)

 まあ、さすがに電車にも乗るし、菅笠に白衣はちょっとなーというのがありましたが、一応、数珠と輪げさは一応買ってきたんですよ。

 輪袈裟ってこういようなもんで↓首からかける、多分略式の袈裟みたいなものですかね。

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 お寺にはいる時はこれ一応首からかけることに決めていましたけど、いやいやこんなん つけてるの誰もいない。しかし目立って恥ずかしい!・・・・ということすらなく、混みすぎていて、目立ちようがない。満員電車でノーマスクだと逆にバレないのと同じだ。

 本尊の前で 観音経を唱えることにしてたけど、こんだけ混んでると それも躊躇される。
 
 人が多すぎて疲れそうなので、短く参拝後御朱印をもらってそそくさと 退場。

 閑寂とした山寺のイメージは意図も簡単にひっくり返されました。

 ていうか カップルだらけやΣ(´Д`lll)エエ!!

 でも境内はきれいで、見どころは多そうなお寺でした。

 同じ33カ所に含まれていても、いろんな個性があります。

 すごく家の庭っぽい感じがする境内で よそんちにお邪魔してるなぁと感じたり、逆に観光地だなあと感じたり。

 I先生が、「M君自身の五感で お寺や観音像の雰囲気を直接体験しながら 巡るのがいいよ」と言ってたけど、確かに五感的メモリーバンクは豊かになりそうです。

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 ↑こちらは、6番札所の長谷寺。鎌倉の長谷寺と名前は一緒だけど、だいぶ雰囲気が違います。

  出会った参拝者は、4,5人だけ。とても静かで、癒されました。観音経も落ち着いて唱えられる。

  最初に勝手に思い描いた山寺のイメージに限りなく近いたたずまい。
  秘境感アリ!

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 本堂の近くから市街地が見下ろせます。気持ちいい~~

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 ここって、神奈川の厚木市内から、バスで僅か2,30分なんですよね。

 市内はなんでもある首都圏の都市って感じでしたが、バスで西の方に10分、15分走ると連なる山(丹沢山系か?)や川に森が広がり、いったいここはどこだ??という景観になりました。

 考えてみれば、神奈川の北西部、厚木も町田も今までちゃんと電車から降りたことがなかった。厚木市って深い山地とほぼ隣接してるんだな。

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 意外と自宅からも近いあたりにこんな場所があったことに驚きました。

 秘境って割と身近にあったりするのかもですね。

 古来から設定されてるルートを回るって、自分の意志と関係なく、見知らぬ風景と出会えるのでよいかもしれません。

 あと27カ所、、、満願はいつになるかわからないけど、どんな見知らぬ風景と出会えるのか楽しみです。





2021. 04. 23  

 どうも鹿島が気になるので 巡礼してきました。


 初鹿島です。というか 茨城自体もしかして初訪問かもしれません。

 鹿島神宮は、地震を起こす大鯰を抑えている『要石』があることで有名な場所。

 前から 一度 要石見とかなきゃなと思っていました。

 とても歴史ある場所で、平安時代に神宮と呼ばれていたのは 伊勢神宮のほかに香取神宮とこの鹿島神宮だけだったとか。

 アクセスは簡単で 東京駅からバスで2時間ほどで到着(^-^)/


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 とにかく 森がすごかった~~

 敷地内のかなりの部分が 原生林のようなやや鬱蒼とした森になっていて その木々の間を歩くことができます。

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 樹齢の古そうな巨木ばかりなので、違う時間の中に入っていくような錯覚におそわれます。

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 こういう道を歩いてくと↑

 要石に到着! しばし お祈り_(._.)_
 
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 こちら御手洗池(みたらし池)↓ すごい雰囲気的にキラキラしてました。

 もともと禊をする場所のようです。

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 湧水が湧いていてペットボトルで持ち帰ってる方もいらっしゃいました。

 自分的には 森と このみたらし池周辺が とてもパワーを感じる気がしました。

 みたらしだけに 池の前のお団子屋さんで小休止。

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 (食べかけの写真で なんかすんません) 

 とてもおいしかったんですが あんこときな粉がいっぱいでジーンズがきな粉まみれになった(すぐこぼす習性あり)

 鹿さんに人参をあげたりしました。

 鹿の目って結構マジなので一瞬こわかった。

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 神宮から 鹿島神宮駅まで戻り 田んぼの間の道を30分ほど歩くと 一の鳥居です。
 
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 近隣のどかですごいなごみます。げこげこ 蛙の声を聴きながら歩く。

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 ただ ひとつ注意点!! (*`皿´*)ノ

 それは 

 車ないと移動手段が ホント少ない(´;ω;`)

 日頃歩き慣れてるので 神宮駅から一の鳥居までの往復(5,6キロかな?)は、余裕でしたが 海岸の鳥居から宿泊先のホテルまでは15キロほどあり さすがにこれは荷物も重いし夕方だし無理。

 で、ホテル方面までバスの時刻をググると 

 待ち時間→あと2時間ほど (o゚□゚)o≪≪≪ワアァァァァァァッ!!

 やってしもうた・・・先に調べとけばよかった。観光地だしなんとなく一時間に2,3本はあるかと甘い予測が裏目に^^;

 やむなくミニストップさんで コーヒーとチキンを買い 時間をつぶすことに。。。あー疲れた・・・ぐったり

 旅行行くと あまりプラン立てずに動きまわりがちなので 結構こうなる。

 今回も二日で25キロ以上歩いてた (*σ´Д`*)

 ホテルとるなら 鹿島神宮近辺がよいかも??


 
 有名な聖地に行くのは 去年の春に久高島に行って以来です。

 しかし なんでこのタイミングで鹿島行ったのかな。

 帰ってからゼロ磁場に関する本を読んでて、中央構造線沿いにパワーのある神社が多いということを知りました。

 中央構造線は日本列島を横断する断層ですが、この断層の近くには 磁場がゼロとなるポイントがいくつかあるようです。

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 で、この中央構造線上のパワスポ 東端が 鹿島!! なんですね。

 観光の看板に「はじまりの地」って書いてあったけど、大地の気の流れ 龍脈みたいなものの東の始まりって意味もあるんでしょうか。

 伊勢と天河はだいぶ前に訪れました。

 四国~九州 と 東の方はまだなので、次は諏訪大社を皮切りに ちょっとこのラインをせめてみたいなと思ったりしています。

 諏訪大社って 中央構造線と 糸魚川静岡構造線がクロスる場所にあるんですよね~~なんかすごい。

 しかも ここってユダヤ文化の名残があるお祭りがある地じゃなかったかな。モリヤ山もあるんだよな~


 よし、次は諏訪行く(*・`ω´・)ゞ 


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2018. 10. 27  

  昨日は夜勤の泊り明けだけど、なんか呼ばれてるような気がしたので江の島へ。

  江の島はだいたい3~4年に一回くらいのペースで行ってる。

  前回は2015年の2月だった。

  今回の江の島は 雲が多かった。

  でも雲の間から光の柱がたくさん 降りていて幻想的な雰囲気。

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  奥津宮で前に並んでた女性二人組が 「急に予定があいてさー 呼ばれたんだね今日は」みたいな話しをしていた。

  その後ろにいる僕も まったく突発的に 今朝行こうときめたみたいな感じだったので、今日はなんかスペシャルな日なのか?と思ったりした。  

 実は昨日は 260日が1サイクルのマヤ歴では KIN1の日。
 つまり元日みたいなもの。 
 予定を合わせたわけじゃないけど、たまたまそんな日に行く運びになった。

 みなさんの生活にも何か新しい展開を暗示させる イベントありませんでしたか~?


 昨日の江の島を歩いていると 陽性のとても活性化するエネルギーを感じた。 

 まあ江の島というとカップルが多いし、参道入り口の飲食・お土産物屋さん密集地帯は人が多くて 通常僕的にはかなり疲れる。

 タキシードとドレスを着た新郎新婦が海の見える丘で 写真撮影をしたりしてた。

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 ↑こういうのの江の島バージョンですね(*´~`*)

 平日だけど やっぱり江の島はいつもにぎわっている。

 しかし

 今日はそういうもろもろがあまりネガティブには働かず、新郎新婦のムードみたいなものが、さーっとこころを震わせて じわっと熱くさせるような 高揚させる方に働いてる感じがした。

 僕は多少共感覚があると思うけど、、、それが結構いい方向に開いてる感じと言うか・・・だった。
 
 今までも江の島のエネルギーは心地よいと感じてたと思うけど、今日はその中でもかなり良かった気がする。

 香ばしいタコせんべいの匂い(食べてないけど) とか はしゃいで「覚醒がどうとか~」って話しをしながら通り過ぎるスピ好き女子集団とか カップルとか 海の香り や光 そして江の島のエネルギーが相まって

 総体的に女神的なものの、あのエナジー感として 感じられる
 陽性で きらきら美しく 活性化する力として



 特にやっぱり奥津宮で合掌してると、かなり気持ちのよいものを感じた。

 江の島は、なんかこの奥津宮・龍宮社あたりから岩屋あたりまでが、より一層江の島の本領発揮というか・・・
 パワーの質が違う気がするんだけど

 稚児ヶ淵に出る階段にさしかかると、雲間から太陽がのぞき、海が輝きだした。

 その美しさに息をのむ。

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 あーヤバい 海綺麗だ~~ 

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 岩屋には入らず 前で一礼して Uターン。

 いやーもう充分っす^^

 なんだからわからないが、とても気持ちの良い江の島でした。

 浜で拾った貝   

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2018. 10. 21  


今週はずっと曇りがちだったけど、月曜日に埼玉の高麗(こま)神社に参拝に行ってきました。

 ちょうど去年の今頃、お参りして本殿で祈願してもらい、一年以上経つのでお札を収めるため。

 こことのご縁はちょっと不思議な感じでして・・・

 去年の夏ごろあまり調子よくない時、職場の人に何気なく

 「どっか 運気がぱーっとよくなるような パワースポットありませんかねー?」と尋ねたのです。

 すると

 「高麗(こま)神社がいいよ」という答えが返ってきました。

 ちなみにその方は特にスピ系に興味があるとかいう人ではないんですけど

 なんでも 厄年の厄除け祈願で何年か前に参拝したそうなのです。 

 僕は「そうですか~行ってみようかな」と言いながら

 (あっれー?高麗神社?どっかで聴いたよなー)

 と引っかかって よく考えてみると 数年前に I先生の修道会で先生が高麗神社の宮司さんと話した、というエピソードを聴いてたんです。

 あっ それか!! これは行けって やつだなΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

 と直感し お参りしました。

 場所はJR高麗川駅から 歩いてだいたい 15~20分くらい  
 高麗川駅は埼玉の飯能から2駅ほど、新宿からだと一時間ちょっとのロケーションです。

 駅から神社までの道のりもとっても静かで

 境内はすごく良いエネルギーに満ちています。

 これは相性とかもあると思うので 一概には言えないですけどね~

覚醒体験された方も高麗神社は気がいいと言われてたので、なんかあるんでしょう。

 僕にとっては、ずっといたくなるようなそういうバイブレーションに近いものでした。 

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 なんか今結構こちゃこちゃしたとこに住んでるので、100メートル四方誰もないような田舎の空間に 解放感を感じるということもあると思います。

 静かで広い場所に行くと、頭がすっきりクリアになり 本来の自分に帰った感じがします。
 騒音や 電磁波  その他の干渉するエネルギーからフリーな空間は都会で生活していると貴重です。

 今回はお札をお返ししたあと、本殿でまた祈願してもらいました。 

 その後帰路についていると  人なつっこい猫にゃんと目があい その後ぐんぐん距離を詰めてきました。 

 僕は猫はホントにもーぶん殴りたいくらい好きなんです (危険かっ)
 もとい、ねこ鍋にしたいくらい好き

  

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 気が付くとこんな関係になっていました 

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 はっΣ(゚д゚|||) 動けん

 しばし砂利の上に座り込んでのヒーリングタイム(((o(*゚▽゚*)o)))
 猫の重みいいなあ

 そうこうしてると、一人女性の方が近づいてこられ、
 ちょっとお話ししました。

 なんか猫好きさんみたいで、
 うちでたくさん飼ってらっしゃるそうです

 「すごい安心しきってますねー 猫は人間のオーラを見て判断してるんですよー 優しい人だとわかるんです」

 みたいなことを。

 優しいだなんて えへへー(´∀`*;)ゞ
 こいつ、きっと誰にでもこうなんすよー
 僕はさっきからぶん殴りたいのを必死に我慢・・・・

 え、オーラ?Σ(゚Θ゚)

 ちょっと雰囲気とかが、なんか持ってる系の方にも見えました。

 霊感ある人かなー

 わかりませんが、有名なパワースポットらしいので、能力系の人も結構来そうな場所です。

 ネットで調べていると、どうもこの神社は龍脈上にあるという話しが出てました。 

 なんでも長野県諏訪からの気の流れが飯能そして、神社のある日高へと流れ込んでいるらしいです。

 そうなのかー

 いやね、神社だけじゃなくて その一帯 高麗川駅からの道のりも すごいいいエネルギーなんですよね。
 イヤシロチなのかなあ。
 
 高麗神社は、その字を見てもわかるように、新羅に滅亡させられた高句麗国王族の末裔などが日本の朝廷に帰化し、この一帯に住み始めたことが神社のルーツのようです。
 ご祭神は、高句麗王族とみられる、高麗若光(こまのじゃっこう)です。

 鳩山一郎氏などが参拝後 次々に総理大臣になったので 「出世明神」として知られているらしい。
 文学者では坂口安吾、太宰治や壺井栄、など。
 昨年には天皇陛下も参拝、1976年には皇太子さんも参拝されている模様。

 いやまー出世って言っても、僕、ほとんどどこにも属してませんので、 
 そもそも「出世したい」って思ったこと、生まれてから一度もないので
 まあ、あれなんですけど。

 広い意味で 「成功したい」、「お金欲しい」「愛されたい」とかそういうのは多少ありますが。
 
 でもそういうの抜きで 純粋にいい気が満ちていて 癒される場所として 僕は感じています。
 だから定期的に行きたくなるスポット。

 また参拝したいし、近辺のハイキングコースも歩いてみたいなーと思います。
 ご縁ができたことに感謝(#^.^#)

 おススメ!度 ☆5つ!!(ノ´▽`*)b☆



2018. 03. 14  
 ひょんなことから、奈良県大神神社に参拝し、そのご神体である三輪山に登拝してきました。

 大神神社はJR三輪駅から歩いて10分ほど。
 京都駅から電車で一時間ちょっとで到着。今週日曜日でした。
 
 

 

 三輪山は古来より霊山として敬われており、霊能者江原啓之さんによると日本で5本の指に入るパワースポットだとか(と言う説がネットでたくさん出てくる) 

 実は僕この辺一度来たことがあります。

 ブログ記事にもしたけど、8年半ほど前に姫宮亜美さんという方のスピリチュアルツアーに参加したことがあり、そのツアーの最後がこの大神神社近辺だったのです。

 近くの三輪ソーメン屋さんで食事をして、駐車場の片隅でタバコ吸ってたような・・・んな記憶が。

 そのツアーでは確か大神神社には行かず、その摂社である桧原神社というところにみなでお参りしたのでした。
 この桧原神社は元伊勢と呼ばれている神社です。
 大神神社境内からだと徒歩20分以上。 

 道しるべの案内板が見えて
 なつかしかったので一瞬また行ってみようかと思ったけど、時間がなくて今回は見送り。

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 あれから8年半。 

 そのあと、震災があったり日本世界でもいろいろあったし、自分の人生にもいろいろ変化がありましたが、8年たって図らずも戻ってきたということは「あーとりあえず一周したのかな?」みたいなちょっとホッとした感慨も感じます。
 まあ、どこを一周したかはよくわかりませんが。

 
 三輪山にもそのツアーでは登らなかったので、今回初めて。

 白装束代わりとなる鈴のついたタスキを首にかけて、こういう杖を借りて出発しました。
 ちなみに登拝には割としっかりした規則があり、写真撮影、飲食、喫煙など一切禁止。
 体調管理のための水分補給だけ認められています。

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 鳥居に一礼して入山しました。歩くたびにちりんちりんと鳴る鈴と杖とでプチ行者気分になってきます。

 日曜だったためそこそこ登ってる人も多く、話し声も聞こえますが、山のエネルギーはすごく澄み渡っているように感じました。

 それとなんか地面がキラキラしてるようなんだけど、なんなんだろうか。
 いやースピ系のそういう不思議知覚じゃなくて、実際に地面とか石とか日の当たってる部分にキラキラした金粉みたいなのが見えるんだけど。
 これって普通の山でもこんなんだっけ?登山久しぶりなのでよくわかりません。
 なんか光を反射する鉱石みたいなそういう成分が土壌に多いんでしょうか。

 僕は人の多い山は「こんにちは」疲れするのでちょっと苦手です。
 この日も100回くらいこんにちはと言ったような。
 「もしやこれは、こんにちは行か!(゚△゚;ノ)ノ」と一人突っ込みながら
 でも登っているとそんなことも徐々に気にならなくなってきました。

 驚いたことに裸足で登ってる人たちが結構います。
 5,6組は見たでしょうか。
 あー確かに足元からもここのエネルギーが入ってくればすごそうだ・・・

 頂上まで一時間弱くらい?
 それほど疲れはしませんでした。
 山頂の磐座付近の地面に目を閉じて、手を触れ、その波動を感じさせてもらいました。

 帰り道は途中から靴を脱いで裸足歩きにチャレンジ!
 足の裏真っ黒になったけど、いい経験でした。

 この三輪山登拝口は、狭井(さい)神社の前にあります。
 
 さて余談ですけど、大神神社の拝殿前に巳の杉というご神木があります。
 神の化身である白蛇が住むという伝承があり、好物の卵とかがお供えしてあります。

 僕、結構宇賀神ですとか、蛇系の神様が好きなのもあり杉の前で写真を撮ってみました。

 それを夜ホテルで見てると、杉の写真だけ、青白い線が画面横切って映ってて

 (o゚□゚)o≪≪≪ワアァァァァァァッ! ォ━━(#゚Д゚#)━━!!! (」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ

 おおー白蛇様じゃー白蛇様がおいでくださったーーっ(←さあ、村の古老風もしくは、ナウシカのばば様風に読んでみよう!)

 とテンションが上がったりしました。
 いや、実際はなんでもいいんです、白蛇様だったことにしときます。

 こちらはwikiの三輪山と鳥居の写真。
 なんとも日本人のこころに眠る神々への畏怖の念を呼び起こすような姿です。
 
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 そういえば奈良には前から気になってた 益田の岩船もあるし、、、

 一日青汁いっぱいで過ごされてる森美智代さんの断食リトリート「あわあわ」では確か、断食の最終日にその岩船に出かけるんじゃなかったっけ。

 やっぱ奈良ってなんか底がふか=いですね。超古代文明の痕跡がそこかしこに。
 次回は岩船に行ってみたいです。

 岩船はこんあたり。

  

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 ■おまけ■







2009. 06. 08  
  以前書いたA・Hさんの太陽の道を辿るツアーに参加して、昨日帰宅した。

  新大阪に集合、バスに乗って初日に奈良県宇陀市の室生寺に参拝し、翌日は桧原神社へ。
  室生寺と、桧原神社、そして伊勢は同一直線状にありこれが太陽の道、光の道ということのようだ。桧原神社は最初にアマテラスが祀られた場所だと言う。(大神(おおみわ)神社近く)比較的小さな神社だったが、とても感じのよいところにあり歴史を感じさせる鳥居が印象的だった。室生寺も景観と空気感が素晴らしかった。

 とてもエネルギーのあるツアーだったと思うので、自分の中のいろんなごちゃごちゃがたくさん浮かびうあがってきて大変な面もあったが、勉強になったことも多かった。食事は、光を吸収するのをサポートするためということで精進料理が出た。いつも肉はあまり食べないが、ここまで野菜ばかりでお腹がいっぱいになるのはなかなか不思議な気分になった。が、からだは喜んでいる感じだった。

 A・Hさんは「聖母」(マリアや、いろいろな女神のルーツとなる意識)からメッセージとエネルギーを降ろして話しをするというスタイルで講演、トーク会などをされているのだが、前回の記事で「お母さんは人に考えさせたり努力させたりする」というI先生の言葉を書いたが、今回のツアーで感じたのもいろんな未消化の感情などが浮上してくるという感じだった。

 この世界にはいろいろなエネルギーと教えが存在しているようで、神様で頭がバキバキになるようなこともあるし、周りとの関係性とか、人間的な調和のようなものを修復したり見直させたりする力も存在しているようだ。ベジタリアンで、素敵にやってる人もいるし、肉食でも素敵にやってる人もいる。

 A・Hさんはあまり「悟り」のことなどは言わないし、優しさや、癒し、まわりと一緒に幸せになっていくことが話の中心になることが多いので、僕はこの人は真理をわかっている人ではないとどこかで考えてたりしたが、「悟ってる悟ってない」ということ、その1かゼロかで判断すると言うのも短絡的ではないかと思い、せっかくなのでその場で受け取れるものになるべく心を開いて置こうとはしていた。

 最後に、昔メキシコに出現したグアダルーペのマリアのカードをもらった。
 このマリアは、黒い月を踏んでいるが、これは女神が古い幻想を溶かしていく姿を現しているという。
 1531年に出現し、先住民を弾圧から救済したという。浅黒い肌をしている聖母だ。

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 聖母の出現については、ファティマやルルドなどは有名だが、グアダルーペのマリアと言うのは初めて知った。

 『聖母のやり方はひそかで、仰々しく宣伝したりはあまりしないです』、というA・Hさんには自然と人を幸せにさせるようなある種のホンモノ感があったので、いい経験をさせてもらったことを感謝していようと思う。そして神さまへ向かうことと、周りとの調和を自分の中で統合させて行きたいと思う。

 今後は鳴り物入りの宣伝によってではなく、ホンモノ感によって自然と人を集めていく人が時代を導いていくのではないかと思う。
 どのようにか?というと、それぞれの人に宿る、愛と真理であるところのホンモノの自分を発見させることによって・・。

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 女人高野室生寺 入り口

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700段の石段を登り、奥の院へ

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2009. 01. 01  
 御岳山にて初日の出を迎える。
 寒さも忘れる星空と、東京の夜景。
 そしてテレビでは何度も見たことがあるけど、徐々に地平線に近い雲間から太陽が顔を出すのをこの目で見た瞬間は、なんとも言えないような感覚を感じました。生まれて初めて見る初日の出は美しく、力をもらいました。


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2008. 08. 21  
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 早朝7時前。
 神社から太鼓の音が聴こえてくる。
 昨夜民宿の奥さんから聞いていた、朝拝の合図らしい。
 障子から差し込んでくる朝の光がきれいだ。
 騒音の少ない環境にいると、ちょっとした光や音の変化に敏感になるようだ。

 でも眠いな~・・・・行こうかな~止めようかな~・・・

 寝床の中でごろごろしてると次第に目も冴えてきた。
 行くか! 

 拝殿への石段をあがっていくと、中からすでに宮司さんの声が響いてくる。
 中には巫女さん含め3人くらいの人が椅子に座って、祝詞の書かれた冊子を手に持っている。
 僕も椅子のひとつに座るよう勧められた。
 おおーこの祝詞をあげてる人が噂の柿坂宮司だろうか。
 朗々と流れる声が少し変わった反響で響いている。
 
 終了後、宮司さんから参加者への短い言葉があり、巫女さんからお神酒が勧められた。
 それをくいっと飲み干したあと、もう一度手を合わせて拝殿をあとにする。

 胃の辺りがあったかくなり、そのまま部屋に戻りたくない気分だ。
 少量だったが、すきっ腹に飲むと効く。
 ぶらぶらと昨夜来た、天の川温泉のあたりまで歩く。
 立派な地蔵堂の側の石碑になんとなく目を向ける。
 そこには地蔵堂の由来が記されていたのだが、昭和50年代のお祭りのときに、この近くで写真を撮ると橋のたもとに弘法大師様が映った、このお堂はそれを記念して建てられたという。

 この石碑の文を読んで、うわー天河っていっちゃってる(悪い意味ではない)場所なんだなと改めて思った。写真にどの程度はっきり、どんなものが映ったのかわからないが、普通はそこまでせんだろと思う。
 
 食事のあと、10時過ぎ頃に宿を出て、奥さんに教えてもらった鎮魂殿の方へ歩く。
 

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 鎮魂殿。本社の建物に使われていた木材で造られたとの事。

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 少し歩くとすぐ山道になり、こんな看板。
 しかし、十分注意って言っても、どう注意すればいいのか・・・・。
 熊に会ったらどうしろと言うのか!!(怒)

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 おお・・・幽玄。
 これ以上こちらに進むのは止め、一旦引き返し、みたらい渓谷の方へ。
 天河神社からは徒歩約4,50分くらい。

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 道の脇の側溝を流れる水も異様に透明感アリ。
 そのうち
 大きな吊り橋や、巨大にせり出した岩の下を通過したりと、若干アスレチックな行程へ。
 それは面白いのだが、あまりにも誰とも会わないので心細くなってくる。
 と、同時にさっき見た熊の看板を思い出し、ひとりでに歩調が早くなる。
 

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 みたらい渓谷。

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 渓流を見下ろす軽食屋さんで休憩。
 座敷でカレーライスを食べる。
 時間は12時過ぎ 
 下市口へのバスは村から一日3,4本しかない。
 次のバスは14時で、これを逃すと今日中に東京へ帰るのが難しくなる。 
 バス停まではここから一時間もかからないから、十分間に合うだろう。
 でも、もし間にあわなかっても、こんなところに「止むを得なく」もう一泊できるならいいなあと思った。 そしてさっき出てきた民宿に戻って、「いや~バスに乗り遅れちゃって・・・」と言ってる自分を想像したりした。河の音を聴きながら食べるカレーは妙にうまかった。



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 天河大弁才天のシンボル五十鈴




2008. 08. 20  
  早朝実家を出て、近鉄線で下市口という駅へ。
  京都駅からだと約100分程度の場所。
  天川村へのバスの発射時間までぼーっとする。
  下市口には時間をつぶすところがないと聴いてはいたが、確かに・・・。
  駅を出ると、商店街があるが軒並みシャッター降りてるし。
  去年、御嶽に行った時と同じく、また「千と千尋の神隠し」を連想する。 
    

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  バスで山道をゆられること50分、天川川合の総合案内所前に到着。
  今日の宿は天川神社のすぐ前の民宿。
  案内所で尋ねてみると、天河弁才天までは、歩いて40分ちょっとだということなので歩くことにする。というか、歩くしか方法はない。案内所のすぐ前には村内唯一の信号が立っている。

 歩いていると・・・

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 おーっ吊り橋だ~~。同時に五人以上は渡らないで下さいだって・・・。
 水がきれい。

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 昼食をとるため喫茶店に入る。
 お客さんは誰も居ない。今日は日曜だし、ママさんいわく、昨日で観光客はほとんど帰っていったということ。注文した「たまごうどん」を食べながら、しばし世間話し。話が長引くほどに、店を出るタイミングに戸惑うw

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 あ、入り口に着いたらしい。
 こちらこそ、呼んでいただいてありがとうございます。

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 民宿は7800円のそこそこ安いところだったがふすま一枚隔てて、20代の女性二人組みが入って来たので落ち着かず困った。がらんとした部屋の畳の上に寝転がっていると、隣の部屋からの会話が耳に入ってくる。

 「この辺、手をつないで輪になってUFOを呼んでる人たちがいるんだって~」

 ・・・・・・・・・・・・・

 「なんか超眠いよね」
 「さっき隣の部屋にあった本に書いてあったけどこのあたりに、人を眠くさせるようなエネルギーが強いらしいよ」
 「眠くさせるエネルギー?」

 ゴホゴホ

 「風邪?」

 「のどの調子が悪くて・・・でも風邪じゃないと思うんだけどな・・・」

 (うん、うん、それはきっとエネルギーがシフトしてるんですね)

 いつのまにか頭の中で、隣の会話に加わっていて寂寥感に襲われるw

食事のあと、天の川温泉へ入浴に。
 夜になるとあたりは一層神秘的な雰囲気に変わる。

 他の人たちが寝静まった頃、布団を抜け出して縁側へ出てみる。
 満月が神社の背後の山を照らして、山の上のほうに霧が漂っているのが見える。
 不思議な空だ。「天川」という言葉からイメージするのかもしれないが、宇宙とつながっているような、ずっと見ていたいような感じがする。

 小さな光が点滅しながら、飛んでいた。

 あっ!UFOだっ

 ・・・そんな訳ないか、トイレ行こ・・・・

 用を足して、また縁側から夜空を見上げると、

 またさっきのような光が、今度は山の方に向かってゆっくりとすべるように飛んでいく。

 その少し上には同じようなタイプの飛行物体が、逆方向に飛んでいく。

 飛行機?でしょ・・・ 

 ふたつの飛行物体の間には、白い光が点滅しながら山の方に飛んでいく。
 耳を澄ますとジェットエンジン音が聴こえ、これは飛行機ぽい。
 
 じゃ、あのふたつの光は??飛行機ってこんな飛んでるもんだっけ??

 それともどこかで輪になって呼んでる人たちの祈りが通じたのだろうか。

 


2008. 07. 09  
 先週の金曜から、二泊三日で富士五湖周辺を周ってきた。
 
  前日から突然のどが変になり、旅行中ずっと風邪の様な症状でからだがダルかった。

  そのダルい体のまま移動したり、風穴の中に入ったりしたのでちょいときつかったけど、面白い旅だった。

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北口本宮富士浅間神社

平日だからか境内にほとんど人がおらず、静かでとてもいい感じの場所だった。

アセンションだか、悟りの時代だかなんだかわからないが、新しい時代が平和に始まることをお祈りした。

これは勝手な憶測になるかもしれないが「富士」というスポットとそれにつらなる見えない世界が、意識の変革や、時代の変化に大きな役割を果たしているのではないかと、そんな思いがあった。

以下マーヤ話なので適当に読んでくらさい。

帰ってから、夜中に目が覚めるとまたいつものごとく「富士神界・・・」という単語とぼんやりしたイメージが残っていた。イメージ・・・富士をとりまくある種の巨大なエネルギー場、何万年も前から存在し、人間の活動を認識し続けていた意識、それは想像を絶して、大きく、人間離れした叡智に満ちている。

絵を描いてみると、富士の山頂から伸びたエネルギーが、びょーんと銀河の中心へとつながっているようなそんなのが出来た。

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・・・・すんません、あまり絵心ないんで。

「富士神界」でネット検索してみると、あるブログに次のような記事があった。

「日本神界には、天津神界と国津神界とがあり、伊勢神宮に対応すると内宮と外宮である。両者の神界を代表して日本神界というが、その中枢が富士に置かれていて通称:富士神界という。
この富士神界は、世界の主たる神界と比べてもその大きさは太陽系を超え、銀河の中心太陽=セントラル・サンにまで達している。

日本の「神道」は、宇宙の道たる「大道」の雛形であり、ここ富士から宇宙へ羽ばたく道が用意されている、この大道に入ることを昔から、『鳳凰が羽ばたく象徴』として崇められてきた。

マヤの預言では、2013年に地球が光の次元へアセンションするという話がありが、この銀河系からの光への流入は、すべて富士を窓口にして入ってくる。
地球最大のエネルギーのポータールである。」

しかも、このブログ・・・この記事が初エントリーのようだが、その日付が7月4日・・・僕が旅行に出発した日だった。

最近こういうシンクロが変に多い。
個人的にはシンクロが多くても、それがその物事の正しさを証明しているとは必ずしも思わないが、同じようなエネルギーが異常に同調しやすくなっているようなそんな感覚は受ける。
それ自体が新しいエネルギー法則の時代がすでに始まっていることの証しかもしれない。
今までも「類は友を呼ぶ」と言うように同じような性質のエネルギーが磁石のようにひきつけあう、ということはあって、だからこそそんなことわざが出来たのだと思う。

きいた話しによると、その法則がどんどん強まっているようで、「魂が整列を始めている」らしい。
これは、今までばらばらに存在していた似たような質の存在が、集合し始めているということのようだ。
死後の世界は同じような性質のもの同士しか会えないが、いろいろな人たちが同じ世界に生きていることがこの世の醍醐味であるとスピリチュアリズムなどでは言うが、これからは地上が霊界チック(同じ性質が寄り集まる)になっていくのだろうか。

これも「透け透け現象」とともに今後さらに増大していきそうな予感がする。

旅行中ずっと曇ったり晴れたりで、なかなか富士の全貌が見えなかったのだけど、帰り道のバスの中できれいな姿が見えて感動した。下は根場癒しの里にて、ちょっとだけ頭を見せてくれた富士。

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ありがとうございました~♪

2008. 01. 10  
 京都に帰省したついでに、松尾大社と蚕の社(木の嶋神社)に出かけた。

 この二社はどちらも「秦氏」ゆかりの神社。蚕の社には日本でここにしかないという三柱の鳥居がある。

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 松尾大社は亀さんがいっぱいだ。その昔神の使いの亀が現われたという伝説のためらしい。

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 こちら蚕の社。僕が行った時は境内にはほとんど誰もおらず、ひっそり。
 1300年以上昔からあるという、京都でも最古の社のひとつらしい。

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 問題の三柱の鳥居。実は原始キリスト教徒である景教徒がひそかに来日しており、彼らが造ったものだという説も。P1070066.jpg


 昨年の終わり頃から、日本に残された古代ユダヤの痕跡に興味が出てきて、そのつながりでこの二社に行ってみた。
 秦氏は平安京建設の裏で大きな役割を果たしてきたと言われる一族であるが、その正体には謎が多いようだ。
 学会では「秦氏」は朝鮮半島から移住してきた渡来民族であるというのが定説となっており、「秦氏」がユダヤ人だと言うとほとんどトンデモ説として一蹴されかねない。
 が、秦氏の内部に一部ユダヤ人が混ざっていたという可能性もある。
 
 実は、この二社が初詣と言うわけでもなかった。
 元旦には吉祥寺の八幡神社に行ったし、京都に帰省した翌日には母親が車でたまたま山の中にある小さな八幡様に連れて行ってくれた。
 まあ、稲荷神社と八幡神社は全国どこにでも見られるので、そんなに珍しいことでもないのかもしれないが、そもそも全国の八幡神社の大元は宇佐八幡宮で、それを建立したのはやはり秦氏だということを後で知った。。。

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 こちら、我が家の守護神クロ君。ネットデビュー!!
 若い頃は近所のボス猫だったようだが、最近はご隠居化が激しい。
 口臭も激しいが、かわいい。

2007. 12. 27  
今年のことを振り返ってみようと思うのだが、あまり頭が働かない。

 細木のカズちゃんの占いでは僕は、孤独でエロい水星人で大殺界の最初の年ということなのだが、確かに安定はしておらずあちこち右往左往していた感がある。
 そしてもしこのサイクルになんらかの妥当性があるのなら、前回の大殺界はどうであったか?と考えると、その時僕は18だったが、大学に入学したものの、授業に出る以外はほとんど部屋に閉じこもっていた時期だった。

 個人的にはハッキリ言って、カズちゃんのやり方は好きではない。(別に大文字にする必要もないか)僕は墓石撲滅派であるw。死んだら、燃やして海へ流してくれっ!

 六占星術というのはゼロ学占星術ってのをを焼きなおしたものというのはもう周知の事実。
 あまりみんなが信仰すると殺界の威力が強くなりそうなので、早く忘れ去られて欲しいと本気で願っている。

 でもバイオリズムの周期性は間違いなくあるかと思う。

 が、結局、物事が現象的にうまくいってないように見える時期というのは、それまでの生き方の限界に直面したり、新しいものを育てている時期であったりすることが多いと思う。
 
 だから悪い年って、いい年かも??あー何が言いたいのかわからなくなってきた。

 現象的に右往左往していたけど、神様からたくさん幸せをもらった年でもあった。

 I先生のリトリートに参加できたこと。

 リトでは周りに「溶け込めない」とダダをこねる僕を、I先生の意志と神様と他の参加者の人たちが助けてくれた。が、その後修道会に参加する度に先生から「どう、溶け込んでる?」と聴かれることにw。 

 リトリートの準備かどうかは知らないけど、その前から仕事中でも神様にこころを向けるととても幸福感を感じることが多くなってきた。
 部屋にシバ神とかサラスバティーのインドの神様ポスターを貼ってみたりもした。

 胸がいっぱいになったり、酔っ払ったりした。
 ダイジも「神中毒に終わりはない」と言ってるけど、本当にそうかもしれないと思った。
 しかも、その中毒は僕らをそれ自体へと導いていく。
 
 夏になると、以前から自然の中に溶け込むような体験がしたいと思っていたので、そうだー
ダイビングでもしてみるかと、ネットで見つけたダイビングショップに出かけ、ボンベをかついでプールに潜ってみたりしたが、露骨に高い機材を売りつけてくるインストラクターに嫌気が差して結局海へは行かず。

 七月のある日、目が覚めると「アマテラス」という言葉が残っていたので、寝起きの頭で何回か繰り返していると、あ、そうだ伊勢神宮に行こう・・・と思う。 
 道中、鳥羽の菅島に一泊した。
 菅島は小さな島で、鳥羽でもらった簡単な地図を見ながら一周できるかなと、安易な気持ちで山道に踏み込むとなかなか街に帰ることが出来ず、しかも、炎天下飲み物も持ってなかったので、あやうく遭難するかと思った。

 みなさん、菅島の山道は要注意です!!w
 すぐ横が崖みたいな道が多く、気を抜くと死にます。

 山頂には特攻隊の慰霊碑がいくつかあった。
 今、ここでこれを見ているのはどういう意味があるんだろうと思ったりした。
 山をようやく降りると、海でたっぷり泳ごうと、人目を気にしながら浮き輪をふくらませて、海に入った。するとその直後足の裏に激しい痛みが走った。くらげかなんか知らないけど、人を刺す生き物を踏んでしまったらしい。痛さで泳ぐどころではなく、すぐ浜へ。いったいなんでこんな目に遭うのだと、ブルー極まる。

 いやいやきっとアマテラス様が「泳いでないで、早く来なさい」と呼んでいるに違いないと、気を取り直し、一路伊勢へ。

 暑さのため頭が朦朧となりつつも、無事参拝を終えた。

2007. 11. 12  
 三鷹不動尊のチャーミングな薬師如来。

 このお寺は可愛らしい石仏が多い。

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 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

 近ごろ花をもらうことが 多くなった

 花を見ると 疲れがとれる 元気が出る

 花の中には薬師如来様がいらっしゃって

 私の心を治してくださる

 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

 
 

2007. 09. 13  
 誕生日の前に、武蔵御嶽神社の宿坊に泊まって滝行を体験してきました。

 予約をした時は、関東を直撃する台風がこちらに向かっていることも知らず・・・当日宿坊のご主人から電話があり、『滝は無理かもしれないから、キャンセルしてもよいですよ』と確認。う~ん、しかしなぜか、心の中のシグナルはGOサインで点灯。基本的に、暴風雨とかは好きなのである。という訳で一路、御嶽へ。

 着いた時はまだ雨もほとんど降っておらず、山の空気が気持ちよい。

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 が、ケーブルカー乗り場のあたりまでくると、突如じゃじゃ振りに。わかっていたこととは言え、うわーな気分。まぁ台風来てるんだから当然です。

 しかし、雨の山も悪くありません、
 外灯に照らされた道を歩いていると、なんとなく「千と千尋の神隠し」的な気分に・・・。

 
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 茅葺屋根の家が多い。
 なんか顔に見えますね。こういう生き物みたい。

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 今回駒鳥山荘というところに泊まらせていただきました。
 御嶽の他の宿坊のように、ここもご主人は神官をされています。

 不思議な部屋でした。
 和洋折衷というのだろうか??
 パソコンもあって、インターネット使えます。

  
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 外では風雨の勢いが増していくのが感じられます。
 これは無理じゃないですか・・・(^^;

 と思っていると・・コンコン 

 奥さんが、明日早朝の行で使うはちまきとふんどしを持ってきてくれた。雨だといくら大雨でもやるが、風が強いと危険なので様子をみるらしい。結局明日の朝にならないとわからない。

 だんだん気持ちが、こりゃ中止だろうから→中止になってくれに変わっていくのを感じる。

 あ、ふんどしてどうやって締めるんだっけ?
 見ず知らずの人にふんどしの締め方聞くのもアレです。

 そうだ、こういう時のためのインターネット!
 すぐに図解つきでふんどしの締め方がわかりました。  
 なんて便利なんだ(T0T
 
 その夜は、瞑想したり、般若心経を唱えたりして、過ごす。

 きっと無理に違いない、という思いを抱いて眠りに着いた。

 翌朝。
 普通だと5時半起床ですぐ滝に向かうが風雨のため待機状態が続く。
 中止になってくれ、という思いをひとまず忘れ、また読経し流れに身をまかせることに。

 「やりますから、玄関に集合してください!」と奥さんの声。覚悟を決める(--;)

 ずぶぬれになること前提の格好で、裸足にサンダルをはいて出陣!
 今回は、参加者3人と(全員男性)とご主人。
  
 奥さん談「台風に耐えられる人が集まったんですねぇ~」

 山道を30分ほど歩いて行場に到着。
 昨日までは水不足で水量も少なかったらしいが、昨日からの雨でなんとも見事な滝に復活しています。後から聞いたところでは一晩の雨で水量は5倍くらいになったらしい。

 し・死ぬのではないか・・・と初めて思う。

 いよいよ、ふんどし、はちまきで正装してまず準備体操。
 丹田の前で手を組んで激しく動かす、「ふりたま」や鳥船という船をこぐような動きをしながら神様をたたえる歌を歌います。 
 
 朝夕に神の御前(みまえ)にみそぎしてすめらが御代(みよ)に仕えまつらん
 
 次に、「雄叫び」を色々な言葉で上げます。「息吹」という新鮮な空気を丹田に取り入れる深呼吸をおこない、滝へ。

 「エイッ」と二本指で九字を切って滝の中へ。
 ふりたまをしながら祓戸大神(はらえどのおおかみ)の御名を叫び続ける。約10秒ほど。これを3人で3セット繰り返した。

 たたきつけてくる水の勢いと、冷たさで、裏返ったような情けない声しか出ない。でも一度入ると、恐怖心は薄れ、最後はなんとか声も出るように。

 頭が真っ白になりました。

 終了後岩場でもう一度鳥船をおこないながら、ウタを歌っていると何か頭上がぱーっと明るくなっていくような感覚を感じた。一時的に日が差したのかもしれないが、とてもさわやかな気分だった。
 上を見ると、流れ落ちる水と、風に揺れる木々と、ミルク色の空。
 クリアに見える。
 感謝の気持ちが湧いてきた。
 
 また是非行ってみたいと思います。
 大声で神様の歌を歌えるのはとても良いなあと思う。

 
070906_1058~01.jpg


 台風で電車が止まる前に、無事家に帰れました。
 ありがとうございます。



プロフィール

はいたか鳥

  • Author:はいたか鳥
  •  Only in silence the word,
     only in dark the light,
     only in dying life :
     bright the hawk's flight on the empty sky


     ことばは沈黙に
    光は闇に
    生は死の中にこそあるものなれ
    飛翔せるタカの
    虚空にこそ輝けるごとくに

    ゲド戦記 エアの創造より


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