2016.
06.
26
昨日はまた、神奈川にヴォイトレで行ってきました。
現在日本語50音の調音をやってます(=゚ω゚)ノ
これは50音をメトロノームのリズムに合わせて腹式発声でやるもので
基本の「き」なんですが、結構難しく若干思い通りにできず凹んでます。
いやー違うな。思い通りにできないというか、やれてるつもりで先生の前でやると「まったくできてない(-∀-)」とダメ出しがあり、どこができていないのかよくわからず、歌を歌う以前に日本語の発声で挫折しそうになっとります(T_T)
「あいうえお」はどうにかとりあえずOK出ましたが、か行以降、子音が入ったことでよくわからなくなってしまいました。
カ行の「か」は子音k+A(あ)の音で、Kの音は実際は聞こえなくて、「流れてきた息を舌の奥でとどめてる状態」だそうです。
メトロノームに合わせて
一拍目 K(息を流す) 二拍目 か!(発声) 一拍目K(息を流す) 二拍目 け!(発声) 一拍目K(息を流す) 二拍目 き!(発声)・・・・・
と続けていきます。
どうもこの「息を流す」というのがよくわからず・・・・
先生から見ると 僕の発声は 一拍目ぼーっとしていて 二拍目でいきなり か!と叫んでるように聞こえるようです。
先生と話して詰めてみると、どうも僕は誤解していたみたいで、一拍目のKではなんとなくKぽい口の形をすればいいのかと思っていたのですが、そうじゃなくて「息を舌の奥で押しとどめて圧がかかってる状態」を準備することなんだとようやくわかってきました。
そして二拍目、その息を放った時に破裂音としての「か」の音が鳴るということのようで・・・
これってたぶん実際は無意識に行われてることでそんなに難しいことではないのかもしれないですが、要素要素に分解してそれをやれといわれると途端にわからなくなるんですよね。むかでさんに足の動かし方を尋ねるみたいなもんで。
でもそれだけ、声の出る仕組みにたいして何も知らなかったんだな~とは思いました。
ちなみにさ行のさはS「スー」という摩擦音+あ
ま行の「ま」はm 「んー」という鼻音+あ になります。これは口先を軽く合わせた唇が震えるような「んー」です。
同じ「んー」でも な行の「んー」(n)は舌先が上の歯の付け根について軽く口が開いた「んー」です。
子音の力を思い知りたい場合、唇と唇をつけずに「ま」という。あるいは、舌先を上あごにつけないで「な」と言おうとしてみるとわかります。
先生曰く、ま行とな行は子音が有声音である鼻音になるので、50音の中でも響きが大きい。そのため、一段高いサビ部分などで効果的に使われるらしいです。
そういえばハミングの練習ってよくヴォーカル教本に出てきますが、こういう響きの体感をする意味もあるんでしょうか。
なんでも海外のアカペラ指導ではMAM(まーむ)という単語を何度も何度も練習させられることがあるとか。
( ^o^)<ンンンンンンンンンンンンンンンww
そうそうハミングと言えば、先週日曜日はトマティスのミニワークに参加しました。
ここでハミングというのが出てきまして。
『骨導ハミング』って言いますが
トマティスの発声法であるCAVの基本的メソッドと言えるものだと思うんですが・・
講師の方に実践してもらって驚きました。
「ン----------」という音が最初は前面に出てたのが、次第に後方に引っ込んで行って最終的には場を包み込むようなどこから響いてるのかわからないような音になってしまったんです。
これは背骨を震わせる、あるいは「背骨で自分の声を聴く」ことから生まれる響きだそうです。
トマティス博士の定義によると「いい声」とは聴き手の身体に快適なレゾナンス(共鳴)を起こす響きのある声、だそうです。
自分の体や背骨を振動させる音が、空気中に波動として3次元的に広がり、それが聞き手の鼓膜のみならず体や骨を調和的な振動で共鳴させる。
そんな音を発するためのエクササイズが骨導ハミングなわけですが、そのコツはとにかく「自分に優しく!」ということでした。ほんのかすかな音声でもいいので、声帯をふるわせたその音を背骨で聞くような感じで共鳴させる。優しく、背骨をなでているような感覚でおこなうのが大事だと。
ヴォイトレなんかをするとやはり声の高さや大きさを強化することに意識が持っていかれがちです。でもこれはヴォイトレ先生も言ってましたけど、低い声でも、小さな声量でも豊かに響き、遠くに伝わるのが一番凄いことで、腹式発声の肝だと。
やはりひとつの音の中に、低周波から高周波まで様々な周波数が含まれてる声がいいんですね。
この骨導ハミングは自分の内部のかすかな振動を感じるものですが、このかすかな振動を増幅させて歌や会話にも使用するというのがCAVの発声法のようです。もっと学びたくなりました。
長年トマティスに携わられている日野原先生という方の講演動画。よいお声です↓
トマティス博士の履歴や、耳と発声の仕組みなど
こちらの↓動画↓3:00~あたりに骨導ハミングの実演があります。
ちょっと動画は二次元的なので立体的な音感はわかりつらいと思いますが・・・。参考までに。
4:10~くらいからの発声実演は素晴らしいですね!からだがすごく精妙なクラシカルな楽器になってるというか
その後のスピーチでも骨導音と、気導音の入れ替えをされてます。すごい~~!!こんなことできるんですね、なんか感動した。
骨導音を増やすと「いいのかしらこんな会場に来てしまって・・・という怪しい感じになります。でも教会であればこの音を聞いた方が皆様は心地よく思われるかもしれません。」
耳には脳にエネルギーを供給するという役割があるようです。
空気中からの気導音、体内からの骨導音を内耳の蝸牛が受け取り、エネルギーとして脳に送ります。
蝸牛の音シグナルを感知する神経細胞は、高周波(3000ヘルツ以上)をとらえる部分の方が多いようで、それがもしかしたらトマティス博士が「聞こえてくる音の高周波を意識的にとらえなさい」と言ったという理由なのでしょうか。
骨導ハミングは自家発電的に脳にエネルギーを供給するという効果もあるのかもと思いました。
なんでもトマティス博士は飛行機で長時間のフライトでも常にハミングしていて、いつも元気だったとか。
今回のミニワークは、最後に「耳と声」という小冊子もいただいて1500円でした。かなりお得感アリですv(o゚∀゚o)v
・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな感じで、ミニワークやボイトレで勉強したことをカラオケボックスに行って日々復習したりしてます。
前からカラオケでは歌うときは、なるべくマイクは使わないようにしていました。
ボックスは音環境もまちまちですし、エコーもかけたりするとエフェクトのかかった自分の声に幻惑されてわけがわからなくなります。そしてあの、エコーってやつはちょいと麻薬的な効果もありますね。自分酔いを加速させるというか(=∀=)
ここんところますますマイク使用度が減って、カラオケに合わせて生声で歌ってることが多いです。
どうもさまざまなエフェクトが多いと、そちらに目が行って発声体感とかからだの響きを感じにくくなるみたいで。
マジでマイク使用を減らしてから上達した気さえします。
ヴォーカルの先生も歌の練習にカラオケボックスのマイク使用はNGだと言ってました。
まあ純粋に楽しみでカラオケいくならマイク+エコーガンガンも全然ありだと思いますけど。
僕も一時間ボックスに行ったらやっぱり15分くらいはマイク使いたくなります。
でも慣れると、エコーによる自分の声酔い以上に気持ちいいんですよね。自分の生声の振動をからだに感じながら歌う方が。
僕と同じで一人カラオケ好きな方々には是非マイクなしヴォーカルタイムお勧めしたいです。
自分の声や、からだとよりつながる感じがすると思いますよ(o‘∀‘o)*:◦♪
あと、発声ヨギとして、ヨガや姿勢を正すことも気持ちよく続けていま~す。
↓こちら在野の太極拳仙人である母親お勧めの本↓
現在日本語50音の調音をやってます(=゚ω゚)ノ
これは50音をメトロノームのリズムに合わせて腹式発声でやるもので
基本の「き」なんですが、結構難しく若干思い通りにできず凹んでます。
いやー違うな。思い通りにできないというか、やれてるつもりで先生の前でやると「まったくできてない(-∀-)」とダメ出しがあり、どこができていないのかよくわからず、歌を歌う以前に日本語の発声で挫折しそうになっとります(T_T)
「あいうえお」はどうにかとりあえずOK出ましたが、か行以降、子音が入ったことでよくわからなくなってしまいました。
カ行の「か」は子音k+A(あ)の音で、Kの音は実際は聞こえなくて、「流れてきた息を舌の奥でとどめてる状態」だそうです。
メトロノームに合わせて
一拍目 K(息を流す) 二拍目 か!(発声) 一拍目K(息を流す) 二拍目 け!(発声) 一拍目K(息を流す) 二拍目 き!(発声)・・・・・
と続けていきます。
どうもこの「息を流す」というのがよくわからず・・・・
先生から見ると 僕の発声は 一拍目ぼーっとしていて 二拍目でいきなり か!と叫んでるように聞こえるようです。
先生と話して詰めてみると、どうも僕は誤解していたみたいで、一拍目のKではなんとなくKぽい口の形をすればいいのかと思っていたのですが、そうじゃなくて「息を舌の奥で押しとどめて圧がかかってる状態」を準備することなんだとようやくわかってきました。
そして二拍目、その息を放った時に破裂音としての「か」の音が鳴るということのようで・・・
これってたぶん実際は無意識に行われてることでそんなに難しいことではないのかもしれないですが、要素要素に分解してそれをやれといわれると途端にわからなくなるんですよね。むかでさんに足の動かし方を尋ねるみたいなもんで。
でもそれだけ、声の出る仕組みにたいして何も知らなかったんだな~とは思いました。
ちなみにさ行のさはS「スー」という摩擦音+あ
ま行の「ま」はm 「んー」という鼻音+あ になります。これは口先を軽く合わせた唇が震えるような「んー」です。
同じ「んー」でも な行の「んー」(n)は舌先が上の歯の付け根について軽く口が開いた「んー」です。
子音の力を思い知りたい場合、唇と唇をつけずに「ま」という。あるいは、舌先を上あごにつけないで「な」と言おうとしてみるとわかります。
先生曰く、ま行とな行は子音が有声音である鼻音になるので、50音の中でも響きが大きい。そのため、一段高いサビ部分などで効果的に使われるらしいです。
そういえばハミングの練習ってよくヴォーカル教本に出てきますが、こういう響きの体感をする意味もあるんでしょうか。
なんでも海外のアカペラ指導ではMAM(まーむ)という単語を何度も何度も練習させられることがあるとか。
( ^o^)<ンンンンンンンンンンンンンンンww
そうそうハミングと言えば、先週日曜日はトマティスのミニワークに参加しました。
ここでハミングというのが出てきまして。
『骨導ハミング』って言いますが
トマティスの発声法であるCAVの基本的メソッドと言えるものだと思うんですが・・
講師の方に実践してもらって驚きました。
「ン----------」という音が最初は前面に出てたのが、次第に後方に引っ込んで行って最終的には場を包み込むようなどこから響いてるのかわからないような音になってしまったんです。
これは背骨を震わせる、あるいは「背骨で自分の声を聴く」ことから生まれる響きだそうです。
トマティス博士の定義によると「いい声」とは聴き手の身体に快適なレゾナンス(共鳴)を起こす響きのある声、だそうです。
自分の体や背骨を振動させる音が、空気中に波動として3次元的に広がり、それが聞き手の鼓膜のみならず体や骨を調和的な振動で共鳴させる。
そんな音を発するためのエクササイズが骨導ハミングなわけですが、そのコツはとにかく「自分に優しく!」ということでした。ほんのかすかな音声でもいいので、声帯をふるわせたその音を背骨で聞くような感じで共鳴させる。優しく、背骨をなでているような感覚でおこなうのが大事だと。
ヴォイトレなんかをするとやはり声の高さや大きさを強化することに意識が持っていかれがちです。でもこれはヴォイトレ先生も言ってましたけど、低い声でも、小さな声量でも豊かに響き、遠くに伝わるのが一番凄いことで、腹式発声の肝だと。
やはりひとつの音の中に、低周波から高周波まで様々な周波数が含まれてる声がいいんですね。
この骨導ハミングは自分の内部のかすかな振動を感じるものですが、このかすかな振動を増幅させて歌や会話にも使用するというのがCAVの発声法のようです。もっと学びたくなりました。
長年トマティスに携わられている日野原先生という方の講演動画。よいお声です↓
トマティス博士の履歴や、耳と発声の仕組みなど
こちらの↓動画↓3:00~あたりに骨導ハミングの実演があります。
ちょっと動画は二次元的なので立体的な音感はわかりつらいと思いますが・・・。参考までに。
4:10~くらいからの発声実演は素晴らしいですね!からだがすごく精妙なクラシカルな楽器になってるというか
その後のスピーチでも骨導音と、気導音の入れ替えをされてます。すごい~~!!こんなことできるんですね、なんか感動した。
骨導音を増やすと「いいのかしらこんな会場に来てしまって・・・という怪しい感じになります。でも教会であればこの音を聞いた方が皆様は心地よく思われるかもしれません。」
耳には脳にエネルギーを供給するという役割があるようです。
空気中からの気導音、体内からの骨導音を内耳の蝸牛が受け取り、エネルギーとして脳に送ります。
蝸牛の音シグナルを感知する神経細胞は、高周波(3000ヘルツ以上)をとらえる部分の方が多いようで、それがもしかしたらトマティス博士が「聞こえてくる音の高周波を意識的にとらえなさい」と言ったという理由なのでしょうか。
骨導ハミングは自家発電的に脳にエネルギーを供給するという効果もあるのかもと思いました。
なんでもトマティス博士は飛行機で長時間のフライトでも常にハミングしていて、いつも元気だったとか。
今回のミニワークは、最後に「耳と声」という小冊子もいただいて1500円でした。かなりお得感アリですv(o゚∀゚o)v
・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな感じで、ミニワークやボイトレで勉強したことをカラオケボックスに行って日々復習したりしてます。
前からカラオケでは歌うときは、なるべくマイクは使わないようにしていました。
ボックスは音環境もまちまちですし、エコーもかけたりするとエフェクトのかかった自分の声に幻惑されてわけがわからなくなります。そしてあの、エコーってやつはちょいと麻薬的な効果もありますね。自分酔いを加速させるというか(=∀=)
ここんところますますマイク使用度が減って、カラオケに合わせて生声で歌ってることが多いです。
どうもさまざまなエフェクトが多いと、そちらに目が行って発声体感とかからだの響きを感じにくくなるみたいで。
マジでマイク使用を減らしてから上達した気さえします。
ヴォーカルの先生も歌の練習にカラオケボックスのマイク使用はNGだと言ってました。
まあ純粋に楽しみでカラオケいくならマイク+エコーガンガンも全然ありだと思いますけど。
僕も一時間ボックスに行ったらやっぱり15分くらいはマイク使いたくなります。
でも慣れると、エコーによる自分の声酔い以上に気持ちいいんですよね。自分の生声の振動をからだに感じながら歌う方が。
僕と同じで一人カラオケ好きな方々には是非マイクなしヴォーカルタイムお勧めしたいです。
自分の声や、からだとよりつながる感じがすると思いますよ(o‘∀‘o)*:◦♪
あと、発声ヨギとして、ヨガや姿勢を正すことも気持ちよく続けていま~す。
↓こちら在野の太極拳仙人である母親お勧めの本↓
2016.
06.
18
5月から始めた神奈川のボイトレ、まだ3回目くらいですが毎回学ぶことが多くて結構充実しています。
レッスンを受けていて『歌う』ことって全体的な行為なんだと今更ながら気づかされたり。
ついつい、ボーカルレッスンというと声の大きさとか音程とかカラオケ的なポイントにのみファーカスしてしまいがちですが、、、
前回はとりあえず「あなた真っ直ぐに立ってられない見たいだけど、レッスン中はちゃんと立ってなさい」と言われました^^;
まあ僕だけに限らず、若い子にも多いらしいですけど、最初は足をずっともぞもぞしてる人が多いらしいです。
よく電車待ちのホームなど観察してるとわかりますけど、休め体勢で立ってる人と、両足に均等に体重をかけて立ってる人がいますよね。あと両足をかかとのところでクロスさせて立ってる人もよく見かけます。
そして、休め体勢の場合は、体重をかけてた片足が疲れてくるともう片方の足に体重を移動させます。
僕が注意されたのは、話を聞きながらずっとこの「足を入れ替える」ということをやってたからのようでした。
先生曰く、実はこれは楽なように見えて体に負荷の多い立ち方で、一番よいのは、両足に均等に体重をかけつつ「親指の付け根あたりでからだ全体を支える」立ち方だということでした。
これに慣れてくると5時間くらい立ちっぱで練習してもなんでもなくなるらしいです。
そんなこと言われたもんなので、今週は通勤中、電車の中でもホームでも「休め」禁止で真っ直ぐにずっと立ってました。(いや、そこまでしろとは言われてないんだけど)
そうすると、最初は違和感あったり無理な恰好してる気がするんですが、エネルギーの流れが違うというか、意識もしゃっきっとするんですよね。すぐにつま先立ちできるくらい体重をやや前方にかけて、そして背筋も伸ばして、胸もやや開き気味でずっといると、確実に心にもエフェクトが及んできます。
なんか視点が高くなった感じなんですが、それくらい通常はきっと猫背だったということだと思います。
姿勢のほかにもう一個言われたことは、「あごの落ち方が弱い」ということでした。
これは歌ってる時じゃなく、今は50音を腹式で発声する調音練習をしているのですが、その中で「あ」の口の形をやってた時のこと。
できたらこれ、読みながらやってみてもらいたいんですけど、
耳の下のあたりに顎関節がありますね、ここを指で押さえつつ口をあけると、ある程度大口をあけると、ここへこみますよね?
ここがへこむくらいに
それくらいいつでもあけられることが必要だと言われました。
やってみたらわかると思いますけど、これ・・・かなりじゃないですか?ここまで日常で口あけます?
僕はその口のままでいいました「えぇ、くぉんなぁ あくぇるんですくぁ」
さらっと「そうですよ」と先生
この状態で口角は引き上げます。すると前歯が見えて、笑ってるような顔に自然となります。
ちょっとしんどいですが、気持ちよい感じもあります。
これで力を入れず「アぁ~♪」と声を出してみましょう。明るい音がでると思います。
「歌がうまい子ってほとんど歌うとき前歯が見えている」ということです。
そんなこと言われたもんなので僕は、ここんとこ毎日鏡の前で大口を開けたり閉じたり、素敵な笑顔や変顔をする練習を日課としてます。
「あ」の口はほうれい線予防にも良いらしいので女性にはお勧めです(笑)
ちなみに「い」と「え」も前歯が見えるくらいの口角の引き上げは残します。
あごの筋肉、そして口角などの表情筋も歌うときにすごく大事になってくるという考えは今までほぼありませんでした。
立ち方、姿勢、表情筋、そして忘れてはならないのはやはり呼吸です。
よく言われることですが、歌は腹式呼吸で歌う必要があります。
腹式ではないと呼吸をコントロールしたり、響きのある音を出すことができません。
そのためのブレストレーニングも生活の中に取り入れています。
(¥1000くらいの電子音メトロノームを買って、そのリズムに合わせてやってます)
あと洋楽を歌うときに必要な日本語にはない英語母音の発声なんかも先回りして勉強したり
(このへん、そのうちものすごく厳密に教えられるのはわかってますので)
興味がでてきて英語以外の言語の母音についてもちょっと調べたりしてます。
あと
「日本の音楽だけがいま携帯と同じでガラパゴス化してると言われてるくらいなので。世界基準に達してないということです。音楽そのものが使い古されていて、コピーにコピーをし続けている状態ではあるし、一昔前はアジア圏の中では日本が先行していたわけですけど、今はKPOPなので。KPOPは確かにそれだけの人たちを国家レベルで教育しているし、更に楽曲そのものが洋楽寄りなので、世界基準に達しているんですよ。
それにくらべると日本はポピュラー音楽では、鎖国こそしてないけど、孤立している、世界の基準に達してないと言われています。」
こんなはなしもあり・・・
いろんな国のヒットチャートをチェックしたり。
コリアン、フランス、USA、イタリア、ロシア、インドなど見ました。確かにJPOPと単純比較するとちょっと心配にはなります。しかしある種インドが一番凄かった。
日本のはどうも上位は全体的にPVでも女性ボーカルの場合ロリな印象が強いですよね。これはUSやフランスと比較するとより顕著になりますが。たとえばUSはどうもダイレクトなエロ度が日本よりも強い傾向はあるもののロリな表現はありません。これはきっと日本に深く浸透しているオタク的クオリティの影響なのでしょう。 そしてUSには日本のジャニ系のような男性アイドルユニットってないんですかね・・・
↑インド一曲目がダイレクトにドエロいのですが、僕が見てるうちにわけのわからない勢いに自分でもよくわからず爆笑してしまったのは4曲目です。
総合すると、姿勢、呼吸、顔のストレッチ、発声(調音)、という感じになりまして、やることがたくさんある。
なんか全体的という意味で、ヴォーカルトレーニングって、ほとんどヨガだな、と今感じています。
ボーカルヨガとか声ヨガみたいなジャンルも作れるんじゃないすかね♪(/・ω・)/ ♪
ちょうどボイトレ始めた前後から家で朝ヨガも始めたんですが、これが結構相互補完的というか、つながってる感じがしています。
ボイトレはプロになろうとかそういう気持ちで始めたことではないのです。
歌うのが昔から好きで、もう少しまともに歌えるようになりたい、楽しく歌えるようになりたいという動機がその1です。
しかし、思わぬ副作用として、なんだか生活スタイル全般のQOLが上がってきたような気がします。
これってたぶんヴォーカルレッスンというものがものすごくホリスティックなものだからなのかもしれません。
まあ、ほかのお稽古事にも通じることかもしれないですが、生活の中にそういう軸があることによって、それに向けていろいろなことを整えることができるというか。
姿勢がよくなったり、滑舌がよくなったり、体が柔らかくなったり、素敵な笑顔になったり?(笑)
そういう思わぬボイトレ効果を実感したりしているここ数週間です。
そして肝心の歌は・・・・少なくとも下手にはなってないと思います、はい( ̄^ ̄)ゞ
2016.
06.
15
元気になる~結構好きかも。
2016.
06.
09
いやーじめじめしますね。こんな時は怪談でも聞きたくなりますよね。そうでしょ?ね、ね
そうだと思いましたよ~
ということで
小原猛さん著 「琉球怪談 闇と癒しの百物語」の朗読バージョンをアップロードしました(やや強引な導入)
この筆者の沖縄怪談本は何冊か読んでいて、ちょっとハマっています。
沖縄が怪談の宝庫であると知ったのは最近のことですが、最初はちょっと意外な気がしました。
というのは一般的なトロピカルなイメージが強すぎて、まあ基地問題とかなんとかいろいろあるわけですけど、にしたって怪談というじめっとした場所にお似合いのものにはあまり縁がなさそうですが・・・
実は!沖縄ってすごいんですよね~
沖縄物の怪談を読み込んでると、いくつかのそれが発生する基盤が見えてきます。
もちろん、自殺者のでた部屋に夜な夜なうらめしげな女の霊が・・・的な話も収録されていますよ。
でもそういう話って東京でも大阪でも、ニューヨークでもどこでも普遍的にありそうですよね。
そういう系ではなく沖縄怪談に特徴的なモチーフというのがあるようでして、まず
①戦争もの です。
先の大戦で唯一地上戦の舞台となってしまったということもあり、犠牲となった日本兵、米兵、民間人が出没するなどのお話です。 最大の激戦地だったシュガーローフや、多数の民間人がその中で亡くなった糸数壕の話などが有名です。
②霊媒(ユタ)もの です。
本土でも霊能者は一定数いるんですけど、どうも沖縄ってその比率が高いような印象を受けますね。なんかそういうDNAを持った人が多いというか、隔世遺伝的に受け継がれてたりとかっていう話も多いですね。沖縄では生まれついての霊能者でお役目がある人を「サーダカウマレ」というようです。そういったユタたちが登場し、悪霊を払ったりする話です。中には非常に胡散くさいユタも登場します。そういう意味でよくも悪くも南米のシャーマニズムのような呪術的世界なんですね。
③自然霊もの
現在はそうでもなくなってしまったかもしれないですが、沖縄はあの世とこの世の中間に生きているような存在たちがたくさん生息しており、彼らとの交流の中でたくさんの物語が生まれています。少し前流行した「ちっちゃなおじさん」的な存在。ガジュマルの樹に住むキジムナーなどが有名です。また沖縄には無数の拝所が存在しており、そこを壊すことにより大変なことになるという展開の話しが多く見受けられます。それぞれの森や山や川、沼や井戸に宿る存在に敬意を表し、共存してきたという歴史的基盤から発生する怪談です。
個人的には、キジムナーのような存在がいて「当たり前」という感性って好きですね。
割と時空がぐにゃっと歪む系というか、強烈な話が多いです。まあ常識的にはちょっと信じられないような。プチ神秘体験みたいな。怪談もぶっ飛ぶとそういう領域に入っていく。そうなるともはや怪談と言えるかどうか・・・
今回は①戦争ものと、それに少し②ユタものが混ざってるふたつのお話を朗読させていただきました。
「琉球怪談 闇と癒しの百物語」第88話 知恵のある人 と第91話 待っている です。
ちょっと怖い部分もありますが、どこか心が温かくなる、勇気づけられる そしてちょっと切ない話をセレクトしました。
僕の好きなタイプの怪談でもあります。