2018. 02. 27  




 目下、練習中♪(/・ω・)/ ♪

 歌の先生、Cover Ver

 





I won't lie to you
I know he's just not right for you
And you can tell me if I'm off
But I see it on your face
When you say that he's the one that you want
And you're spending all your time
In this wrong situation
And anytime you want it to stop

I know I can treat you better
Than he can
And any girl like you deserves a gentleman
Tell me why are we wasting time
On all your wasted cryin'
When you should be with me instead
I know I can treat you better
Better than he can

I'll stop time for you
The second you say you'd like me to
I just wanna give you the loving that you're missing
Baby, just to wake up with you
Would be everything I need and this could be so different
Tell me what you want to do


'Cause I know I can treat you better
Than he can
And any girl like you deserves a gentleman
Tell me why are we wasting time
On all your wasted cryin'
When you should be with me instead
I know I can treat you better
Better than he can

Better than he can

Give me a sign
Take my hand, we'll be fine
Promise I won't let you down
Just know that you don't
Have to do this alone
Promise I'll never let you down

'Cause I know I can treat you better
Than he can
And any girl like you deserves a gentleman
Tell me why are we wasting time
On all your wasted cryin'
When you should be with me instead
I know I can treat you better
Better than he can, oh oh

Better than he can
Better than he can



2018. 02. 23  
 

  からだのエクササイズが心身の健康にいいことは大昔から言われていますが、最近では運動が脳に及ぼすメリットもかなりデータが集まっているようです。

 マウスの実験では、一定のエクササイズにより記憶をつかさどる海馬の脳細胞の甦りが確認されたとか

 また60代を越えた人でも、一定の運動をしている人はしてない60代の人よりも数歳脳が若いというデータも出ています。

 参考文献

 
  


 もはや運動がからだの健康だけではなく、脳のつまりメンタルなコンディションにがっつり影響していることは周知のことになりつつあります。 

 これは、セラピーの分野でもいえることで、エクササイズはうつやPTSD諸症状を根本的に癒していく可能性を秘めていると言えると思います。

 軽度のうつ状態であれば、飲酒を控える 運動をする 睡眠をしっかりとる ということで薬に頼らずとも十分回復可能だということが何かに書いてありましたが、僕の場合もお酒をかなり減らす+運動 との組み合わせでかなり安定してきました。

 断酒とかではなく、週に3,4日飲んでたのを1~2日にして、量もぐっと減らして、アステルパームなど人工甘味料が入ったアルコール度の強いものは一切飲まなくなりました。

 そして毎朝運動をするという・・・だいたいこれだけは守ろうとやってると、3,4か月でずいぶん変わってきた感じがします。

 昨年は病院に行くと「あなた、うつ病です」と言われて、SSRIも処方されましたが、やっぱ、どうもこれは飲む気にならず・・・

 薬局でもらったものの結局一錠しか飲んでません。漢方だけを時々飲んでました。

 参考文献

  


 なので

 自然回復プロセスなので、時間はかかるかもしれないけど、僕と同じような不調の方いれば、すぐに強い薬には頼らず数か月、あるいは数年単位で自分を見守っていただきたいなーと思います。(緊急避難的な薬物療法はまったく否定しませんけど)

 薬飲むにしても、それ+ 運動 瞑想 睡眠 自然環境、そして信頼できる人からの支援、、、こういうような実質的な「栄養」となるようなものが薬よりもずっと大事なんじゃないかと思うんですよね。

 変わらなければ、たぶん、人間関係や、環境的問題が大きいのではないかと・・・。

 さてエクササイズの話しにもどると、僕がやってたのは太極拳などを趣味にしている母に教えてもらったこの自彊術というものです。




 これは昭和初期に流行ってたもので、今やファッショナブルな各種ヨガとかに比べて若干こうばしい感じもするんですが面白いです。

 やってみるとわかりますが、ストレッチ的な要素とか、骨格を調整する要素とか 心肺機能を鍛える要素、いろいろなものが組み合わさっていて、筋トレを続けるよりも僕とかは続けやすいです。脳が飽きないっていう感じ?でしょうか。 

 なにげにスクワット的動きが40回も入ってるので、割と呼吸も弾みます。

 座位パート 立位パート 寝た状態でするパートとありまして、たぶん座位のパートはかなり体力気力が落ちている人でもできるのではないかと思います。出来そうなのだけ続けるのでもいいと思います。

参考文献





 このほかにインナーマッスル鍛える系筋トレ、ブレストレーニング ヨガなどを気分に応じてやってます。

 ただそれでも、すごく気分が不安定なとき、、、というのはあって、そういう時に筋トレなどの負荷がかかるのをするのは精神的にちょっとしんどいです。

 からだを鍛えるというよりも、神経系を落ち着かせるエクササイズというものがありますが、僕の場合は本当にゆるいヨガをするか簡単な気功的エクササイズをするのがいいみたいでした。

 



 スワイショウとか、でんでん太鼓とか~ですね。
 これらは10分くらいすると、すぐにあくびが出そうになる(副交感神経へスイッチする)。
 気持ちがおだやかになるので、夜寝る前とかに向いてますね。

 僕は負荷の強いエクササイズは朝方とかお昼くらいにして、夜する場合はこういうゆるいものを選びます。

 ヨガには療養中の人対象のリストラティブヨーガというのもあり、これもかなり神経系への負担が少ないエクササイズです。

 参考文献




 ちょっと元気になってきたので、歌う基礎体力を向上させるためにも、なんか有酸素運動をしないとな~と思ってます。

 今まではとにかくよくなりたい一心で続けてきたので、なんか楽しんでできそうなものがいい。

 僕はどっかでも書きましたが、ジャンプとかが入った軽くて、ちょっとトリッキーなからだの動かし方に憧れる部分があります。
 長距離走よりも、障害物競争してたいというか・・・わかりにくいですかね(笑
 さく飛び越えたり、くぐったりするのが好きで、あんまし大人になってもそれって変わらないですね。
 だから、木に登ったり、車止めの上に立って遊んでる40代、50代をみないのが、すごいさびしいというか・・・。
 なんで、人間って成長するとダンサーとか以外はジャンプしたりしなくなるんやろなーと真剣に思うんですけどね。

 パルクールの動画すごいかっこいいと思いますが、さすがに今からこういうことやるのは、、、

 






 しかし、ダンスやエアロはありだよな!と思い、

 ダンササイズとかエアロを動画見ながらやったりしてる今日この頃です。
 





2018. 02. 20  
この頃読んだ本に次のようなことが書いてありました。

 「純粋に数学的才能を持っているのは人口の1パーセントに満たない

 もちろん僕らには数学的「能力」は備わっている。

 だから日常で使うような簡単な掛け算 足し算 割り算 100分率の計算ができるからこそ、
スーパーの20パーセント引き!なんていうシールを見てなんとなくいくら安くなっているかがわかるわけだ。

 数学で赤点を取っていた僕が言うのもなんだけど、基本的数学能力は文明で生きる上で欠かせない。

 しかしだ・・・微分積分 代数幾何・・・それってなんだっけ。
 僕にはその言葉が意味するものを正確に思い出すことはできない。
 というか興味自体が持てないのだ。(神聖幾何学などには若干興味があるとは言っても)

 「純粋に数学的才能を持ってる1パーセント未満」というのは、もちろん微分積分もわかるし、なんならすっげー楽しいという
感覚を持てる。数式に美と、わくわく感を見出せる人々。数式を発見しちゃったりする可能性のある人のことだ。

 アインシュタインはもちろんそういう才能を持っていたと思うけど、

 国単位でいうと人口の1パーセント未満という数字は決して少なくはない。

 仮に少なく見積もって人口の0.1パーセント(1000人に一人)でもだ、日本全体でなら12万人もの数学の天才級の人がいることになる。これはちょっとワクワクする数字であるし、ちょっとホントか?とも思う。

 これが本当なら人間観がいい意味で、向上しそうな気がする。
 
 しかし、有名になる学者・研究者がそれほど多くないことを考えると、その12万人のほとんどすべてが無名のままで、あるいはまったくその数学的才能を社会に生かすことなく、まったく別の仕事をして人生を終えている可能性が高い。

 画才も同じような割合らしい。

 見たものをそのまま写し取る、(光や影や遠近法を教えられもしないのに使って)という才能を天賦のものとして持っているのは、やはり人口の1パーセント程度だという。
 絵画は写生的要素だけではなく、想像力、色彩感覚も入ってるわけだけど、この割合はもともとの意味での「写し取る能力」を
言っている。

 音楽でも作曲などに高度な才能を持ってる人の割合は1パーセント未満。
 しかし、面白いのは「画才」と比較した場合「音楽」はより敷居が低いらしいということだ。
 「数学」「画才」はすそ野が狭く、より一部の人々にその能力が集中しているのに比べて「音楽」はすそ野が広く、そこそこに歌えたり、楽器を演奏できたりする人の割合は多い。

 またそれらの活動を楽しいと感じられる人の割合が多いのも音楽の特徴だ。

 こんなイメージが浮かぶ。
35人のクラスで数学の天才A君と、未来の画家Cちゃんはどことなく変わっていていつもひとり自分の趣味に熱中してるけど、
音楽が好きなS君 Tちゃん Mちゃんは 一緒に歌ったり、バンドを組んでわいわいセッションしてる・・・みたいな。


 この本はフレッド・ホイルという人の書いた本で「生命は宇宙に満ちている」という。
 簡単に言うと、生命は原始の地球で偶然に発生したものではなく、そもそも宇宙は微生物(バクテリア)に満ちており
それが隕石や彗星の接近によって地球にばら撒かれ、動植物の発生へとつながったという説を展開したものだ。このような仮説は一般的に、パンスペルミア説と呼ばれている。

 

 この本の中ではダーウィニズムで主張されるような「進化は自然淘汰と突然変異による」という考えを批判しており、
その根拠として、人間の中に「直接生存に関係ないような」能力、数学的才能、芸術的才能が常に一定の割合で現れることを
あげている。

 それは、人間の進化を、文明を 常に一定の方向へと導くような ある青写真の存在を あるいは宇宙的な叡智の存在を
示唆してはいないだろうかと言うのだ。

 つまり、人は単なる生存のみを意図されてはおらず、より精神的な存在へと 美や愛や叡智の中核へと向かって進化していくことを本来意図された存在だと言える。「生存していくこと」+「より高まっていくこと」が宇宙の意図だ。

 そして「数学」や「芸術」の才能が常に一定の割合でキープされているということは、ある種そういう分野に進化の秘密が隠されているのではないだろうか。 

 芸術、特に絵画を見るとき、僕らはそこでどんな体験をするのだろうか。
 ヒマラヤの山並みを描いた絵を見るとき 僕らは何を感じるだろう。
 美しさ 荘厳さ 澄み切った大気 文明を超越した自然の圧倒的存在感・・・・?
 そして極度に集中し、ゾーン状態に入ったなら、自分が誰でどこにいるのかすら一瞬忘れてしまうかもしれない。

 その時僕らは、通常の感情思考状態から 別のより高次の感情思考状態へとシフトする。

 これを忘れていた、と思うだろう。

 そこで体験し、想起するのは「美」であり「高度な秩序」なのだ。
 宇宙の本質は「高度な秩序」であると言える。

 「数学」「芸術」の才能の能力とは 「高度な秩序」につながる能力、くだけた言い方でいうとどれだけ宇宙に驚異を感じられるか
、美を感じられるか、という才能だと思う。

 宇宙の法則 生命の神秘 人間の存在 音の法則 形態と色 光と影の魔法 こういったものにどれだけ興味を感じ、のめりこめるかということなのだろう。

  宇宙の核は秩序と美の凝縮した黄金の島のようなものだとしよう。

 「数学」や「芸術」の純粋な才能を持つ人々は、いわば、この黄金の島へとむかって常に針をさすコンパスのような役割を担っている。

 awe1285.jpg


 絵画も、音楽も、美しい建築もないとすればこの世界は今よりもどれほど殺伐としているか想像もつかない。  
 誰でも気づかないうちにその恩恵にあずかっている。

 あとちょっと思ったのだけど、音楽的才能のすそ野が広いのは、これは生きる能力ともやや関節的にかかわっているからではないだろうか。

 声の調子で危険やなにかを知らせること、それを聴きとること、こういうコミュニケーションにすでに音楽的要素が含まれているだろうし、歌うことは異性をひきつける「孔雀の羽根」的な役目も持っていたはずだ。だから、よりたくさんの人が音楽に魅力を感じ、またある程度の才能も持ち合わせているのではないだろうか。

 



2018. 02. 16  


先日、仕事で「知り合いの子供に絵本をあげようと思うけど何がいいと思う?」と尋ねられて・・・・

  いきなり絵本って言われても若干困るんですけど、最初に思いついたのは、自分が幼稚園で何度も読んでて、すっげー面白かった絵本でした。

 有名かなと思うけど、「おしいれの冒険」です。これは時代を超えた名作ではないでしょうか。

 


 罰として押し入れに閉じ込められた二人の子供が異世界にトリップするというなかなかサイケデリックな話しです。

 面白いっていうか、かなり怖いんですけどね、これ。
 子供目線だと。

 でも最後のシーンがすごくきれいで何度もひとりで読んでたのを覚えています。 


 あとは、トーベヤンソンのムーミンかなー。

 絵本は出てるかどうかわからないけど、ムーミンワールドはとても好きでしたね。

 なかでもワクワクするのは天変地異もので、「彗星の接近」とか「大洪水」とかなかなかしゃれにならない出来事に見舞われても、いつもと変わらぬおっとりした様子で、一生懸命サバイバルする小さな登場人物たちがいとおしくなります。

 家族やガールフレンドが冬眠してて、親友のスナフキンもいない環境でひとり目を覚ましてしまったムーミンが長い冬をひとりで過ごして少し成長する「ムーミン谷の冬」もいいですね。

 スナフキンの名言集。「ムーミン谷を犯罪でいっぱいにしよう!」(笑)

 




あとは思いついたのはミヒャエル・エンデの「モモ」とか「果てしない物語」だけど、これも絵本にはなってないかなあ。

それにこれは、児童文学の体をなした大人向け物語かな。

 とかいろいろ考えは浮かぶものの

結局おすすめ絵本はうまくアドバイスできなかったけど、いろいろ思い出してると自分がちょっと楽しくなってきました。

 いやーしかし大人になって観ても、スナフキンってかっけーですね(笑

 



 みなさんのインナーチャイルドはどんな物語、アニメが好きでしょうか・・・?


2018. 02. 09  

spotifyの沖縄の歌プレイリストで見つけました。

 シンプルな歌詞とメロディですが、じーんとしました。

 「帰る場所」。

 結構自分の出身県に関しては、照れもあって微妙にくさしてしまうこともよくあると思いますけど

 この歌のように

 ダイレクトに「帰る場所」として故郷を歌い上げてるのって素敵だなと思います。 
  
 やっぱり、「自然」とか「愛」が人の帰る場所なんじゃないかと。

 最近考えていた土地との絆というのは、つまりこのふたつなんですね。 




作詞作曲 Izumi Nakasone
  
 そっと目をあけてみれば
 輝く星たちを 見ることができる
 海や 空 雲 大地が
 違って見えるんだ どんな場所より
 さびしい時 何を思う?
 あの島の あたたかさ

 母なる島の歌を唄おう
 わったーの島の 沖縄の歌を
 人を愛し 時を愛して
 愛に溢れて やまない島の歌を

 離れてみたからわかるんだ
 本当に大切な 生まれ故郷を
 海や 空 雲 大地が
 教えてくれたんだ
 当たり前はないと

 うれしい時 何を想う?
 あの島で過ごしたこと

 母なる島の歌を歌おう
 わったーの島の沖縄の歌を・・・
 人を愛し 時を愛して
 愛にあふれてやまない島の歌を

 泣きたい時 何を想う?
 あの島でAh..歌った夜

 母なる島の歌を歌おう
 わったーの島の沖縄の歌を
人を愛し 時を愛して
 愛にあふれてやまない島の歌を

うちなーの心 忘れるなよ
 うちなーの歌を 忘れるなよ
 響きよ響け エイサーの声
 この島の夜に魂の音を
 
 LaLaLa La La La.......







 

 
2018. 02. 04  


  なんか最近、エネルギー変じゃね?(笑)

  コンビニの前で若者たちもスーパーカップを食べながらそんなことを言っていました(嘘)。


  
  前回このカテゴリーの記事を書いたのは昨年9月に巨大太陽フレアが連発した時だった。

  エネルギー注意報■太陽フレア活発化■

  この時は9月19日にメキシコで大きな地震があった。

  今回はほとんど感覚なのであまり自信がないのだが、先月末からやや癖のある状態が続いてる感じがする。

  あんまりこういうこと書くと電波系人間みたいだが、何かのエネルギーが脳・神経系にエフェクトしてるような。

  1月31日。ス―パー・ブルー・ブラッドムーンの翌日くらいからかな。    
    
  その影響かとも思ったけど、あるいは

  1月22日大雪→23日草津白根山噴火、アラスカ沖M8→数十年ぶりの寒波襲来→

  というような寒波とか大雪、火山活動の流れと関係あるような気もするし・・・

  あるいは完全に個人的不調かもしれない。

  ただ、僕はコンディションが基本不安定なので、何が影響してそうなっているかに敏感な部分があり、個人レベルのものか磁場などのマクロレベルのものか直観的に判断できる場合がある。

 で、今回はどうもマクロっぽい気がするんだけど。
 ただ、はっきりした原因がよくわからんし、どうすればいいのかも知らない(笑)

 地殻変動系の可能性もあるけど、だからって防災進めるほど煽るつもりもない。 

 わかるのはスーパー・ブルーのあと以降、ずっと変な頭痛がするということだけ。

 まああのマクロ事象の場合は、注意力が落ちたり、イライラしやすい場合があるので、行動はゆっくり慎重にした方がいいかな。いろんな事故に注意。衝動的にならない。ゆっくり休む。

 重ねて書きますが、単に個人的に調子がおかしいだけかも(*σ´Д`*)

 絶好調な人は気にしないでね。

 備忘録的記述です。






2018. 02. 02  



 
index

■土地とのつながりとは何か
■土地にはレイヤーがある
■レイヤー1~レイヤー4
■定住とレイヤー2
■旅の神秘性とレイヤー
■東京に来ることになった、人に言えない理由
■人と大地をつなぐコード
■コードのことを考えたきっかけ 沖縄久高島エピソード
■土地との関係性にもはじまりと終わりがある



   以下文書版(若干内容違います)



 人と人との縁も不思議なものだ思うけど、人と土地との縁というのも不思議なものだ。

 時代が進むにつれて、人と土地との結びつきが弱くなっていると言われる。

 でも具体的に言って、土地との結びつきってなんだろうか。  

 確かに現代では部屋に引きこもってアフィリエイトやデイトレードでお金を稼ぎ、食事はコンビニ・ファミレスで済ませることもできてしまう。

 そんな生活をしていると土地との結びつきなんてまったく関係ないような気もしてくるだろう。 

 また東京に住む多くの人が地元で働くのではなく、ベッドタウンから都心に出勤し、電車で人込みにもまれてくたくたになってから家に帰ってくる。
 自分が住んでいるところは、ただ「寝るだけの場所」そういう人だってたくさんいるだろう。

 僕もほんのわずかな間だけど、以前は武蔵野近辺から渋谷やお茶の水、駒込の方に出勤していたこがある。
 僕はものすごく人混みに弱い。
 帰りの電車の中でよく死にたかったことを覚えている。
 今思うとよく通ってたなと思う。

 通勤のストレスが仕事と同じくらいにこたえることもあり、最近は地元付近でしか働いていない。
 遠くまで働きに出ていたころは、地元近辺についてあまり詳しくなかった。
 でも今は仕事で近所をうろうろすることもあり、前よりはだいぶいろんな場所を知るようになった。

 障害を持ってる人は地域社会と結構つながっていることが多い。僕も介護の仕事をすることで、その影響を受けてきたのかもしれない。

 ただやはりそうは言っても、お給料をもらいそのお金で、スーパーで食料を買って生活してる以上、「地域社会」に多少詳しくなっても自分が大地と結びついているという実感はあまりない。

 たぶん土地というものは何層かのレイヤーを持ってると思う。

 レイヤー 1

人間が開発する以前の原初の自然。
気候。 
丘陵や河川、森、土地の自然な起伏。生態系。


   レイヤー 2

 人間が形成している都市、居住空間、商店、公共施設、企業、工場、娯楽施設、交通機関、道路。
 主に社会・経済活動のための空間。
 都市圏に住むほどに、通常認識されるのはこのレイヤーがメインになる。 

 レイヤー3

 その土地の歴史、過去に起こった出来事、伝承・民話。
 土地固有の価値観、信仰。
 過去時間に属するもの。

 レイヤー4

 土地の持つ不可視のエネルギー状態。情報場。
 自然の形態や結界、人の思念の質にって発生するエネルギー。
 固有の神々、精霊、スピリット、地縛霊。
 過去のイベントの残留思念を含むため、レイヤー4と連動する。
 人と土地とをつなぐ見えないコード


 ざっと考えると、以上のような層が想定される。

 通常、はっきりと目に見える形で認識されるのは1と2のみ。

 大都市に住むほどに、どこに駅があるかどういう店があるのかという社会・経済的認識のみがその土地の情報となりがち

 僕の以前住んでた地域には、武蔵野中央公園という大きな公園がある。
 芝生の広場が大きくて、木も多い。
 広場では子供たちが遊び、おもちゃの飛行機を飛ばしてる人もいるし、犬の散歩をしてる人もいる。
 のどかな風景が広がっている。よく芝生に寝転がってぽかんと空を見上げていた。

 公園というのは自然は多いが、人工的にデザインされた部分が多いので、レイヤー2による擬似的なレイヤー1と言えるだろう。

 あとで知ったけど、そこは第二次大戦中は中島飛行機武蔵野製作所があり、戦闘機がつくられていた。
 昭和19秋から空襲があり、200人以上の人が亡くなった。
 そこには地方から働きに来ていた人、年若い学生たちも含まれていた。
 近隣のお寺には犠牲者を供養して平和を誓う慰霊碑が残っている。
 工場は廃墟と化して、のちに公園になった。

 これはレイヤー3の過去情報だ。
 あんなに平和に見える公園で、70年前とはいえそんな惨事があったと知るとやっぱり見方は変わる。 
 
 そのことを知ったあとでも、僕はやっぱりその公園に行くのが好きだったけど、それでもどこかでその情報はこころに何かをささやき続けているようなそんな気がしたものだった。

 

 
プロフィール

はいたか鳥

  • Author:はいたか鳥
  •  Only in silence the word,
     only in dark the light,
     only in dying life :
     bright the hawk's flight on the empty sky


     ことばは沈黙に
    光は闇に
    生は死の中にこそあるものなれ
    飛翔せるタカの
    虚空にこそ輝けるごとくに

    ゲド戦記 エアの創造より


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