卵の中の黄身

我もなく うつし世もなくなにもかも  神の中なる 神のあらわれ  BYダンテス・ダイジ

水素

 太陽において、水素原子が融合して、ヘリウムに転換する核融合反応が地球を暖める熱と光を生み出している。

 フィリス・アトウォーターが「臨死体験・未来の記憶」で書いている。
 彼女は核分裂反応が起こっている、原子炉を覗き込んだ時に、圧倒的な大文字の『LOVE』を感じた。それは地上で感じたどんなものよりも強烈な愛であったと語っている。

 核融合と、核分裂。
 分裂と、合一。
 どちらの場合にも、莫大なエネルギーと、そして愛が発生・放射されるのかもしれない。と言っても、この「愛」は近付きすぎると、生命体を破壊する類の愛である。この「愛」で生命が生きるには、何段階ものエネルギー転換を得て、我々が吸収できるレベルにまで変換される必要がある。

 グルジェフはより高次の生命は、我々の死であるところの、白熱した大気や、熱を食べて生きていると言う。
 そして宇宙に存在する物質をすべて、『水素』と言う言葉で置き換えた。
 もっとも純粋な水素1から始まり、純粋性が薄まるにつれてH6、H12、H24と数が増えて行く。
 これは、実際の水素と言うよりも、宇宙に存在するエネルギーのレベルを一元的に表現するための方便だろう。
 
 物理学においても、ビッグバン直後の宇宙で、最初に生成された原子は水素原子であることがわかっている。
 地球の固い地殻や、生命の存続に必要な元素は比較的後に生まれた。

 太陽系には二種類の惑星のタイプがある。
 ひとつは水星・金星・地球・火星・そして最近惑星から脱落した冥王星タイプの星。これらの惑星は重元素でできた固い地殻や、表面を持っている。
 もうひとつの木星・土星・天王星・海王星タイプは、水素やヘリウムからできており、固体の表面は持っていない。ガスのかたまりのようなものである。

 木星はもう少し大きければ、太陽のような恒星になったのではないかと言われている。そう言えば「2001年宇宙の旅」の続編の「2010年」という映画では、木星が太陽となり、木星の衛星であるエウロパに生命が生まれるという結末だった。

 神智学の人が考えていたように、僕も惑星には霊界があるのではないかと思う。人体と同じように微細身を持ち、それぞれアストラルレベルや、メンタルレベルというものがあるのではないか。

 そして、太陽の周辺に存在する、固い惑星よりも、水素・ヘリウム質のガス惑星の方が神の世界に近い(ヒエラルキー的な見方をするならば)のではなかいと思った。







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