すべての現象は静寂を背景に起こる
 どんな荒々しい物事も
 静寂なしにはない
 それは現象発生の起点
 何も起こらないと言う母体である
 それは死だ
 死とは生の終わりではなく
 生のベース、基盤なのだ
 死なくして、生はなく
 虚空なくしてあらゆる天体や命はない
 だとしたらなぜ、僕はそれを恐れるのか
 僕はそこから生まれ そこへ帰る
 僕の迷いは 海に対しての波のように
 それゆえにあり
 それを恐れるがゆえに持続し
 僕の本質がそれであるがゆえに いつかそれに帰る
 僕はなぜ 音のみを聴き 静寂を聴かないのか
 すべての音ががそこから生まれる 
 その沈黙の音楽を

                                     
                                     10月20日 早朝

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詩集2(火水の子供たち) | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/10/23 20:04
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