引越しの忘れモノ


  数日前、10年住んでた風呂なしトイレ共同アパートを引き払い2DKの部屋に引っ越した。
  今回が新居での最初の記事になる。

  正直、自分の部屋にトイレやバスタブがあること自体かなり感動だ。

  部屋にガスが来てて、都市ガスで料理が出来るし、冷蔵庫も購入し冷たい飲み物を保存出来たり
 食べ物を冷凍して保存できるということが非常に便利だ・・・。


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 大根と豆腐の味噌汁、ほうれん草のおひたし、塩さばと大根、発芽米
 自分で作ったの最高♪これで十分満足
 

  洗濯機もリサイクルショップで自分のを買ったし・・・て書いてると完全に『テレビ、冷蔵庫、洗濯機』が三種の神器だった昭和30年代のセレブ自慢みたいだが

  風呂なし、ガスなし(カセットコンロを使用)、冷蔵庫なし、トイレ共同(鍵がかからず隣人に誤って用を足してるとき

  開けられる経験数回)、エアコンなし、サッシの窓なしの生活を10年続けると普通のアパートでも必要以上に
 贅沢をしてる気分になる。

 緑に囲まれた感じのところにいい部屋が見つかった。
 部屋1Fで窓開けたらすぐ畑なので、揺れてもすぐ飛び出せそうだ^^;

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 うちの両親、相方はじめ、引越しでお世話になった皆様ありがとうございます<(_ _)> 


 引越しの整理をしていると、荷物のかなりの部分が本になった。
 どうしても置いときたいもの以外はかなり捨てたのだが、それでもダンボール○箱分の結構な分量になってしまった。

 で、引越しも一段落したのち、その箱に詰めたやつの大部分は今度は部屋に出す気がしない(笑)

 ということはそれらも捨ててきてもよかったんだと思う。

 一冊一冊チェックしてるといろんな思い出や思い入れが蘇ってきて、どうしても捨てられなかった。
 しかしカーペットとテーブルと照明と、小さいカラーボックスだけの部屋にいると、どうもここを昔読んだ本で埋め尽くす気がどうしてもしない。 

 ダイジの本とか、ラーマクリシュナの本とか、ヴィヴェーカーナンダの本とか、カバラの本とか、そういった本が嫌になったわけではないが、この空間に今すぐ並べたくない。同じく貼ってたクリシュナのポスターとかも、うーんどうすっかなーという感じだ。

 箱から出して飾ったものは、オレンジ色の岩塩キャンドルとか、ポトスの鉢とか、アンモナイトの化石とか、ムーミンのぬいぐるみくらいだ。そういう自然のモノとか、ゆるいものは置く気がするのだが、どうも宗教的な匂いの強いものとか、独特の想念が強いものはあまり並べたくないことに気づいた。

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 これからも本は買ったり、昔の本が読みたくなったりもすると思うので、収納スペースに昔の本は詰めて、新しく買う本も読んだら基本その中にしまい込んで、本を室内に置かないことにしようかなと考えている。

 ところで毎日湯船につかれたり、簡単な料理を自分で作って食べれるのはとても幸せなのだが、なにかどこかが非常にマーヤで一体その正体はなんだろうと考えていた。

 場所が悪いとかそういうわけではないと思う。
 何かが足りないというか、心境が「実」ではなく「虚」なのだった。
 だが毎日家具を揃えたり、荷解きしたりするのに忙しく、夜になるとついついお酒を飲んだりして引越しから3,4日それをじっと見つめることができなかった。

 が、今日落ち着いて時間をとり座ってみて、わかった。

 ものとか種々の手続きが『実』になってて、神が『虚』になってた。
 神様が本格的に意識から抜け落ちていたことに気づいた。
 次に揃えるものとか、あれこれしなければならないことや心配もあり、それらがスピリットよりも完全にリアルになっていたような気がする。今日もニトリへ行って、あれもいるなーこれもいるなーと見てたし。。。

 それに加えて、前の部屋は神様のことを忘れても、その場に染み付いてきた自分の祈りの習慣みたいなものがある程度自動的に意識を引き戻してくれるということがあったのだろう。

 しかし、この場はその蓄積されたエネルギーがないに加えて、引越しで「物マーヤ」になっていて何か忘れているけどよくわからない状態になっていた。
 とても不思議だけど、「あー忘れてた」と気づくまでは、覚えてるつもりだったのだ。
 
 この部屋で神様を思い出したことで、やっとよそよそしさのようなものも薄れ、ホーム感覚が強くなった。
 
 神がいない場所はない。
 そういう意味では、前にいた築4,50年のアパートと、今のアパートはイコールだ。
 どちらもイリュージョンでもある。
 貧・富のみかけだけに捕らわれれば神は消える。
 ものがあるからという理由で神がなくなることはないが
 どれだけものがあっても神がないと充実はない。
 逆にボロボロの部屋でも神があれば、本当にそこには充実があるのだ。
 僕はその部屋での、熱い感覚を覚えている。
 
 昨日、鍵返却と少し置いてきた荷物を取りにチャリで旧居に戻った。
 自転車で20分強の距離である。
 入口でアパートの主(ぬし)S老人に会った。
 もう70代後半でこのアパートに住んでいるS老人を僕は勝手に少し可哀想だとか思っていたが、道ですれ違うたびに「おう!こんにちは、寒いね~~!(とか暑いね~~)」と元気に挨拶してくれる。
 「お元気でいらっしゃってください」というと、「俺はまだ大丈夫だよ、かっかっか」と笑った。
 「近くに寄ったら顔だしてよ」とお愛想でもうれしい言葉をくれた。
 このアパートと新しい部屋
 やっぱり、どっちがいいってことはないんだな多分。
 と部屋をほうきではきながら思った。
 
 昨日あの時あの部屋で、荷物と一緒に、忘れてきた神様をリュックに入れてきたのかもしれない。

 今の部屋に濃いい本をたくさん並べる気はやはりしないけど、何かひとつかふたつ、神様を思い出せるような小さなシンボルを置いておこうかなと思った。
 




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私的雑記 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2012/03/12 21:58
コメント
おひさしぶりです
お久し振りです。山姥です。
はいたか鳥さんのブログ楽しみに拝見させていただいています。
最近、お引越しをされたようで、アップの写真を見て、
コメントしました。
(ご飯がおいしそうですね)

私は今ちょっとした引きこもり生活をしていますが、
はいたか鳥さんのブログを読んで、大切なことに気付きました。
「神」とともにいることです。
なぜでしょう。片時も離れたことが無いのに、すぐに忘れて、
何か別のことに一生懸命になってしまうんです。

「神」を忘れたり、「神」から離れたりしても、「神」なしには生きていけませんね。
思い出させてくださり、ありがとうございました。
ブログにも遊びに来て下さい。
 山姥さん、こんばんは!
 お久しぶりです♪♪
 読んでくださっていたんですね。ありがとうございます!

 そうなんですよね、すぐ忘れがちですね。
 いい加減な僕は基本微妙に忘れてる状態で、たまに本格的に忘れるという感じです^^;本格的に忘れるとなんか調子がおかしいぞ~ということでやっと気づく感じです。このドラマに夢中になっちゃうんですね。

 僕も週の半分はほぼ引き込もり状態ですが、
 
 >はいたか鳥さんのブログを読んで、大切なことに気付きました。
>「神」とともにいることです

 そうなんですよね~~どういった状態でもそこをおさえておけば、またしかるべき状態へと導かれるように思います。神がある引きこもりと、ない引きこもりは全然違うんですよね。

 またブログ遊びに行きます!ありがとうございました。




お引越し、お疲れ様です。
快適に過ごせそうでよかったですね。
光熱費は上がりそうですけど。
Re: タイトルなし
 うさ子さん、ありがとうございます<(_ _)>

 ようやく徐々に慣れてきました^^がさっそく光熱費の請求が数万くる悪夢夢見ててるし(笑
 節約しまっすーー;
 前のアパートのように地震で揺れまくらないのが一番ありがたいかもです。
 
  

 
お久しぶりです♪
お引越し おめでとうございます(^O^)/
Re: タイトルなし
 鈴さん、お久しぶりです^0^
 お元気でしたでしょうか▼△
 お祝いありがとうございます♪☆彡
 2週間くらい経ってやっと自分のうちの感じになってきました~

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