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中国の夢、糸が震える時



 体操的な目的で太極拳の動きをたまにするようになってから、よく中国に行ってる夢を見る。

 深い山奥に行ってる夢や、どこかの店できれいな中華雑貨を手にとって見ている夢を見る。

 別に文化的に興味を持っていたわけではないのにちょっと不思議だ。
 ある動きや思考パターンをすると、それを行なっている集団や、蓄積されているシステムの情報とつながりやすくなると思うので、そういう影響なのか、あるいは別の時空間での記憶なのか・・・

 ただ中国にいたことは、なんかあるような気がする。
 それを過去世と呼んでいいのかわからない。

 まだ20そこそこの頃、中国の教室にいるという夢を見た。
 とにかく子供の数がめちゃくちゃ多い教室だ。
 その中の一人が、僕に首からかけた老人の干首を見せてくれる。

 そして、「これが僕が一番怖いものだよ」と云う。

 なぜ一番怖いものを彼が首からぶら下げているのかわからぬまま夢は終わる。
 マカオに旅行で行ったとき、異国の学校を覗き見ながら僕はこの夢を思い出した。
 中国、アジアの夢はそのような少しの不気味さと、カオスの気配に満ちていた気がする。
 中国での過去世は大変だったのかな、とか思っていたが

 しかし最近観る中国の夢はなぜかきれいで、雄大な自然があり、実際に行ってみたいと思わせられる。
 台湾とか、なぜかちょっと行きたい。
 なぜ無意識の中でこのような変化が起こるのか、とても興味がある。

 僕は最近過去世と呼ばれるものについて、魂が直線的な時間軸に沿って転生するというよりも、別の時空間での記憶というものが存在していて、それがある瞬間に浮かび上がってくるようなものではないかと思う。

 僕の意識の一部は、イギリスの田舎に生きていて、ある一部はインドにいて、ある一部は江戸にいる。そして必要に応じてその記憶が『開かれる』、という気がする。そして別の記憶情報は『閉じていく』。それがいろんなことへの興味が急に生まれたり、また消えたりする理由かもしれない。

 不思議なもので僕はイギリスやインドにかつていた気はするのだが、ロシアやオーストラリアにいた気はあまりしない。南米にいた気はしないのだが、いつか居る気はする。なぜか僕にとって南米は『未来』のイメージなのである。なつかしさではなく、あの大陸の形は希望のような感覚とともに感じるのだ。オーストラリアもどちらかというと『未来』だ。これはとても不思議な感覚だ。確かにテレビでハワイなどを見るととてもきれいで行ってみたいと思うのだけど、そこになつかしさであるとか、個人的なつながりを感じさせる想いが生じるとは限らない。でも同じ南国でも、沖縄は僕は『居た』と感じ、そして、帰りたいというような気分になることがある。 
 青い海と同じく、雪深い土地での記憶も僕は持っている気がする。
 そこに生きていた気がするのだ。
 ある夢の中では僕は沖縄のユタで、ある変性意識状態ではアイヌのシャーマンの老女だった。
 どうも自然の精霊が好きらしい。

 日本国内でもそうだ。
 僕は幼いころ、四国に旅行に行ってから、長い間もう一度行ってみたいと思っていた。
 嵐の近づく海を、ホテルの窓から見ていたことを覚えている。
 初めて海を見た記憶が鮮明だったからだろうか。
 そうしてそんなことも忘れかけていた頃、たまたま高知の大学を受験し、そこに通うことになった。
 それはまったく関係のない別々のことだろうか。
 それとも何か僕の意識と四国を結びつける情報の『糸』のようなものが存在し、それがそのふたつの出来事の原因だったのだろうか。
 この糸が震えると、そこから多量の情報がやってきたり、実際にその場所をおとずれたりするのではないか。 

 数年前、インドに3週間行った時も、まず行くと決める前からなぜか急にインドの宗教思想的な情報が急にとりこみたくなったのを覚えている。多分それも、インドと僕とを結ぶ『糸』が震えたんじゃないかと思う。  

 この糸は特定の「場所」というよりも、思想、文化、思い出、などあらゆる情報が意味的に結合した共感覚的な情報場とつながっている。ある特定の思考パターン、哲学、宗教が時を越えて力を持つのはこの情報場とつながっているためだ。

それらは時に正しいから力を持つのではなく、その「場」に蓄えられたエネルギーが大きいために力を持つのだ。


 何をすればいいのかよくわからないとき、今震えているのはどの糸か感じられれば何かのヒントになるかもしれない。たとえかすかな震えでも、それをたぐるととても大切な情報場とつながれる可能性があると思う。いくつにも伸びた糸電話の向こう側で、誰かが、何かが、呼んでいる。 





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知覚、リアリティetc | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/03/29 16:14
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