沖縄Memory

 先週の月曜日から一週間ほど沖縄に滞在してました。
 目的のひとつはダイビングCカードの取得・・・!
 本当は沖縄に行く前に関東のショップで、講習を受けてとる予定だったけど
 ひょんなことから沖縄のお店で取得する成り行きに(^_^;)

 海洋実習地は、那覇市中心から車で30分ほどの砂辺、宮城海岸でした。
 この辺りは嘉手納基地に近く、基地勤務者用の住宅が立ち並び、海岸沿いをよく外人さんがジョギングしてたりする。海岸沿いには、ホテルやダイブショップ、それに米国人向けの店が軒を連ね、日本人の少年と金髪の子供がサーフボードを持って歩いている風景があったり、ちょっと日本であり日本でないような不思議な雰囲気。

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 海岸沿いの遊歩道では、朝早くからダイバーがたくさん機材を持ち込んでセッティングを行ったりしている。
 砂辺には二箇所ダイビングポイントがあり、砂辺NO1と、カリフォルニアサイドと呼ばれている。
 講習でどちらももぐらせてもらったけど、
 NO1は、視界の開けた浅瀬がある程度続いていて、そこから多分4,5mのドロップオフ(崖のような地形)で急に深くなっている。
 カリフォルニアサイドは両側が壁のようになってる水路を進んだり、地形が入り組んでいるけど、急激な落ち込みはなく気がついたら結構な深さにいるというような場所。ソフトコーラルがものすごくたくさん群生していて、お花畑とも呼ばれている。

 ちなみに上が、NO1で、下はこの海域の海底遺跡?与那国海底遺跡には潜ってみたいと思ってたんだけど、ここにもあるの??



 



 
 そんな場所的には離れてないのに個性があって面白いと思ったけど、最初に潜ったときなんかこのドロップオフしてる場所がかなり気持ち悪く感じて怖かった。海外では何百mの底が見えないようなドロップオフもあるようで、そこに比べたらせいぜい10mほどの落ち込みなんてたいしたことはないんだろうけど、そこに近づくと、思わず足をバタバタさせながら体をねじってしまった。水中だから「落下しない」ということはわかっているのだが、眼下に今までにない深みが急に開かれると気持ちが悪い。だから思わずその上に出ないようにからだをよじってしまったのだった。

 魚はあまり警戒心がなく目の前をたくさん泳ぎすぎていく。
 サンゴも魚もすごくきれいなんだけど、レギュレーターをはずすとまったく生きていけない人間にとっては死の世界にこれだけ豊かな生命があふれているという奇妙さ。大きな岩や、海底の深い亀裂が触れてはいけない聖域のように見える。それらに慣れて、景観を楽しむ余裕が出来てきたのは講習も終わりに近づいた4ダイブか、5ダイブ目位からだった。
 2ダイブ目では、バタバタし過ぎたのか急に息苦しさを感じ、これ以上潜るのが怖くなってBCの空気をパンパンに入れて勝手に浮き上がってしまったりしたけど、そういうことは一度だけだった。

 講習を指導してくれたのは、タッキー(苗字から勝手に命名)という茶髪にグラサンのややチャラ系の印象もある人だったが、ダイブ数5000本超の海の中では信頼できるインストラクターだった。昼食を近所の沖縄そば屋で一緒に食べる。二人ともウエットスーツのままなんだけど、お店の人はそういうのはもう慣れてるようだ。

 「降水確率60%って言ってたけど、晴れましたねー。Mさん晴れ男って言われたことありません?」とタッキーがそばをすすりながら言う。

 「いやーどっちかというと旅行とかにいくと台風にぶつかることが多いんですよ、ははは」と僕

 「嵐を呼ぶ男なんすねー」とタッキーは笑うが、このジンクスは結構現実化し去年高知に旅行に行った時もちょうど途中で台風に襲われてしまったのだった。今回も講習を始める前、台風17号というメチャ強力なやつが接近しているという情報をタッキーから聴き心配だった。

 だから毎日このようなお祈りをすることにした。

 沖縄の神様、海の神様、龍神様
 この地に来れたことを深く感謝します
 私の滞在中天候に恵まれますよう、どうかお取り計らいください
 この地でなすべきこと、会うべき人がいればどうか、巡り会えますようお導きください
 ありがとうございます 
 

 そのおかげかどうかわからないが、講習がおわるまで海は荒れず、天気もよかった。

 タッキーのダイブコンピュータによると、今回最大深度は11m。
 熟練のダイバーにはなんでもない深さと思うが、ほとんど泳げない僕にとってはそんな潜ってったんかい((((;゚Д゚))))という驚き。潜るたびに酸素の消費量が減ってますよ、と言われうれしかった。さて、次に潜るのはどの海になるのか



 初日の講習後ホテルで一休みしてから外に出ると、夕日の時間になっていた。
 本当に美しかったので、完全に海に消えるまで防波堤に座って見守っていた。


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 夕方、ひとりで海に入ったダイバーさんが夕日の方に向かって泳いでいく姿が見えた。
 なんかかっこいいす。

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 というわけでCカードゲッツ♪

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 しかし心配事がひとつあった。
 今回、同居している相方(通称:うりぼー)

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 が週末に那覇に来る予定なのだが、ちょうどその時辺りに台風とガチンコしてしまいそうなのだ。予定では、土曜日はケラマ諸島でスノーケリングという楽しみなツアーに申し込んでいたのだが、二日前にもう中止決定の電話がかかってきた(´;ω;`)どうしよう、このままでは、沖縄の海を楽しみにしていたうりぼーが鬱ボーになってしまう。

 空港で4日振りに再会したうりぼーは、台風の接近を知って、やはり元気がなさそうだった。
 とりあえず食事をということで、チラシをもらった居酒屋に入ってみた。
 するとどうやら島唄ライブを行う居酒屋のようで、時間になると客に太鼓がくばられてライブが始まった。

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 ラストには、Boomの島唄と、「島人の宝」が演奏される。
 一緒に太鼓叩いてると、結構こっちもテンション ↑↑↑
 盛り上がってこれで終わりかと思ったら、なんか全員に手ぬぐいが配られて、店内のお客さんみんなで踊ることに(笑)びっくりしたけど、とりあえ踊っときました。
 おやっさんの号令で近づいてくる「台風にかんぱーい」とかしたりした。





僕が生まれたこの島の唄を
僕はどれくらい知ってるんだろう
トゥバラーマも デンサー節も
言葉の意味さえわからない

でも誰より 誰よりも知っている
祝いの夜も 祭りの朝も
何処からか聞えてくるこの唄を
いつの日かこの島を離れてくその日まで
大切な物をもっと深く知っていたい

それが島人ぬ宝




 が・・・夜中あたりから、雨風がひどくなってくる。
 翌日は、午後から那覇市内は暴風雨に加えて停電!
 沖縄の台風は東京の比ではなく、店とか全部閉まっちゃうとタッキーに聞いてたけど、これはすごい。
 昨日バスで通ってきた国道ではトラックが風で横転したとかニュースでやってたけど、テレビも停電でみれなくなった。
 暴風の中向かった近所のローソンもあかりが消えていて、店員さんが客に懐中電灯を配ってる。
 夜になっても電気は復旧せず・・・
 ホテルのフロントはキャンドルが置かれてムーディーな雰囲気に。

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 ヤバイ・・・非常に不謹慎だがなんか楽しいぞ、これは・・

 エレベーターも動かないので、懐中電灯を手に、ロビーと部屋を行ったり来たりする。

 
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 僕と、うりぼーが階段を登っていると、したからカツン、カツンという足音が近づいてくる。
 だ・だれだ!
 僕の頭の中で繰り広げられる螺旋階段の逃走劇。追いつかれたら、ヤラレル
 カツン、カツン、カツンと足音が近づく、何をしてるんだうりぼー、止まっちゃダメだ!

 『階段で目が回ったんだぼ~~』

 そして暗がりからぬっと現れたのは・・・

 『いや~どうもホントすみませんねー』と頭を下げるフロントのお兄さん。挨拶をして通り過ぎる。

 「俺頭の中で追いつかれたら殺されるゲームやってたんだけど」と僕。

 「うりもそれやってたけど、目が回ってきて追いつかれそうだったから、友達になるゲームに切り替えたんだぼー」とうりぼー。

 お兄さんはとても背が高くひょろっとしているけど、沖縄風の彫りの深い顔立ちをしていたので、どんな装備が似合うかを話し合った。「魔法使いのローブみたいなんが似合いそうだよな、どんな武器が似合うだろうな」「長ーい鎌みたいなのがいいぼー」ニックネームを付けるのが得意なうりぼーはお兄さんを「隠者」と名づけ、今後そう呼ぶことにした。
 お兄さん、勝手にイメージで遊んでごめんさい、暇なもんで。
 その後も、やはり非常にひまなので、ホテルの床や通路を貞子風に這い回る姿をお互い写真にとったりして時間をつぶした。そんなことをしてると非常ベルが鳴り始めた。何人かの従業員が廊下を行ったり来たりして調べてるが、なかなか止まらず廊下で光が激しく点滅している。
 結構刺激的な夜かもしれない。


 翌日は、まだ風は強いが晴れ~☼

 恩納村の越智啓子さんのクリニック&カフェにタクシーで(那覇から5,6千円)行ってみる。
 生憎、全日の嵐で電線がたれたり、ガラスが割れたりしていて中には入れなかったので、庭だけ見せてもらう。


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 近くの海岸。
 貝殻がすごい。ヤドカリがいっぱいいてびっくり。

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 海~♪

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 渚に立つうりぼー。『これは川か池かどっちだぼ~~ 』


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 真栄田岬より

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座喜味城跡。城壁から恩納村方面のビーチが見える

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私的雑記 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2012/10/06 23:23
コメント
はいたかさん初めまして
いつも拝見してますくわとろと申します

よく読ませていただいてるはいたかさんがほぼ時を同じくして
沖縄にダイビングしに行かれていたので書き込ませていただきました(*´∀`)ノ
自分場合は台風にあってしまい波が荒れてましたがギリギリできました。

追伸 特に11/08/16の「無垢への夜明け」の詩が好きです。
 くわとろさん、こんばんは♪
 はじめまして!

 いつもご訪問ありがとうございます。
 同じ時期に沖縄でダイビングされてたのですか?
 すごく奇遇ですね(゚o゚;;ちょっとびっくり。
 どちらで潜られていたのでしょう。砂辺の辺りは週末金曜くらいまでは潜れたのではないかと思いますが、大変でしたね。僕もドキドキでした。また台風に怯えずにゆっくり遊びに行きたいです。

 >追伸 特に11/08/16の「無垢への夜明け」の詩が好きです。

 とてもうれしいです。ありがとうございます!
 また詩も出していきますので今後ともよろしくおねがいしま~す☆
はいたかさん
僕は今回は石垣島でした。沖縄の神様への祈りを
口に出して言ってみたりしましたよ^^
Re: タイトルなし
> くわとろさん

石垣島ですか!!いいですね~~
行ってみたいな(((o(*゚▽゚*)o)))
くわとろさんもお祈りされてたんですか。
沖縄は祈りが生きてる土地かもしれないですね。
僕は想いが届きそうな気持ちに強くなりました。

ありがとうございますm(_ _)m


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