なんとなくからのPrepper


 Prepper(プレッパー prepareを名詞形にした造語)という言葉を時々目にする。

 ちょっと前にCSのナショジオかなんかでもこれを取り上げた番組が放送されてるのをちらっと見たので、結構メジャーな概念になってるのかもしれない。

 Prepperとは主に欧米で、自然災害や、経済恐慌、いろいろな人災などが起こって社会が機能しなくなった時にサバイブできるように今から準備をしている人たちのことを言う。その準備というのは食料の確保やシェルターの建設とか、ガスマスクの用意とか、金の購入とかその人の考えに基づいていろんなレベルで行われているんじゃないかと思う。

 一説ではその数は全米で300万人と言われる。

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 一昔前に日本で堂々とプレッパーをやってると、かなり変人扱いになったと思うけど、今ではある程度のプレッパーであることは一般認識としてむしろ推奨されているように思える。

 それは東北で発生する懸念のあるアウターライズ地震や、首都直下、東海、南海トラフなどのへ個人レベルでの備えとしてもあるだろうし、先月山口、島根で発生したような常識はずれの局地的豪雨(300ミリ
以上という平年の7月の降水量に匹敵する量が一日で降った)などへの警戒としても行われてると思う。

 でももっと日常のふとしたこと、、、例えばこれだけゲリラ豪雨が増加している中で、スマホにゲリラ豪雨を警告するアプリを入れたりするといった小さな「備え」でも、それが日常化しているのを見るともうすでに僕らはプレッパー達の仲間入りをしているともいえるかもしれない。

 他に、家庭菜園のブームみたいなものもある意味プレッパー現象じゃないかと思う。

 それは多分危機感に基づいたものじゃなくて(基づいてる場合もあると思うけど)、純粋に自分の手で野菜を育てるのが楽しいし、自分で育てたものはおいしいという「喜び」に基づいている。こういう本来の、深いところからの喜びに基づいた行動が、結果的には危機への備えとしても成立するというようになっているのではないだろうか。

 危機感によるのでもなく、禁欲的になるのでもなく、ただそっちの方が楽しいからという理由で結果的に来るべきものへのプレッパーになってるという人がたくさんいるような気がする。

 僕のここのところのテーマはずっと「自家発電」で、テレビやネットを控えたり、呼吸法をやったり、なるべく自炊したり、と意識的になってる行動は全部自家発電感を研ぎ澄ませるためのものだったようだ。

 でもそれほど禁欲的になってるという自覚はなく、数年前にテレビを捨てちゃった時も、ストイックな理由でそうしたのではなく、「テレビない生活って考えただけでわくわくするなー」というある種わくわく感が原因だった。その感覚は、間違ってなくて、捨てた直後は、「う・うわー今日も、明日もテレビがねえ!すげー興奮する!」という感じでした。

 だから3・11の時も、ワンセグもみたけど、原発の状況などに関しては主にネットで情報収集し、その中で拾ったものを自分の感覚のふるいにかけて全体像を推察するという感じことをしていた。その全体像は、テレビだけで情報を拾うよりも実像に近かった。

 家にテレビないのはもう日常化したのでなんとも思わないし、興奮もしないが、今まで頭の中にあった日曜から土曜までの各局の番組表が数ヶ月で完全に消えてしまった。今では覚えてるのは、木曜日の夜10時にダウンタウンDXがやってることくらい(松ちゃんが好きなので)。まあ金曜の夜9時からの金曜ロードショーもやってるんだろうけど。
 これは多分、ないほうが楽しいし調子がいいから、日常化したんだと思っている。

 意外と世間においていかれないんすよね。
 なんでかわからないけど、スギちゃんていう芸人が「ワイルドだろー」というネタでブレイクしてるらしいとかいう情報は知識としてどこからともなく入ってくる。でも、これだけじゃナニが面白いのか、まったくわかんないけど。でも、そのことがまた面白いんですよー。

 刺激に飢えてるそこのあなた!テレビを捨ててみましょう!興奮しますよ、最初は(笑)


 ネットでもいろんな動画をチョイスして見れますし。 


 『地球少女アルジュナ』をバンダイチャンネルで4話まで見たけど、すごく面白かった。

 最初のほうはロボットとか出てくる、スーパーヒロインもの萌え系アニメみたいに見えるけど、3話~4話くらいで趣が変わる。

 第4話に、自然農法で作物を育てて暮らしている仙人みたいなおじいさんが出てきて、主人公の樹奈に自然の摂理について教える。このおじいさんがやってるのが有機農法でも無農薬でもなく、自然農法というのがホントにマニアックというか、思い切ったアニメだと思いました。

 自然農法というのは、耕さない、農薬、肥料を使わない、虫や雑草となるべく共存するという農法で、アニメの中では一見草ぼうぼうの中にきゅうりやかぼちゃ、アスパラが無造作に生えているというシーンに表現されている。

 「草刈りなんでサボるんですか?」と質問するヒロイン樹奈に、おじいさんは答える。


 「なんで草をとる必要があるんだね?

 草刈しないと、花や野菜が雑草に負ける、か・・しかしうちの野菜が草に負けているかね?

 ちゃんと育っていないかね。ちゃんと現実が、目の前の現実が見えているのかね
。」
 

 バンダイチャンネル 地球少女アルジュナ 第1話 「時のしずく」


 このじいさんを見てて、すぐに頭の中に福岡正信という人のことが思い浮かんだ。

 「わら一本の革命」などの著作で有名な、自然農法の実践家だ。(2008年 95歳で没)

 真っ白いひげの風貌と言い、明らかにこの人がモデルのように思えた。
 6分40秒くらいにでてくる福岡さんの農園は、ほとんどアニメの農園と同じ。

 


 この人のお話は、とても本質的なレベルで心に訴えてくる。

 人間には草木一本作れない、というのはそのとおりだ。だからなるべく何もせず、自然にまかせて作物を育てる。その自然への全託の様はイエスの、「あなた方は髪の毛一本白くも黒くもできない」という言葉を思い出させる。自然農法家には、深いレベルで自然へサレンダーしてる人がいるのかもしれない。この方のお話も良かった↓

 


 こういう方たちの精神性に大きく感動すると同時に、「自家発電」的ライフスタイルの究極はやっぱり大地から糧を得ると言うことなしにはありえないな、と思った。 


 大地に根付いて、
 自分たちで作物をつくる。
 自分たちで加工する。
 自分たちで調理する。

 なんか、多くの社会・心理学的問題は、この大地から糧を得るというサイクルが断たれているために起こっているようにさえ思える。
 本来なら不必要な薬品や、添加物はシンプルなこれらのスタイルでは発生しない。


 このことを考えて、歯磨き粉や、シャンプーの成分表示を読むと疑問が湧いてくる。


 堆肥や、農薬さえ、必要ないのなら、このカタカナで意味のわからない化学物質のたくさん入った薬品で歯を磨いたり、頭を洗ったりするのって本当にあるべき姿なのかと思う。もっともっとシンプルで体にもいいものが多分あるんだろう。


 来るべきものへのプレッパーとして、生活のすべての領域において、


 これは本当に買うしかないのか?

 これは自分ではつくれないのか(どうやってつくっているのか)?

 これらを本当に自分は食べたり、飲んだり、着たり、肌に塗ったりしたいのか?

 そもそもこれらは本当に必要なのか?


 といったことを考えて見るのも楽しい。

 例えば僕はジーンズをよくはくけど、本当にジーンズはきたいのかな?ジーンズ好きなのかな?と考えてみるとよくわからない。多分、みんなが履いてるから真似してるだけなんだ。

 なにが着たいのか考えてみると、本当はもっとゆったりしててストレッチや、呼吸法をするときにおなかの部分を締め付けないようなものがいい。涼しい生地でインドのクルターパジャマみたいなああいうのがいい。でも、外出がそれだとちょっと気恥ずかしいから無意識に妥協しているだけなんだろう。


 確かに、自分で作物を作って、それを食べて生活するのって大事だし、いつかやりたいと思うけど、場所も時間もない・・・そういう場合、ってか僕もほぼそうですが、

 楽しそうでかつプレッパーとしても役立ちそうなのは、身近なものをなるべく自分でつくってみるということだ。昨日ぶらーーっとしてるとこういうページ発見しハマッってしまった。


 自家製ビールキット アウベルクラフト

 今ものすごいビール作りたいモードになってる。燻製とか、豆腐、チーズも面白そう。

 やりたい!
 
 すぐにでもビールキットを買いそうな勢いだけど、まずは、台所にあるものですぐできそうな「どぶろく」を作ろうかと思う。

 どぶろくレシピ


 なんか「酔うもの」をつくるって超ドキドキしますね。
 僕はどうも意識状態を変化させる物質を製造するのが好きなのです(おいおい)


 こういうお酒類とか、食べ物をつくったり、野菜を栽培したり、やらなきゃいけないじゃなくて、なんとなく充実することをしていて結果的にPrepperになってるのが一番いいような気がします。

 


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アセンション考 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2013/08/05 18:21
コメント
今の不安のほとんどは、食えなくなる=死、からきてる事も多いと思うので、今は菜食、断食とかしてますが、いずれは“ブレサリアン”になりたいですね
呼吸のみで生きてる人が、インドにはいるとか(空気中の窒素を蛋白質に合成して)

その辺の野草食って生きれたら、これほど気楽な事はないですかね(^-^)
Re: タイトルなし

 すうぇいさん、こんにちは!

 菜食に断食ですか・・・!すごいですね。僕は最近は哺乳類なるべく食べない食で生活してます。
 
 >その辺の野草食って生きれたら、これほど気楽な事はないですかね(^-^)

 確かに^^夏で庭にどんどん雑草がすごい勢いで生えてきてるので、これ全部食べられたらいいのになーって
思っちゃいますね。

 本格的な断食をそのうち体験したいなと思ってます。いい場所ないかな~♪

失礼とは思いつつも、全然!全く今回のブログと関係ない質問で恐縮です。いや、農業も自然が一番

灰たかさんの昔の記事、和平先生の内容を読んでいて、いやぁ、やっぱし和平先生って、あらためてスゴいお方だな、なんて思ったんてすが、なにげに灰たかさんも和平先生の下、凄い体験してるよなぁ、なんて感じました。

ですが最近はどことなしか灰たかさんの中で和平先生への関心度、テンションが下がってしまっているような気がします。

こんな質問するのも、なんかやっぱり和平先生の根幹的教えであるマーヤ解きだけじゃ難しいところもあるのだろうか?なんてこともあるのかな、なんて聞いてみたくなったからです。

そんなこと聞いてますが正直話しますと自分、一度もまだマーヤ解きやったことありません。

なんか、3時間とか面倒臭いし、これから、そのうち、なんて感じで今日まで来てしまいました。


アホ丸出しな質問ですいません。




>子羊さん

 こんばんは♪核心的で面白い質問ありがとうございます☆

 記事にはしてないんですけど、7月には2年ぶりくらいに修道会に参加させてもらってきました。先生の存在は生きる上でのバッテリーというか、会っていないときもすごく指針になってる部分が大きく、やはり「師匠」だと思っています。

 のでので、関心度が低下した・・・ということはないのですが、数年前のようにある意味熱狂的に書く気がしなくなったのも事実です。以前は先生のことを書くことをアイデンティティにしていた感があるので、今はそういう意識で書きたくなくなったということかもしれません。

 でも先生の記事を楽しみにしていただいてた方もあるかもしれないので、今後、書くモードになったらまた何か書いてみようかと思います。

 マーヤ解きは先生の教える主なテーマ(ある意味でほとんどそれ^^)だとは思いますが、僕の場合はそのメソッドというよりも先生の存在やつながり自体がやっぱりスピリチュアルなバッテリーのような気がします。

修道会などでもらうエネルギーで、マーヤとわかりつつマーヤなことに邁進するような部分も?

 マーヤ解きは多分僕ら普通の人は3時間もやらないでも、いいと思いますよ!

 最近読んだアジャシャンティという覚者の『あなたの世界の終わり』という本に、覚醒後もたまにやってくる粘りつく無知・・「ベルクロ思考」をといていくことが覚醒前も大事だと書いてありましたけど、マーヤ解きの概念とそっくりで驚きました。この本、マーヤ解きやマーヤがどういうものか先生とはまた別の角度から語っているので、ちょっと参考になるかもしれません・・・!


はいたかさん、こんばんわ



「あなたの世界の終わり」という本。

Amazonさんでレビュを読んでみましたが、すごくいい感じですね。


自分、単純なのでさっそく注文してみようと思います。

また、本を読んでみたら感想をコメントしますね。

貴重な情報ありがとうございます。


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