『それ』を愛することができるまで

 あらゆる空間に、『それ』はある。

 時を越えて、『それ』はただあり続ける。

 『それ』が全ての時空の戯れを、編み出している。

 『それ』が欲しければ、それは手に入る。
 しかし、『それ』を求め続けることは難しい。

 死を思い出し、生を思い出し、本当に私たちを安らがせてくれるものが何であるのかということに思い至った時にだけ、『それ』を心から求められるだろう。

 そのことに気づくまでには、『それ』以外のあらゆる興味深い戯れが私たちの友となる。

 『それ』はどこにあるのか?
 天にましますが、それだけではない。
 胸の内に宿るが、それだけでもない。
 
 私を内に含み、果てしなくひろがるこれ自体。
 この存在性自体。
 この当たり前の神秘。

 私をここから立ち去らせないでください

     答えの無い回答に、満ち足りていられますように。



 




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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2005/10/23 22:07
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