丹沢山塊




  一泊二日で丹沢で山登りしてきました。

  塔ノ岳(標高1491m)山頂

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  丹沢山(1567m)山頂

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  コースは、一日目

  地元駅→新宿→小田急秦野駅→蓑毛バス停→(ここから徒歩)→ヤビツ峠→三の塔→塔の岳→丹沢山

  新宿から秦野駅までは小田急線でだいたい一時間半くらい。
  秦野駅から蓑毛まではバスで20分くらい。
  一般的な登山口であるヤビツ峠へのバスは本数が少なく、平日だと午前中は8時過ぎだけ(日曜は9時過ぎもアリ)なので、蓑毛ルートを選択。

  丹沢山頂のみやま山荘に宿泊し、

  二日目  

  朝6時過ぎに出発

  丹沢山→塔の岳(へ引き返し)→鍋割山→栗ノ木洞→寄(やどりぎ)バス停

  現在筋肉痛と膝痛で、普通に歩けません(^^

  やっぱり高尾山と、奥多摩の御岳山くらいしか登ったことないのに、いきなり二日間にわたる山歩きにチャレンジしたのがちょっとハードル高かったか。1500メートルくらいたいしたことないだろうと思っていたのですが、いわゆるガレ場というのも大きいのは初めて見たし、鎖場もちょっと気を許すと大怪我しそうな雰囲気もあり緊張感ありました。
 何よりも初日の塔の岳登頂以前に膝が痛み始め、それをかばいながら登ってたので思うように行かず照りつける日差しに体力も奪われラストのほうではかなりめげそうになりました。

 初日7時間弱くらい歩き、山小屋で味噌汁をつぐ順番待ちしてるときは、生まれたての鹿みたいに立ってるだけでぷるぷるしてた。二日目もだいたい同じくらいの歩行時間で、合計13時間くらいは山を歩いてた計算になる。

 普通塔の岳に登るだけなら、ヤビツ峠までバスで行き、山頂までだいたい4時間とか5時間くらいで行けるみたいだけど、僕は蓑毛から登ったほうがバスの本数が多いのとすいてそうなので、そちらから。そのぶん+一時間さらに、塔の岳登頂時点ですでに疲労感ピークだったけど宿泊が丹沢山なのでそこまで行かざるを得ずプラス一時間で初日は合計6~7時間になった。

 山小屋泊も初めての経験。
 まあある程度覚悟はしてきたけど、ほとんど満員状態で、布団はびっしり。

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 <僕> <しらないおば様> <しらないおば様> <しらないおば様> みたいな並びです。
 中高年のグループが多かった。
 これくらいの高さになるとやっぱり水道来ておらず、電気はソーラー。

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 風呂ありません、顔を洗うのとタオルを水で濡らして汗を拭くだけ。
 顔面全体から天然塩を吹いてるので、それでも十分気持ちいい。
 消灯は8時半。
 トイレは水洗ではないので紙は流せません。(基本はふいた紙は持参して帰る。ただし山荘内のトイレには汚物入れあった)でもみやま山荘は、一般的な山荘の基準ではかなりきれいだということ。食事はおいしかったです。ご主人はヒマラヤ登山の経験があるらしく、そっち系の本がたくさんありました。

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 朝食は第一陣が5時~二陣が五時半から。
 僕は朝は食べないので7時くらいまで寝てようかと思ったけど、ぜんぜん思い通りに行かなかった。
 となりのおば様が4時頃に目を覚まし、もう朝の準備とか始めます。いや、隣のおばさんだけではなく中高年のグループ全体が4時半とかには起き出して完全に活動を開始します。
 夜は夜でずっといびきをかいてるおじさんと、時々うなされてるおじさんの声が交錯し、なかなか寝付けなかったけどこれはもう起きるしかありません。山荘のそとを少しぶらぶらし、朝の富士を眺めました。

 それにしても山に来てる中高年層のパワーには圧倒されました。
 僕はもう7時間の山登りによって疲労困憊し、自分の布団の上で仮死状態になってたのですが、おじさんたちは山荘の外のベンチで大声で喋り、笑いながらまたビールを飲んだりとかしてます。さすが日本の経済を支えてきたパワー。
 道中や山荘内でフランクに気軽に声をかけてくれる方も多く、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 日没時にはたくさんの人が夕陽に染まる富士を見に集まっていました。
 今回見たイチバン美しい風景のひとつでした。

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 山小屋に泊まると、本当に基本はシェルターというか、寝るところ、風雨をしのぎ暖を取るところ、食事をとるところというのがベースなのだとよくわかります。だからぎゅうぎゅうまで人は入れるし、これだけ詰め込まれると人と人の間の境界線みたいなものも一時的に解体せざるをえず、その状態によりまた「下界」とはべつの質のコミュニケーションが生まれるのだなーと思いました。ガレ場で滑りそうになったときも「大丈夫ですか?」とすぐ声をかけてもらったし、なんか災害時の連携とかと近いものがあるように感じます。






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 急な鎖場や、左右が断崖の丸太橋など、気をぬくとヤバイ、マジなアスレチックポイントが何箇所かあり。P2230015.jpg

 覚醒反応が起こり、意識が集中します。

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 鍋割山へいたる稜線はブナの林があって、起伏もなだらかでとても気持ちがよかった。

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 眺望もよく木立の間から市街や富士が見える。

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 ブナはいいな~

 鍋割山到着後、下のほうからものすごい荷物をかついで登ってくる人がいていったい何者かと思いましたが、どうやら鍋割山荘のご主人の模様。山荘の営業につかう荷物のようだ。しかし、いったいどれくらい下から登ってくるのだろう。鍋割山も標高1200くらいあるんだけど。すごい!

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 この時点で飲み物がほぼゼロ。
 下から500のペット3本と、みやま山荘で水を二本購入したのですが、この暑さであっというまに飲んでしまいました。
 丹沢では水は一本300円、ポカリなどは400円だったので飲み物は貴重。

 ここで水を買おうかと思ったけど、営業開始まで時間があり、なかなかあきそうにない。
 えーいもう降りるだけだから行ってやるかと決断。

 鍋割山から、栗ノ木洞を経由して、寄におりるコースをたどる。
 しかしこの行程が想像以上に厳しかった。この暑さで水がないというプレッシャーも焦りになり、足早になるが、全然終わらない。特に粟ノ木洞ではこんな急斜面をまた登んなきゃならないと思ってなかったので、相当きつかった。頭もぼーっとしてくる。めげそうになるピーク二回目。

 くぬぎ山を経由し、ようやく下のほうにちらっと道路が見える。
 アスファルトの降り立ち、お・おわったかーと脱力してると、こんな矢印があって

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 そっちを見ると階段が、また山の中に続いている。
 う・うそー

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 もう嫌だ
 山道もうキライ
 膝いたーい
 のどかわいたー

 悪態が口をついてでます。
 そんなときにずるっと足をすべらせてコケたり、もう淡々と景色を楽しむ余裕もなく、足元に注意して歩き続ける。
 
 やっと集落に出て、少し歩くと目の前に光り輝く文明のオアシス発見。

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  寄バス停↓がゴールなんだけど心情的にはこの↑自販機が完全にゴールポイントだった。

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  C・Cレモン ごくごくごっくん かーう・うまいーーっ(笑) 

  なんか自分が飲んでるというより、体という生き物が強く水分を欲し、吸収しているという感覚をひさしぶりに感じる。

  結局朝の6時15分に山荘を出発し、寄に着いたのが午後1時過ぎ。  
  ほとんど食事と水なしで6時間以上歩くこととなった。
  余裕がない時は多分、寄にいくより、メジャーな大倉方面に下りたほうがきっとらくなんだと思う。

  想像以上にきつかったけど、これだけおいしいCCレモンが飲めたから、まあいいか。

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  ストックがわりに使用した、木の枝。
  お世話になりました♪



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私的雑記 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/06/03 15:28
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