アニータ・ムアジャーニさんの臨死体験 無条件の愛

 


 
 上の動画は、臨死体験を経験したアニタ・ムジャーニさんのインタビュー。

 これを観て、感じるところがあり
 なにかもっと詳しく知ったほうがいい気がして本も買ってみましたが、アニタさんの臨死体験には注目すべき点がいくつかあります。
 まずひとつは物理的レベルで起きた奇蹟的現象で、臨死体験から戻って「二、三日後」に末期的なステージにあった癌がすべて「消えてしまった」ということです。書籍には彼女の体験に興味を持った医師が、アニタさんが入院していた病院にいってカルテを確認し彼女の体験が真実であることを証明した記録がついています。

 アニタさんの病気は悪性リンパ腫で、臨死体験前には顔全体、首、左腕が風船のようにふくらみ目ははれて閉じたままだったといいます。担当の医師たちは彼女は助からないということで意見が一致していました。その彼女が臨死体験後あっという間に回復したことについてこの件を調べたコー医師という方は次のように書いています。

 「彼女の回復ぶりは間違いなく注目に値するものである。私自身の経験と数人の同僚の意見に基づけば、彼女の劇的な回復は抗がん剤治療によるものだとは考えられない。私達の知る癌細胞の性質からすれば、非物質的な何かが癌細胞の遺伝子が現れるスイッチを切ったか、あるいは癌細胞の死が起こるような信号を送ったと推測する。正確なメカニズムは私達には未知のままであるが、抗がん剤による結果とは思えない。
 アニータとの出会いによって、私は、この現象、そして私達人類の本質についてさらに学ぶきっかけを与えられたと考えている。


 コー医師はこの一見の経過をまとめた資料を世界中の癌研究所に送ったが、この驚異的な回復の謎を解いた研究所はなく、またかつてこのような回復が起こった記録もないという。

 アニータさん自身は、臨死体験中生き返る選択をしたとき、肉体に戻ると癌は治癒するということが「わかっていた」そうです。

 もうひとつ注目すべき点は、アニータさんの体験の抽象度の高さです。
 臨死体験というと光との出会いや、トンネル体験、お花畑や川の出現、亡くなった人との再会などが注目されますが、これら具象的な現象で計るのではなく、意識体験はどれくらい抽象性が高いかがポイントだと僕は思っています。
 その抽象度が高いほどいわゆる覚醒や悟り体験に近づき、具象度が高いほど、神秘体験→霊的体験→心理体験→物理的体験となっていくように思います。

 アニータさんの場合は、自分が全体であることに気づく、過去、現在、未来は同時に存在し、時間は直線的に流れていないことに気付く、そのため輪廻転生も本当は同時に起こっているのではないかと気付く(確かアジャシャンティ氏もそんなことを書いてたような)、というような要素がほとんど覚醒状態と同じような抽象性の高さを感じさせます。

 抽象性の高い体験には、強烈な謎が解けちゃった感が伴い、それは体験者のリアリティを根源的に変化させてしまいます。一方具象的な体験、例えば、「UFOの母船が目の前に着陸するのをみた」とか「○○の神が近未来の大予言を聞かせてくれた」あるいは単に「急にからだからぬけちゃった」だけというようなタイプは誰もを恐ろしく興奮状態にするでしょうが結局「なんだかわからないし、逆に混乱する」という性質を持っています。

 アニータさんの体験には、根源的わかっちゃった感の気配が随所に見られます。
 つまりそれは自分が本当は誰だかわかる、ということなのですが、それが人間の体験ではやはり究極のものなのでしょう。その答えが人によって微妙に異なっていても、この通常の僕らを越えた、「大いなる私」を認識することに関しては共通しています。

 以下アニータさんの体験のごく一部。

 「向こう側の世界に深く入っていき、拡大しながらすべてのものや人とひとつになるにつれて、愛する人たちや周囲の状況への愛着がゆっくりと消えていきました。その間、すばらしい「無条件の愛」としか表現できないものが私を取り囲み、しっかりと包んでくれたのです。でもその感覚は「無条件の愛」という言葉では十分に表せるものではありません。それはあまりにも乱用されすぎて、言葉の持つ強烈さが失われているからです。ともあれ、長い身体的戦いからやっと解放された私は、この自由というすばらしい体験を楽しんでいました。

 それは身体的にどこか別の場所へ行ったというよりも、むしろ目覚めたような感覚でした。おそらく悪夢からやっと目覚めたのかもしれません。私の魂はその真のすばらしさをやっと悟ったのです。それは次第に、私の身体や物質世界を超えて遠くへと広がっていき、この世の存在だけでなく、時間や空間を越えた領域までも広がり、同時にその一部になりました。

 愛、喜び、恍惚感、畏敬の念が私に注がれ、私の中を流れ、私を飲み込みました。そしてこれまで存在していることさえ知らなかった大きな愛に包まれました。これほど大きな自由や生きてるという実感を味わったのは初めてでした。すでにお話ししましたが、私のベッドから遠く離れた場所で話している医師と家族の会話が、突然わかるようになったのです。これは物理的には不可能なことでした。

 このような強烈な感覚は、この世のものとは違い、それを正確に言い表すための言葉はみつかりません。これほど完全で、純粋な、無条件の愛は、私がこれまでまったく知らなかったものでした。何の資格も要求されず、何の判断もされず・・・、まったく差別もありませんでした。その愛を得るために何もする必要がなく、何の証明もしなくてよかったのです。


 「私は、これまでのすべての年月において自分に必要だったのは、ただありのままの自分でいることだったと悟りました。自分を非難したり、欠点があると思ったりせずにです。同時に私達の本質は純粋な愛だとわかりました。誰もが純粋な愛なのです。完全なものからやってきて、それに戻るのであれば、そうでないはずはありません。このことを理解したら、自分であることをもう恐れることはないでしょう。愛であることと本当の自分であることはひとつであり、同じことなのです。

 もっと大きな真事実は雷光のとどろきのごとくやってきました。単に自分の本当の姿である愛でいれば、自分も他人も癒せるとわかったのです。これまで理解できませんでしたが、それは明白なことに思えました。もし私達がみんなひとつで、無条件の愛という全体の様々な側面であるなら、私達はみんな愛の存在だということです。私は、それが人生の唯一の目的だと知りました。つまり、本当の自分でいて、自分の真実を生き、愛であることです


 
 これほどの生きてる実感を初めて味わった、という部分が興味深いです。

 アニータさんの肉体はベッドで瀕死の状態だったので、これまでになく死んでる状態だったのに。

 生きてる実感、リアリティの強度はエネルギーレベルの強さでもあるので、 

 アニータさんは肉体とは別の場所で、肉体にいたときとはかけ離れたものすごいエネルギーレベルで存在していたことになります。

 その恐れから自由な、限りなく解放されたエネルギーがおそらく癌を癒したのではないでしょうか。


 オレンジ字 アニータ・ムアジャーニ著 「DYING TO BE ME」より 邦題「喜びから人生を生きる!」ナチュラルスピリット





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知覚、リアリティetc | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/07/21 21:39
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