Gの世界で




 あけましておめでとうございます!(←かなり遅いですね)

 今年もよろしくお願いいたします。

 テレビで紅白やその他もみなくなって数年、年々クリスマスやお正月感が薄れてどうでもよくなりつつあります。

 変わって旧暦正月の春節をより意識するようになりました。

 どうもこの頃からその年のエネルギーが本格的に発動するのではないかと個人的には思っています。

 2014年は1月31日から、2015年は2月18日が春節ですね。旧暦では現在まだ確か師走にもなっておらず、今年は残りあと一月ちょっと、という状況です。

 2014年を振り返ってみますと、個人的にもそうでしたが、割と大変な年だったという感想を持つ方が多いように思います。2014年の2月に「ゼロ・グラビティ」という映画を観に行きました。

 なんとなくこの映画の原題の「Gravity」(重力)が2014年をシンボライズしているような感じがしていました。

 この映画はたった一人で、宇宙空間での災害に立ち向かい生き残ろうとするライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック演ず)の孤独な奮闘を描いたものです。

 3Dを用いて、上も下もない無重力空間の異次元感を表現した迫力が「ゼロ・グラビティ」という邦題にも反映されているのだと思いますが、この映画の目的は実は原題の「Gravity」にこそ現されているように思えます。

 僕にはライアンが地球に帰還して、浜辺にたどり着き、そして立ち上がろうとして自分の肉体の、重力の重さにふらつくあのシーン、あの重力感からだの重たーい感じをこそ伝えるためにすべての時間があったように思えます。

 これから観る方は観ないでね♪↓ラストシーン

 

 そしてこの表面的な「Gravity」の意味の裏側には、彼女が宇宙に飛び立つ前、地球にいるときに経験した過去の悲しい出来事も含まれているように思います。彼女が渾身の力を込めて重力に逆らって、再び裸足で大地に立つシーンは、地球で肉体を持って生きることにつきものの悲しみ、怒り、孤独など、それらのすべてを母なる世界が僕らをつなぎとめる「Gravity」として受け入れ祝福さえしているように感じられました。

 その祝福と、重力のもと生きる喜びが彼女の口からこぼれる笑い声に表れています。

 あと関係ないですが、ライアンが地上や他のクルーとの会話に使う「do you copy?」という言葉が耳に残りました。
 
 文脈上明らかですが、これって無線とかで使う「聴こえますか?」日本語でいうなら多分「こちら●●・・・どうぞ」の<どうぞ>にあたるみたいですね。知らなかったです。

  重力とどう付き合うかということは普遍的なテーマです。
 航空機→ロケット→シャトルを産んだ科学の進歩は、重力から自由になる、あるいは地球という惑星の支配圏から自由になることを目指していたとも言えますが、地球という重力圏に支配された惑星なくしては今のところ人間は生きていくことができません。

 重力は情け容赦ない力でもあり、老いや怪我、病気、障害などでその力に反して立ち上がれない生物に対しては、自分自身にひきつけることで、結果的に惑星そのものの土としてしまいます。それは惑星側からのある種の同化作用でもあるのでしょう。

 つまり、生きるということは、この僕らを下に引っ張る力と、そこから離脱しようとする力のバランスの上に成り立っていることになります。

 人は完全な愛から生まれ、また愛に帰っていくと言いますが、その無重力空間に至る前に僕らは「重力」を経験します。それらが重力圏でしか味わえない、恐れ、怒り、悲しみ、絶望、嫉妬、自己否定などだということが出来ます。

 という風に考えると2014年は多くの人が「重力」の強さを肌身で感じた年だったのかもしれません。
 僕にとってもGが強くなったように思えた年でした。

 重力に対して、どう対処するかという簡単な解決法はありません。

 でもGを受け入れ、祝福する気持ちは忘れずにいたいと思います。
  
 


 さあ、すでに始まっており、もうすぐより本格的に動き出す2015年

 どのような年になるかわかりませんが、

 皆様にとってよき一年となりますように☆

 Do you copy?


スポンサーサイト
私的雑記 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2015/01/12 19:12
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: タイトルなし
 ありがとうございます♪
 そうですね~!たまには空を飛ぶ夢を見たり、無重力を感じられたら最高ですねv-288
 

管理者のみに表示