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『アトランティス』の遺産

 最近、『アトランティス文明』の宇宙観とはどのようなものであったかということについて考えている。

 なぜ『』つきかというと、特にプラトンが語る大西洋にあって海中に没したという伝説の島だけに特定して考えているわけではないから。

 そうではなく、紀元前一万年前後まで栄えていた超古代文明を仮に『アトランティス』と呼ぶ。
 そして、その文明は現在では文明化されていない多くの知識をもとに文明を展開していた。
 その知識の多くは失われてしまっているが、その痕跡は世界の至るところに残されている。

 主なものをふたつあげると、ひとつは3つの大ピラミッド、ルクソール神殿などを中心とした古代エジプト文明。
 ふたつめは、メキシコのアステカ・マヤ文明。
 アステカ人の信仰していた神「ケツアルコアトル」(翼ある蛇)は蛇と鳥の混血。背が高く髭のある白人で、長い間太陽を薄暗くしてしまった大災害のあと、どこか南のほうからやってきて文明、技術をもたらしたとされている。
 奇しくもこの鳥と蛇、というふたつの象徴的動物の結合はエジプトのファラオの王冠にも見ることができる。

 これらエジプトやマヤ文明の建造物は、現代の技術を持ってしても建造が難しいものが数多く、その使用目的も謎に包まれている。
 ピラミッドを例にとって考えてみるならば、まず第一にピラミッドは王族の墓ではない。その内部にはミイラも石棺もありはしなかった。
 建造当初は石灰岩に覆われて白く輝いており、その表面にはびっしりと象形文字で何かが刻まれていたという。残念なことに石灰岩の覆いは昔地震が起きたときに、街の修復に使用するためにすべてはぎとられてしまい、今では刻まれたメッセージを知ることは出来ない。
 
 エジプト文明の本質を、意識構造が異なる現代人が理解するのはかなり難しい。
 古代エジプトに隠された『アトランティス』の遺産については、ジョン・アンソニー・ウェストの「天空の蛇」に比較的わかりやすく解説されている。
 しかしこの本自体がシュワレール・ド・リュビックという学者の画期的なエジプト研究を解説したものである。
 シュワレールの主著は「人類の神殿」だが、まだ邦訳はされていない。

 スフィンクス、ピラミッドをも含む、古代エジプト人が残した巨大建造物はG・I・グルジェフが述べたところの「客観芸術」だった。
 個人の無意識、夢、トラウマなどを具現化したのが近代的「芸術」であるとするならば、「客観芸術」とは宇宙の法則そのものを可視的に表現したもので、その設計は厳密に数学的原理に基づいている。
 具体的に言うならば、例えば「黄金比」のような美しいプロポーションが至るところに意図的に表現されていることだ。
 それらは言ってみれば、宇宙の真理を形態化したものであり、それを鑑賞する人の意識を高めるような性質を持っている。
 
 エジプト人は、文明を瞑想とする方法、生活を神聖なものとする秘密を知っていたのではないだろうか。そして意識を純化する生活環境を意識的に創造したのである。
 今までの西洋文明はこれとまったく逆を行っており、人間の意識を劣化させる環境を無意識的に創造してきた。
 この文明は利便性や、目先の効率を根本原理としてしまった為、宇宙の根本原理と断絶してしまったのである。

 『アトランティス』の遺産を知ることは、行き詰っている現代文明がどのような方向性に向けてブレイクスルーすればいいのかというヒントを提供してくれると言う意味で、トンデモ考古学が好きな人だけの問題ではないのではないかと思う。

 シュワレール・ド・リュビックは古代エジプトの神官階級の役目について次のように述べている。
  
 「その頂点に覚醒した神官階級があり、それは科学と神学が完璧に一体化したものを体現し、その主な役目とは、今という瞬間の認識だった。」


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アセンション考 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2007/01/05 16:38
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