卵の中の黄身

我もなく うつし世もなくなにもかも  神の中なる 神のあらわれ  BYダンテス・ダイジ

文明と異世界

 失われた文明に関するコリン・ウィルソンの「アトランティスの暗号」に引用されていた、マイケル・ハーナーのアヤワスカ体験に惹かれ3回ほど書いてみたが、同じく古代文明の研究家であるグラハム・ハンコック氏も近年アヤワスカを体験し、その経験に基づいた「Super Natural」という本を出しているようだ。

 しかしこれは未邦訳なので、ハンコックとエハン・デラヴィの対談集「人類の発祥、神々の叡智、文明の創造、すべての起源は『異次元』にあった」という二回も改行しないと書けないようなながったらしいタイトルの本を読んでみた。

 1ページ目をめくってみて驚いたことに、「不思議なことに誰もが必ず、大蛇に遭遇します。二匹の蛇がからまった姿は我々のDNAそのものではないでしょうか。」という本文からの引用句が目に飛び込んできた。

 僕は蛇という動物の元型性に興味があったのだが、どうやらアヤワスカを体験すると非常に多くの人が蛇のビジョンを見るようである。
が、なぜ蛇なのか??
 さらに謎は深まる。

 ハンコック氏は文明の起源は異次元にあるのではないかと推測しているようだ。彼の推測によると、人類は数百万年前から現代と機能的にはほとんど同じ脳を持っていた。およそ4万年前に始めての洞窟絵画が描かれるが、それ以前の何百万年もの間人間はほとんど文化らしい文化もないまま動物と大差ない生活をしていた。 
 しかしこの4万年前の時点で、人間の精神進化に決定的な何かが起こった。それはいったい何なのか?
 
 ハンコック氏は、テレンス・マッケナと同じような結論に行き着いた。人間の精神を飛躍的に開花させたもの、それはサイケデリック植物の摂取であったと。
 その変性意識状態において、人間は「古代の教師たち」と出会い様々な宇宙の秘密を教えられた。
 それぞれの文明には、人間に知識を与えた存在として半人半獣の存在(セリアンスロウプ)がよく登場する。
 エジプトの神々もそうだし、シュメールに文明をもたらしたとされる「オアンネス」も半漁人のような存在である。
 
 しかし、「教師たち」はなぜこのような姿をして、ある特定の動物と結びついているのか?これもまたひとつの謎だ。

 しかしハンコックの出した結論、これってよくよく考えて見れば、「文明は神々によって与えられた」という伝説が文字通りの真実であることを言ってるのではないだろうか。




 ・・・それに対して蛇は女に言った。

 「あなた方は決して死ぬことはありません。その樹から食べる日には、あなた方の目が必ず開け、あなた方が必ず神のようになって善悪を知るようになることを、神は知っているのです

創世記

  
 




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