耳と声日記 ③

  今年、5月から始めたヴォイトレ、ようやく曲を使った歌の練習に次回から入ることになりました。

  この5か月ほどにやったこと。

  ●ブレストレーニング
  ●50音調音
  ●音階練習
  ●おーいを叫ぶ練習  

 などなどで、月二回とはいえ、この内容のみで5か月は長そうに思えるかもしれないですが基礎とはいえ体や呼吸、発声、そして言葉に関して気づかされることが多く、正直もうちょっと基礎練習でもいいかなと思うくらいです。

 特に50音の発声に関して。知ってる人には常識だと思いますが、行によって口のどのあたりから音が出ているのかって微妙に違うんですね。

 たとえば、カ行は下の奥で息の阻害を作り(Kの状態)、そしてその阻害を解放し口があ(A)の口をしたときに「か」という音が生まれます。(舌の奥を口蓋につけず「か」と言ってみてください。無理ですね~)だから割と口の奥の方で生まれる音です。

 一方、ま行は唇で息を阻害し(Mの状態)、その阻害を解放しあ(A)の口をしたときに「ま」という音が生まれます。
 唇をつけずに「ま」と言ってみてください・・・無理ですね~ 「か」は言えるんですけどね。
 これは唇のあたりで生まれる音です。

 こんな風に行によって結構、異なっていて、この唇だとか、舌先だとかを使って音の生まれる場所を「調音点」と呼ぶらしいです。

 そしてこんな風に「調音点」の違いだけではなく、ま行やな行は鼻腔を使った鼻音は入るのでとても濃厚な響きになるだとか、や行 わ行は 二重母音なので (たとえば「を」 U+O 「や」 I+A )存在感があるとか、それぞれにすごく興味深い個性があることなど教えてもらったので、歌を歌う以前に、朗読だとか、また普通にしゃべる時にも結構知ってた方がいいのではないかと思ったりしました。

 うーむ、中学とか高校で「日本語の時間」をとって教えてもいいような気がしますけど。
 ていうかもっと早く知っておきたかった。母国語の発声のことですからねー
 文科省、プリーズ・・・!

 そして、これ、一見歌とは関係ないようにも見えますが、サビに入る時とか、音程の変わる時に調音点や正しい調音法をほんの少し意識するとかなり音がとりやすくなった感じがします。

 「40年近く生きてきて、<ま>さえ言えない自分をしっかりみつめなさい(*`皿´*)ノ 」 

 てな感じで厳しく指導されて、何度か凹みそうになりましたが、現段階でも結構得たもの多いなーと思います。

 いやでも鼻音て鳴らすの難しく感じました。
 そして最近ちょっと部屋で、一人で小さく発声するとき「ま」行の官能性にはまっているのですけど。
 多くのプロの方はどれくらいの音を鼻から抜いて濃厚に共鳴させ、どれくらい口から出してクリアに響かせるかというバランスを調整できるみたいですね。たとえば口60パー、鼻40パーみたいに。

 まったく歌う以前の段階ですけど、こういう一音一音の音楽性みたいなものがあることを知れたのはすごくよかったなと思います。

 通ってるヴォイトレ先生、生徒さんに求めるレベルがかなり高い方だと思いますけど、でもそれだけにこっちも「趣味感覚」以上に気合を入れてやらざるを得ない部分もあり、行くたびに「道場」のように竹刀でぶったたかれて闘魂注入されてる感があります。こてんぱんに言われて凹むこともありますが、同時にいつも毒舌の裏に、音楽やお弟子さんを育成する情熱が感じられる先生です。


  

 

 今週はトマティスのCAVワークショップにも行くので楽しみです(o‘∀‘o)*:◦♪



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耳と声日記 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/09/19 21:27
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