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Light house for someone


この広い海の中
 あなたへの愛という祈りによって
 光を放つ灯台があると知ることは良いことだ
 たとえそこへ向かって舵を切ることはなくとも

 孤独に震える真夜中
 船窓から夜を見つめると
 深い闇の彼方に
 いくつもの淡い光が揺れている・・・

 それはあなたを想う光の群れ

 僕は想う
 僕もまた誰かのための 
 淡い光でありたいと

この小さな灯りに
 振り向いてくれなくても かまわない
 ましてや
 旅の道しるべとせずともいい

 真昼の太陽や 笑い声
 多くの命の輝きが
 あなたを幸せにしているのなら
 夜に目を覚まさずともいい

 でも、いつかあなたが一人
 この真夜中の海原を見つめる
 その時のために

 僕はこの灯りをともしておこう
 あなたが見つめる光の海の中に
 僕の灯台の灯もまた
 あるように

 夜のしじまを聴きながら
 僕はここで
 この小さな灯りの
 守り人となろう 


                              2018 spring
 
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| コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/07/19 21:18
コメント
No title
いい詩ですね.私も夜のしじまで どこか遠くを感じています.素敵な詩をありがとう.
Re: No title
 >ローパー様


ご無沙汰しております♪読んでいただいて、どうもありがとうございます!!

夜のしじまの中でこそ、いろんな存在とのつながりを感じられたりすることもありますね。

僕もそんな時間大事にしたいです^^

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