中丸薫さんと、ベンジャミン・フルフォードさん。

 この両氏の関係、なんか面白い。

 フルフォードさんはもと米の経済紙「フォーブス」の記者で、政治家・官僚・企業・ヤクザの癒着によって腐敗している日本の闇を告発したりしていたが、ある日中丸薫さんより連絡があり、9・11の真相を追究するドキュメンタリービデオのようなものを見せられた。

 フルフォードさんは、米の『プロパガンダ・マトリクス』に洗脳されていたのでアメリカがそんなことをする訳がないと信じて、ビデオも見なかった。ところが、ビデオ見たか?見たか?としつこく電話がかかってくるので(笑)しぶしぶちょっと見てみた。すると、あれ?なんだこれは?・・・・・といくつもの異常な事実に驚き、以後本格的に調査をするようになったらしい。

 とこのように、役回り的には中丸さんがフルフォードさんを目覚めさせた、という感じになっている。が、両者の間には少しスタンスの違いがある。

 中丸さんは、1970年代にテレビの番組で180カ国以上の国に赴き指導者と対話をするというようなことをしていた。国際政治評論家という肩書きが示すような種類の本をたくさん出版している。
 1997年から、少数の国際金融資本の人間が世界の動きをコントロールしているという趣旨の本を出し始めた。
 その一方、GLAの高橋信次氏と出会い、自分の使命を告げられたり、アラブ首長国連邦の砂漠で雷に打たれて神秘体験をしているということなど霊的なバックボーンのようなものが大変強い。
 現在は「太陽の会」を主催して、こころの浄化を指導したりもされている。人はみな神の子であり、人間復興による、ワンワールド(世界平和)を説く。

 しかし、中丸さんの発言にはいわゆるトンデモ的要素がかなり強い(事実かどうかはさておいて)。日ユ同祖論や、全人類へのマイクロチップ埋め込み計画はまあまだ序の口として、宇宙連合の人たちとお話しをしたりだとか、地底に住んでる人(シャンバラのこと?)と通信したりとかしている。

 フルフォード氏はもともと、東洋への神秘や悟りへの興味から日本に来たというくらいなので、精神的なものにたいする感性も強い人だと思うが、中丸さんとは、UFOのことでは意見が合わないと言う。

 以下書籍、『暴かれた「闇の支配者」の正体』よりフルフォード氏と中丸氏の対談部分。

 中丸:でも、もうそろそろ2012年には太陽系がフォトン・ベルトの中に突入します。今私はUFOともコミュニケーションできる。地底にも人がいるんです。それらと全部コミュニケーションをとると、「2012年に、人類が生き残れるかどうかの大変革がくる」ということを言っています。この6年が勝負ですよ。だからその間に闇の権力はものすごい悪あがきをして、戦争を起こしたり、食糧危機、エネルギー危機をつくったりしていくでしょうね。

 フルフォード:その部分、僕は中丸さんと意見が違うんです。宇宙に人間以外の高度な文明を持った生命体がいるという可能性は十分にあるとは思うけれど、まだ僕は宇宙人に会ったこともUFOも見たことがないし、それを科学的に認めるわけにはいかない。事実証明のできない宇宙人の話と結びつければトンデモ論だと思われて、これだけたくさんの事実が出てきている「闇の権力による陰謀」までが、事実かどうか怪しいと思われてしまう。
 とにかく、このおかしな状況を止めるには一人一人が闇の権力による洗脳から覚めることが必要です。これは宗教とは違うんですよ。宗教は神秘を信じなければいけない。これは事実を調べればすむ話し。科学の世界の問題です。今、インターネットの普及などで言論の自由が活発になり、人々の目が覚めようとしている。人類滅亡の危機であるとともに、実はすごく面白い時代なんですよ。


 フルフォードさんの気持ちはよく理解できる。
 もともと陰謀論の本って、なんか学研MUブックスのイメージだし、UFOとかオカルトの記事と並んで掲載されてきたと言う悪しき歴史がある。
 事実、正しい情報に誤った情報を混ぜて報じ、あとで誤った情報の嘘を知らせることで正しい情報の信憑性まで疑わせると言うのは情報操作においてよく使われる手段のようだ。
 宇宙人の話しで、9・11の真実まで同レベルで扱われてはたまらないだろう。しかし、一方中丸氏は宇宙人に、もう今は宇宙人の話しをしてもいい時期だと告げられて、話している模様・・・。この部分のかみ合わない感じがなんか面白い。
 
 中丸さん、そんなトンデモではない気がするが。
 
 11月3日には渋谷でフルフォードさんのセミナーがあるので、話しを聴きに行く予定。


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 ベンジャミン・フルフォード

 (フルフォード・ベンジャミン・Benjamin Fulford, 1961年 - )はカナダ出身のジャーナリスト。外交官の家庭に生まれ、若くして来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。『日経ウィークリー』記者、米経済紙『フォーブス』のアジア太平洋支局長などを経て、マスターマインド所属。現在は日本に帰化している。
 日本の国内メディアでは殆どタブーとされているようなテーマに度々言及し、それを正面から問題提起するスタンスで多数の書籍を発表する一方、メディアの在り方それ自体をも強烈に批判している。近年は『 9・11テロ捏造―日本と世界をだまし続ける独裁国家アメリカ 』(徳間書店)やDVD付の『 暴かれた9.11疑惑の真相。 』(扶桑社)で、9.11の同時多発テロおよびそれ以降のアメリカの暗部等をも広く扱うようになった。

ウィキペディアより



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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2007/10/16 12:40
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