日月神示カレイドスコープ②

  ★金神と、サナートクマラ、


  日月示において、岩戸ひらきを行うのは、艮の金神、国尊立命(くにとこたちのみこと)とされている。
 この神様が総大将となって地上の浄化と岩戸ひらきをおこなうという。
 艮は北東の方角であり、一般的には凶方位とされており、金神は最大の祟り神ともされてきた。
 だが大本の筆先や、日月神示においてはこの神様は、地球創世に関わった地上神界の主催神と考えられている。
 当初はこの神様が世をつかさどり、穢れのない世界であったが、悪神の計画によって世界の東北(丑寅)にあたる日本列島に押し込められたと言うのだ。
 しかし時節が来て、丑寅の金神が蘇るときがきた。
 そのサインとなったのが、黒住、天理、金光、大本の教祖にかかった神であり、
出口なおの筆先として「三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世となりたぞよ」と現れたメッセージだった。
 つまり艮の金神とは「日月神示」で初めて現れたものではなく、江戸時代の末期から明治にかけて、連鎖的に様々な人物にかかりメッセージを送り続けてきたらしい。
 僕はこの最初タブー視されていた神格が、段々復権していくという過程にとても興味深いものを感じる。これは単純化していえば、「ルシファーというのは本当は悪魔じゃなくて、ものすごくいい神様なんですよ」と言い出した人の周りに段々人が集まってくるようなものではないだろうか。
 つまり共同的なハレとケの合意が、無意識から噴出してくる逆らえないエネルギーによって転倒してしまったのだ。
 忌み嫌われる方角、忌み嫌われる場所とは大抵共同体の辺境部分に存在する。
 そこは穢れた場所であり、穢れた人々が住んでいる。
 彼らは、現在のシステムによって除外されたすべてのものをその身で象徴し、また弾き出されたものたちの世界と、現実世界の結び目となっている。

  「しかし一つの世界観から見た不要な排除するべき部分は、反対に、上と下というサンドイッチに挟まれた三層宇宙の視点で考えると、すぐさま他のコスモスとの「つなぎ」の働きを持つものに変わる。コスモスの辺境にあるものは、異なるコスモスとのつなぎの作用をするわけである。役割はまさに激変する。社会ではもう用のない弱者の老人が、いきなりすべての鍵を握る翁に変貌する。閉じている一つのコスモスでの役立たずは、多層的コスモスにおいてはむしろ強い貢献度を示すことになる。主体を単一にすることで成り立つ今日の社会では、こうした役割りを見落としている・・・

松村潔 著 日本人はなぜ狐を信仰するのか より


 艮の金神が悪神のはかりごとによって引退させられたとするならば、金神を象徴する方向は、悪神が支配する世にとっては忌むべき方向とならねばならない。
 「悪」とはより狭い意味では、固定化されたシステムを破壊・変容させるエネルギーなのだ。
 オレオレ詐欺の集団にとっての「悪」はオレオレ詐欺の集団を破壊する力だ。
 だからオレオレ詐欺の集団の中でも、そのシステムを維持する「ルール」、防波堤が必要となるのである。  
 しかし実際のところ、破壊と変容は毎瞬起こっており、これをとめようとすること自体が大いなる妄想なのだ。が、人間の観念の中ではそれ実在となり、その現実と社会との間に防波堤を築こうとする。
 体主霊従の文明にとって、霊主体従は脅威なのである。 
 しかし人間の集合的な心に築かれたその防波堤を決壊させ、古代の神々の力が圧倒的な勢いで流れ込んできた。 
 確かだと思えるのは、江戸時代から明治の日本において、それまでの社会を支配していたのとはまったく異質(逆の)のエネルギーが生まれ、それが人を通して活動をはじめたということである。
現在その働きはクライマックスに入っているかのように見えるが、それは文明が・集合的意識が決定的に転換するオメガポイントに向けてさらに加速していくと思われる。 


 この艮の金神と、サナートクマラが、僕の中ではなにかダブって見えてしまう。 
 サナートクマラは金星から来たとされるが、金神の「金」は金星とまったく無関係なのだろうか?
 サナートクマラは、シャンバラという地下世界を治める地球の霊王とも言われるが、彼はなぜ地底にもぐってしまったのだろうか?物質を支配する神々が地上を治める時期が来たからだろうか?
 しかし時代は変わった。
 1999年に復活した「アンゴルモアの大王」とは、サナートクマラのことではなかったのか?
 コルマンインデックスでは1999年は精神文明への転換が始まった年と考えられている・・・。   
 カーラチャクラ・タントラには最終戦争はシャンバラ王が率いる軍隊と、邪教の間で起こると言う予言が存在しているらしいが、 これも金神と、イシヤ(あるいはその後ろの神々)との戦を連想してしまうのだ。

 
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日月神示 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008/07/19 12:26
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