天河②

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 早朝7時前。
 神社から太鼓の音が聴こえてくる。
 昨夜民宿の奥さんから聞いていた、朝拝の合図らしい。
 障子から差し込んでくる朝の光がきれいだ。
 騒音の少ない環境にいると、ちょっとした光や音の変化に敏感になるようだ。

 でも眠いな~・・・・行こうかな~止めようかな~・・・

 寝床の中でごろごろしてると次第に目も冴えてきた。
 行くか! 

 拝殿への石段をあがっていくと、中からすでに宮司さんの声が響いてくる。
 中には巫女さん含め3人くらいの人が椅子に座って、祝詞の書かれた冊子を手に持っている。
 僕も椅子のひとつに座るよう勧められた。
 おおーこの祝詞をあげてる人が噂の柿坂宮司だろうか。
 朗々と流れる声が少し変わった反響で響いている。
 
 終了後、宮司さんから参加者への短い言葉があり、巫女さんからお神酒が勧められた。
 それをくいっと飲み干したあと、もう一度手を合わせて拝殿をあとにする。

 胃の辺りがあったかくなり、そのまま部屋に戻りたくない気分だ。
 少量だったが、すきっ腹に飲むと効く。
 ぶらぶらと昨夜来た、天の川温泉のあたりまで歩く。
 立派な地蔵堂の側の石碑になんとなく目を向ける。
 そこには地蔵堂の由来が記されていたのだが、昭和50年代のお祭りのときに、この近くで写真を撮ると橋のたもとに弘法大師様が映った、このお堂はそれを記念して建てられたという。

 この石碑の文を読んで、うわー天河っていっちゃってる(悪い意味ではない)場所なんだなと改めて思った。写真にどの程度はっきり、どんなものが映ったのかわからないが、普通はそこまでせんだろと思う。
 
 食事のあと、10時過ぎ頃に宿を出て、奥さんに教えてもらった鎮魂殿の方へ歩く。
 

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 鎮魂殿。本社の建物に使われていた木材で造られたとの事。

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 少し歩くとすぐ山道になり、こんな看板。
 しかし、十分注意って言っても、どう注意すればいいのか・・・・。
 熊に会ったらどうしろと言うのか!!(怒)

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 おお・・・幽玄。
 これ以上こちらに進むのは止め、一旦引き返し、みたらい渓谷の方へ。
 天河神社からは徒歩約4,50分くらい。

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 道の脇の側溝を流れる水も異様に透明感アリ。
 そのうち
 大きな吊り橋や、巨大にせり出した岩の下を通過したりと、若干アスレチックな行程へ。
 それは面白いのだが、あまりにも誰とも会わないので心細くなってくる。
 と、同時にさっき見た熊の看板を思い出し、ひとりでに歩調が早くなる。
 

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 みたらい渓谷。

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 渓流を見下ろす軽食屋さんで休憩。
 座敷でカレーライスを食べる。
 時間は12時過ぎ 
 下市口へのバスは村から一日3,4本しかない。
 次のバスは14時で、これを逃すと今日中に東京へ帰るのが難しくなる。 
 バス停まではここから一時間もかからないから、十分間に合うだろう。
 でも、もし間にあわなかっても、こんなところに「止むを得なく」もう一泊できるならいいなあと思った。 そしてさっき出てきた民宿に戻って、「いや~バスに乗り遅れちゃって・・・」と言ってる自分を想像したりした。河の音を聴きながら食べるカレーは妙にうまかった。



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 天河大弁才天のシンボル五十鈴




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ピルグリム(聖地巡礼) | コメント(6) | トラックバック(0) | 2008/08/21 20:21
コメント
弘法大師も宇宙人かもね。
色付きの文字弘法大師が真言密教を体系化するときに用いたのが、景教でシルクロードから流れてきた原始キリスト教の経典で、これは高野山も認めているんだとか。つまり空海は聖書を知ってた。だから、アセンションを意識してたってことになる。
空海の若い頃、悩み苦しんでいた修行時代に、高知県室戸岬である法を命がけで修行中、明けの明星が口にとびこんで以来悟ったって空海は書いているんだけど、宇宙人に遭遇した人がUFOが口に飛び込んだって証言している人たちもいて、もしかしたら、空海はそのとき宇宙人とコミュニケーションをとっていたんじゃないかと私は仮説をたててます。だからこそ、景教の経典を読んで、宇宙人との対話との共通点を見出して「これだ!」って思えたんじゃないか・・と。空海の伝説的超人的な能力が、宇宙人との遭遇によって得られたものだとしたら、なんだか納得しちゃうんだけど。
天河のシンボルが・・・。
はいたかさん、どうも。
帰省&天河の旅おつかれさまでした。
楽しく拝見してますよ。
あそこには私も1度いってみたいという思いがあって
数年前にひょんな流れで実現したので、はいたかさんのいう心残りはないというのに同感です。
それと写真をみて思い出したんですが
そういえばウチ(賃貸です)の部屋の照明が面白いことに
神代の鈴の形状をしているのですよ。
最初、入居したときアレ?なんか見たことあるような・・・と
不思議に思ったものです。
部屋に侵入した虫どもは、この照明の光に誘われて
飛んで火に入る夏の虫状態ですが(笑)
もとい、
>はいたかさんのいう心残りはないというのに同感です。

いや、はいたかさんは、そうは言っていなかったか・・・。

つい先程、他の友人の日記を見たら、天河訪問記をみかけて
読んだばかりだったので混同したようです。

でも心残りないですよね?(笑)

え?もう1度いきたいですか。
>千さん

コメントありがとうございますv-410空海が聖書を知っていたとは知りませんでした。でも空海の存在の大きさを考えるとどんなことでも知り尽くしていそうですね。宇宙人のことも・・。

僕はアセンション系のことを調べていて、「金星」というワードとよくシンクロするので、不思議に思っています。空海初め多くの聖者が金星を特別視していたようですね。出口王仁三郎も太白星(金星)のことを語っているようです。


こころ残りありますw
>ばーてぃみあすさん

こんにちは!そうですか、ばーてぃみあすさんもいらっしゃったんですね。僕は一日しかいられなかったので、結構こころ残りがあります。まだ天河成仏できそうにありませんw

昨日修道会に参加した時に天河や弁天様がらみでいろいろと驚きの話しを聴かせてもらいました。I先生も昔京都にいた頃、月一くらいで訪問していたようで「俺は弁天小僧だから!」と言っていました。

神代の鈴の形の照明はよいですね。見てたらトベそうv-481

あ、「NHKへようこそ!」全部見ましたよ。
ずっぽりハマりました!

やっぱり、クマに会わないと。
そうなんですよ。一人で行くつもりでしたが、仲間に便乗しての楽旅でしたけど。周辺はほとんど見なかったので、はいたかさんのブログを見て、そんなところがあったのかと。

弁天小僧・・・ウケますね、これ。
そういえば自分の日常でもこれもしや弁天がらみなのか?と感じる現象があります。I 先生、天河、などの影響なのかな?とか。

NHK全部みましたか!はまると思ったんだよねw

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