マウリツィオ・カヴァロ氏の話し

  「1981年の事件のおかげで、私の考え方も変わりました。神の叡智は存在するのだと身をもって知ったのです。しかし、それは今までのイメージとはまったく違うものでした。確かに神のような存在だが、私たちの祈りを聞いてくれる存在ではないのです。それはすべてをプログラムした存在だからです。私たちの生と死は、これらのプログラムに組み込まれたいち過程に過ぎない。」                         
                                        マウリツィオ・カヴァロ


 10月30日、都内某所で行われたイタリア人のUFOコンタクティー、マウリツィオ・カヴァロさんの講演で話を聴く。主催は浅川嘉富さん。

 カヴァロさんは、1981年にアブダクション(誘拐)されて以後ずっとコンタクトが続いているという。

 詳しいコンタクトストーリーはこちらで紹介されている。
 
 ホイットリー・ストリーバーの『コミュニオン』にも書かれているが、意識だけのチャネリング体験ではなく実際に肉体のまま拉致されるような経験は相当の衝撃を与えて、それまで生きて来た現実感を粉々にしてしまうことがあるようで、カヴァロさんもコンタクト以後その体験を話すことによって友人を失い、家庭も失ったという。特に1981年と言う時代はアブダクションケースについての認識も全く社会的には存在してなかったであろうし、周囲の無理解の中でそのような経験を抱えて生きると言うのは大変なことだっただろうと想像できる。

 人の起源や、太陽系内の宇宙旅行などいろいろ濃い話しがあったのだけど、浅川さんとカヴァロさんが2012年に起こるとされるアセンションについて話した時間があったので、その内容を書いてみたい。話はカヴァロさんが『木星の風景』を描写したとことから始まる。




浅川氏(以下A):我々の人類が誕生した頃は、今の太陽と、そして木星とふたつの太陽があったそうなんです。そしてそのふたつの太陽のうち木星のほうが力が衰え、輝きが落ちて現在の木星になった。彼が木星に行っていますんで、その時に見た情景をお話しください。

カヴァロ氏:木星はイタリア語でジョーべと言いますが、ジョーべとはイタリア語で若いという意味ですが、この星はまだ若い星なんです。                                   そしてこの惑星は昔、太陽でした。太陽系に輝いているふたつの太陽のうちの一つだったんです。さてこの木星には原始時代のような非常にプリミティブな光景が広がっておりました。そのうちこの木星が地球の運命を左右するような関わり方をしてくると思います。                       近い将来地球は大きな変換期を迎えます。その時周波数の上昇・・次元上昇というものが起こると思うんですけど、その時高周波に対応できない人類も出てきます。そういった人類がここに移り住むといった可能性がある訳です。

 A:はーこれはびっくりましましたね。木星に行くのかどこに行くのか、胸に手を当てて考えてみましょう(笑)せっかくその話が出ましたんで、いよいよ近付いてきているアセンション、これについて彼はクラリオン星人からどのように聴かされているのかお聞きしたいと思います。

 これは重要なテーマです。2012年、この日付について新聞などがいろいろ書き立てていますが、もしかしたら何かが起こるのは2012年の前かもしれません。                        
 さてその頃に何が起こるのかと言いますと、ひとつの周期が終わると考えてください。        
 マヤの人々は、ひとつの周期が終りを迎えるということの意味を良く知っていました。なぜなら彼らは私たちが生きているものより前の周期が終わるのを目撃し、それを体験したからです。そして先祖からどういったことが起こるのかということも学んでおりました。                        
 彼らは太陽が「止まる」のを見ました。そして大災害が起こり、多くの人々が死にました。地軸が傾き地球の自転が全く反対方向になったのです。そして2012年に何かが起こると私は確信しております。なぜかというとひとつの周期が終り、しめくくりがやってこようとしているのです。何が起こるのでしょうか?これは波動が変わる、周波数が変わると言うことです。それは私たちの体だけではなく、星自体の、地球自体の周波数が変わると言うことなのです。ですから高周波数に対応できるか否かと言うのが非常に大きな問題になってくるんです。                                 
 私たち人類は一丸となってこういった状況を乗り越えていくべく準備していかなければならないんです。


 A:ひとつの周期が終わると言うのはマヤの予言の中で言っているわけです。
これは私が今年の三月にマヤの神官のトップのドン・アレハンドロをお招きしました。
そして彼と20日間ほど生活を共にした中で彼から聞かされたのは、長期暦のなかで2012年はひとつの周期の終りでここでは大きな変化がおきる。しかしそれが2012年12月21日だとか世界中で言われているけれども、12月何日だなんてことについては全く信じてもらわなくて結構です。それは我々神官自身がそんな正確な日はわからないんですと言っている。
というのは前の神官たちしかその暦は読み解くことが出来なかったんですが、その神官たちがスペイン人によって皆殺しにあっている。ですから現在の神官にはそれを読み解くテクノロジーがないんです。しかし最近になって彼らは彼らなりに勉強して段々わかってきた。それについてはまた機会を改めて話そうということで終わったんです。

  ところが私は巳年ですからしつこい!最後の日に一緒にお風呂に入ったんですね。そして彼の背中を流したんですね。
 そういうことはマヤ人ではないことらしいんです。ものすごく感激されましてね。
 そしてあんまり感激したんで、今度私にもやってくれと。それで彼が私の背中に回りまして、私の背中を流しながら2012年問題を突然喋りだした。その時彼がぽろっと言ったのは、2012年は「遅くなるか、早くなるかいずれかだ」しかしそれは必ず「目に見える現象としてわかる」と言いました。
それは前と同じようにおそらく、明かりが一旦消えるだろう。闇の世界が来るはずだ。これはろうそくを灯そうが懐中電灯で照らそうが全く見えない。それが過ぎた後新しい太陽が輝くと、言っています。
それで最後に前か後かをしつこく聞いたんですが、なかなか言わないんですね。
でも「前ということもあるのか?と聴いたら」おもわず「うん」と(笑)
 
 マヤの最高神官でもはっきりとはわからないんです。前になることもあるし、後になることもある。しかしどうも、最近の世の中の動きを見て、わたしがいろいろ聴かされている比嘉良丸さんの話などを聴くとどうやら少し前に来る事の方が可能性としては強いんじゃないかと個人的には感じます。

 アセンションが2012年より前に起きると言うご意見ですが、あり得ると思います。この大変異、アセンションですけど2012年そのときから始まるのではなくて、もう既に予兆があり、始まっていると私は考えています。
 科学者はこのことについてもっと様々な知識を持っていると思いますが、私たち一般人が見ても最近どうもおかしいじゃないかと言うことが多くはないでしょうか?時空の変化が起きている・・・そして太陽が変貌を遂げつつあるということがわかるかと思います。人間世界がますます恐怖感に侵食されて言っているという感じがしませんでしょうか?人々がいつも恐怖にさらされているといった社会になってきています。そして時間の流れが速くなってきていると感じられはしませんでしょうか?こういった私たちの周りでおきつつある現象についてしっかり考えて見てください。
 何が起こりつつあるのかということを一度良く考えてみる必要があると思います。
さて先ほどのいつ起こるのか?少し前なのか?後のなのかという話しでしたが、私もまったくいつ起こるかは断言できません。いつ起こるかはわかりません。


 A:私の本の中ではアセンションする人は、一回亡くなって、霊的世界に行って四次元、五次元の体を持って生まれ変わるということと同時に、現代のこの肉体を持ったままアセンションするケースもあるということを言ってきたわけです。それに対してそんなこと起きるはずがないと言う方もいましたけど、私は絶対にあると思っていました。
 現に彼の話を聴いていると、それはいくらでもあり得るということがわかりましたね。
 彼は特別のエネルギーを与えられて次元上昇して宇宙船に乗り込んだ訳ですが、今宇宙の中心から強大な生命エネルギーが注がれています。だから我々も徐々にですがアセンションしてるんだと思いますね。ミツバチが大量に消えたとか、金魚鉢の金魚が突然消えたなんていうのも、あれはひとつのアセンションだと思うんですね。何百万匹の蜂が病気で死んだと学者は言いますがその死骸がまったくないんですから。
 最後にひとつだけお聞きします。カヴァロさんは55歳くらいだと思いますが、お年の割にはだいぶおぐしが少ない。髪も白い。これは宇宙船に登場することによってそういう現象が起きたんですか(会場笑

 そうです誘拐を受けて、宇宙人とのストレスによってこういう風になってしまったんじゃないかと思っています。今私は55か56っていう話しが出ましたが、実は私は12歳です・・・・冗談です(笑

 冗談抜きでお話ししますが、私のこの体験は大きなストレスになっています。身体的にも精神的にも。ですから体に大きな負担がかかってこのようになってしまったと思うんです。なぜかよく考えて理由がわかっております。
 普通の人間が高い周波数の次元に度々行きますと、体に様々な変化が起きます。高次元のところにアクセスするたびに時間的な矛盾が起きます。例えば彼らの次元に10年いたとします。その間私は一切歳はとりません。
 しかし、こちらの3次元に戻ってきたとします。そうすると一年間で20年歳をとった換算になるんですね。ですからもしアセンションなどで高い次元に移行することが出来たならば、そのままその次元に残るようにしてください。
 私のように行ったり来たりしていると大変なことになってしまいますよ(笑


 
 


アセンション考 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008/11/01 12:03
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