11/29 Web Bot勉強会と、F・K・ディックの気配

 ブログ 『ヤスの備忘録』のヤスさんが主催する、WebBotプロジェクトの勉強会に参加した。

  100人位の参加者だったが、ディスカッションをするということで一人づつ簡単な自己紹介をしたのだが、予期してなかったので小動物(チキン)並みのハートの僕は非常に緊張した。その後は発言はすることなく話しを聴いていた。

 WebBotというのはクリフ・ハイという人物らが考案した、インターネットWebを用いた未来予知の手法だ。この技術は、人間には一定の割合で強いサイキックな能力の持ち主が存在するということを前提としている。彼らはスパイダーと呼ばれる言語収集用のウエァソフトを使用して、世界中のインターネットサイト、ディスカッション用の掲示板などから莫大な情報を収集し、その中から、ある語彙にこめられた感情エネルギーを測定する。

 この手法は例えば、『離婚した妻が車の所有権を主張して乗っていってしまった』という文章と、『離婚した妻が車を盗んで行ってしまった』という文章は似たような状況を示唆しているが、明らかに後者のほうが妻への怒りや、様々な葛藤などが含まれていることが予想される。Web Botではこのような点に着目し、様々なキーワードに含まれる感情価の値を測定し、その異常な高まりなどによって事件を予測すると言う。

 2001年の6月、これまでになかった程の感情価が測定された。その感情エネルギーの高まりは、二ヶ月ほどにも渡り、同年の10月くらいに一端収束することをデータは予測していた。
 この後にNY同時テロが発生し、10月にはアフガニスタンへの侵攻が行われた。

 2008年の現在、その時を上回るような感情価の放出が測定されており、これは来年2009年の2月まで続くという。この間に、起こりうる出来事はドルの信用崩壊、それに伴う社会的混乱でありオバマ新政権は就任直後からブッシュ政権が行ってきた数々の矛盾と直面せざるを得なくなるだろうという。

 さらに「2009年 地獄の夏」というキーワードが至る所に見られるようになっている。
 現在、個人的にはいたるところでカオスが増大し、古い秩序が死につつあるように思われるが、その既存システムの矛盾露呈と、それによる混乱、雇用の悪化、食糧危機、政府への怒りなどで内戦・暴動が頻発するのが来年の夏ということのようだ。Web Botの技術をそのまま信用するのであれば、2009年にアメリカで起こる変化は、2001年のものより大きいということになる。(あくまでWeb Botという未完成なテクノロジーの出した答えであり、メインステージはアメリカ。もっとも常識的に考えても日本でも現システムの混乱、経済状態の悪化は今よりさらに拡大するだろうし、様々な変化が世界規模で起こることは間違いないだろう)

 現在経済学者にも二通りの考え方があり、ひとつはWeb Botが予測するように急激にドルの死へと向かうという見方と、現在すでにアメリカや日本で行われているような人為的な市場操作によって安定が保たれ、現在の経済が決定的な崩壊をきたすことはないという見方があるようだ。
 Web Botは前者『ドル崩壊、アメリカの転落』シナリオを描いている。

 もしも、Web Botが描く「ドル崩壊」のシナリオへ向かうとすれば、概ね次にようになるのではないかとヤスさんは予測する。

 2008年末~2009年

 2009年地獄の夏を含む、大きな転換期

 2009年~2010年

 市場原理の決定的な破綻により、銀行の国有化などが進行し、国家資本主義的なシステムに移行する国が増える。ドルに変わる新たな通貨が出現し、それにしたがって世界を何ブロック化に分割した「ブロック経済圏」が出現するかもしれない。

 2010年~

 Web Botは長期未来に関する予測は少ない。
 ただこの頃ブロック経済圏同士の利害の衝突による紛争(WWⅢ)が起こるかもしれない

 僕がWeb Botのシナリオに興味を覚えるのは、それがかなり『アセンション系』シナリオと類似しているからだ。実際にWeb Botにも宇宙関連のカテゴリーと言うものがあり、2009年に起きるコズミックな現象が人間に及ぼす影響についても多くの予測が出されている。
 次のようなものがある。

 ※12月23日からこの冬にかけて「ハーモニックウェーブ」と呼ばれる未知のエネルギーが地球に降り注ぐ。約10万人がこのエネルギーから影響を受けるが、当局はこれを脅威としてとらえる。
 ※2009年の春以降シンクロニシティー(偶然の一致がたてつづけに起こるような現象)を感じる人間の数がものすごい勢いで増加する。シンクロニシティーの増加に不快感を感じる人もいるが、一方それらと調和して、自分の人生の指針とする人も増える。 
  またシンクロニシティーに関して驚くような実験をしているグループの存在があきらかになる。
 
 ※2009年には宇宙からのエネルギーによる現象を多くの人が経験するようになる。突然の家電製品の停止、軍事設備の不安定化など。政府はもっともらしい説明を与えようとするが、彼らは何も知らないことが明らかになる。

 ※「宇宙からの未知のエネルギー」「エイリアンとのコンタクト」「宇宙の未知の現象」などの感情価はどんどん高まりつつある。

 ※解雇されたNASAの職員から内部告発者が多く出て、UFOやエイリアンに関する真相を明らかにしようとする。

 ブログに書いていないことでヤスさんが知っている情報を話してくださいと質問した参加者の人がいた。その時にヤスさんが話していた内容がとても興味深かった。
 こういった人間の潜在的な超能力や、集合意識を活用したWeb Botのようなプロジェクトがアメリカにはいくつかあるらしいが、その中のひとつに人間が夜に見る夢の膨大なデータを収集し、そこに共通するパターンを研究している団体もあるという。
 そのグループの人間は、Web Botの描く未来シナリオを知って、自分たちが夢の研究によって予測した未来と大変似ていたので驚いたと話しているということだった。

 なんかSFの世界に迷い込んだようで(それも、F・K・ディックとかの世界)若干頭がくらくらしてきたが、確かに集合意識のデータを包括的に集めるのはこのような方法がよいのかもしれない。
 web BotはWEBに存在する言語分析の手法だが、一見無秩序な情報の海からデータを収集するということでどこか『聖書の暗号』を解読する方法を連想させられた。(全く違うっちゃ、違うのだが) 

 しかし、F・K・ディックの小説の中で、アンドロイドを創造することによって、アンドロイドと自分はどう違うのかという疑問に陥ったように、集合無意識を探求するということは、やがて自分自身の意識構造とは一体何かというような疑問に振り戻されるようなそんな可能性を秘めているような気がする。
 ディックは未来予知をテーマとした映画『マイノリティーリポート』の原作者だ。 

 F・K・ディックが提出した根本的疑問のひとつは

 『現実とはなにか?』だった。
 ディックは一途な神秘家でもあったのだ。 
 彼は、普通の人間が考えるような時空間の概念はすべて幻想だと言う地点に接触しようとしていた。ランダムな情報の海にこそ真理は眠っている。だから、小説『ヴァリス』の主人公は、そのラストでテレビの前に座って答えを待ち続けるのだ。次のセンテンスは、僕がこよなく愛する一文だ。

 『わたしはテレビのまえに座りこみ、画面を見つめ、新たなメッセージを待ち続けた。
 わたしはわたしの心の中になおも存在する、ささやかなリピドン会のメンバーの一員なのだ。映画の『VALIS』に登場したミニチュアの人工衛星のように、ビールの空き缶さながらにタクシーにひきつぶされたその人工衛星の縮小版のように、聖なるものの象徴はわたしたちの世界のガラクタ置き場に最初に姿をあらわす。というよりも、わたしは自分にそう言い聞かせた。
 
 ケヴィンがこれを言ったのだ。聖なるものはきみが一番期待していないところに侵入する、と。「見つけ出せる見込みの一番少ないところを捜して見ろよ」ケヴィンはファットに一度そういったことがある。どうやってそんなことができるのか。矛盾ではないか。

  (中略)

 わたしの調査はわたしを家に釘づけにした。わたしは居間でテレビのまえに座った。
 わたしは座った。待った。見た。ずっと目を覚ましていた。
 わたしたちがはるかな昔にそうするようにいわれたように。
 わたしは使命を果たし続けた。



 テレビ、WEB、それに夜に見る夢の中に未来があるとすれば、
 ダンテス・ダイジが言うように、テーブルの上に無造作に並べられた、食器の配置にも未来が隠されている。それらはすべて集合的意識とつながっている。
 今時代とそのテクノロジーはディックが見たような地点にもしかすると向かっているのかもしれない。
 そのポイントは「エゴの臨界点」ともいえるような気がする。
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アセンション考 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2008/11/30 13:20
コメント
全てが
シンクロしまくってますね~
>飛行船さん

これ以上シンクロ率が高まると気が狂いそうで怖いですね(笑)そういえば今朝、家を出ると上空に白くて細長いなぞの飛行物体(?)が浮かんでおりました。飛行船だったのかなあ・・・。

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