しあわせを求めて


 幸せは、幸せを求めていない時に 在る

 幸せを、時空間的に離れた『どこかに求める自分』の名前を「不幸せ」という

 しかし、幸せを求めないで居る事は、幸せにしか出来ない

 幸せであれば 幸せを求めるという意識の方向性は生まれず

 ただ変化を楽しみながら流れることが出来る

 求めないという状態は 与えられる

 求めるという状態も 与えられる


 幸せ以外に 幸せを求めないで居られる 存在がいるだろうか

 不幸せが 幸せにたどり着く事などできるだろうか?

 あー幸せを求めたくなってきた!

 そんな時は 幸せを求める自分を 見つめながら
 
 精一杯求めてみるのもよいのではないか


 迷宮の都市を去ることは、禁止されていた訳ではない。

 それどころか、首尾よく脱出できたものは、恩寵に恵まれた者、ヒーローとみなされ、のちのちまで伝説として語り継がれた。だが脱出は幸福なものにしか許されなかった。

 迷宮の全住人を支配する掟は、逆説的で、しかも変更不可能なものだった。

 もっとも重要な掟のひとつは、「迷宮を去るものだけが幸福になれる。だが、幸福なものだけが迷宮から逃げ出せる」というものだった。


 ミヒャエル・エンデ著 鏡の中の鏡 第二章 息子は父親でもある師匠(マイスター)のすぐれた指導のもとで翼を夢見た より



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神様 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2009/04/11 16:24
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