ちっぽけな日々


 ちっぽけな部屋の電気を消し
 今日もベッドにもぐるよ
 ちっぽけな一日がまた
 終わろうとしている

 ちっぽけな僕と
 ちっぽけな君とは
 いつもちっぽけな事で
 喧嘩ばかりしている

 ちっぽけな僕は
 でかい世界に憧れる
 でもデカン高原やサハラ砂漠の夕陽に
 僕のちっぽけな心は
 似合わない

 ちっぽけな哲学
 でっちあげりゃいいのさ
 それがどんなに
 時代に馬鹿にされても


 ある日夢を見た
 ちっぽけな君が
 突然女神になって
 やるせなく抱えていた問いに
 すべて答えてくれる夢さ

 何も変わらないよ
 何も終わらないよ
 何も始まらないよ

 僕は僕でいる

                          
                                       ’96年ごろ   


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詩集1(Birth) | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/08/16 17:10
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