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 「臨死体験 未来の記憶」フィリス・アトウォーター著

 アトウォーターさんは臨死体験や意識の研究家だ。
 「光の彼方へ」という本も邦訳されているが、その中で彼女はずっと遠い過去世に別の惑星で爬虫類(トカゲ?)型の知的生命をやっていた記憶があるというようなことをおっしゃっていたと思う。
 この発言からもわかる通り、彼女はかなり異色な感性と知性を備えた人であると僕には思える。
 アトウォーターさん自身の臨死体験も、よくあるタイプの霊界物語や、光との遭遇という域を超えているように見える。
 三度目の臨死体験において、彼女はそれぞれ逆方向に回転するふたつのサイクロンが砂時計型につながったものを目撃する。

 「サイクロンの強烈な回転力はまた、それぞれの渦の外周部で反対の回転を生み出しており、その過程で別のエネルギーの高まりが現われてきた。この新たなエネルギーの高まりが、各サイクロンの左右に空間を作り、その副産物として、暗闇と光を作り出しているように見えた・・・

 「これを見た私は、回転するサイクロンの副産物である暗闇と光が、同一の力学から生じる、正反対の<サイン>であることを悟った。・・・暗闇と光は、絶え間なく自らを再創造し、変容し続ける創造の営みから生まれた必然的な産物なのだ。私にはまさしくそう感じられたし、宇宙の創造に立ち会っているかのような感覚があった

 「私は、今まで<いのち>と呼んでいたものに何の興味も持てなくなり、放射される力の光線にただただ魅了されていた・・・その空間、その場所は、私にとって神へと至る入り口であるかのように思えたので、私はその中心点に向かっていこうと決心した。私はかつて、そこからやってきた。だからそこへ、神の世界へ戻るのだ。それが私の願いだった・・・

 ちょうどそのときに、倒れている母親を見つけた息子さんが声をかけ、その声ががふたつのサイクロンの連結部へ向かいつつあった彼女を引き止めた。
 もしこれをクンダリニー・ヨーガとして解釈するならば、相当上のほうまでジャンプしているように思える。彼女が見たのは、宇宙の根本構造である、元型的な世界だったのだろうか・・・。

 臨死体験を経験した人にはブレイン・シフトと呼ばれる、脳機能の変質が見られるという。このブレイン・シフトに伴う能力として、しばしば、突然未来を生きるという体験が訪れるらしい。それはいわゆる予知能力のように、一瞬ビジョンとして閃くというようなものではなく、きわめて感覚的に、生々しく、未来を生きるのである。走馬灯の未来バージョン、と言ってもよいかもしれない。アトウォーターさんの場合は何年か分の未来がごく瞬間的に展開したようだ。

 僕はこの能力に関しては特に興味はない。
 しかし『意識』というものが本来、直線的な時間、空間に限定されたものではないという証拠であるとは思う。 
 アトウォーターさんの言うようなブレイン・シフトは広範囲で起こりつつある。それは臨死体験だけではなく、何かの衝撃や、瞑想などでも起こる可能性がある。
 そして、新しいパラダイムを作るためには、ブレイン・シフトをした人たちの物の見方、ビジョンがとても貴重なのだ。
 そのビジョンは、多くの人に受け入れられるためには、新しい言葉で語られなければならない。科学と霊性が結びついたような、新しい神話がどうしても必要になってくる。彼女はこの本の中でそのようなビジョンを提示しようとしているように思える。
 











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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2006/08/14 17:20
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